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Ⅰ．調査目的

国内の給食サービス企業における病院給食（患者給食、職員給食）と老人福祉給食（入所者給食、職員給食）の取扱い動向、在宅配食サービス企業における健康食、治療食等の取扱い動向、及び病院、特養、老健における患者・入所者給食への対応状況を把握し、参入各社の市場戦略と市場の現状と今後の見通しを行うことを当調査の目的とする。

Ⅱ．調査対象分野

□病院給食
□老人福祉施設給食
□在宅食（健康食・治療食宅配サービス）

Ⅲ．調査対象企業

①全国の有力給食企業、及び配食サービス企業
②全国の病院、特養、老健

ⅠⅤ．調査方法

□上記①については、当社専門研究員による直接面接調査を実施
□上記②については、郵送留置アンケート調査を実施

Ⅴ．調査期間

2007年4月～2007年6月
 

第Ⅰ章　マーケットの現状と将来展望

１．病院食・在宅食の市場概念
２．給食市場の現状と病院食・在宅食の位置付け
３．周辺環境の変化
　　１）生活習慣病は日本人の死亡率上位
　　２）注目集めるメタボリックシンドローム
　　３）特定健診・保健指導が2008年度からスタート
　　４）人口減少時代と超高齢社会の到来
　　５）拡大続く医療財政、介護保険財政
　　６）病院数減少と入院期間の短縮化
　　７）特養、老健は微増、有料老人ホームは急増
　　８）日本人の健康意識と食への拘り
　　９）調理現場の省力化に貢献する新調理システム
　　１０）真空調理とメリット、デメリット
　　１１）重要度増す栄養療法、NSTは増加続く
　　１２）嚥下食、咀嚼困難者食は利用者の健康と安全、調理現場の省力化に貢献
　　１３）嚥下ピラミッドとユニバーサルデザインフード
　　１４）病院における関連業務のアウトソーシング
　　１５）日本メディカル給食協会の給食サービス実施状況
４．病院食・在宅食マーケットの現状
　　１）市場概況
　　２）病院食・在宅食の総市場規模推移（2001～2006年度）
　　３）病院食・在宅食の分野別市場構成比の変化（2001／2006年度比）
　　４）マーケットの問題点と課題
５．病院食・在宅食マーケットの将来展望
　　１）2011年の市場見通し
　　２）市場規模予測（2007～2011年度）
　　３）分野別市場構成比の予測（2006／2011年度比）

第Ⅱ章　病院給食マーケットの現状と展望

１．病院給食の現状と外部委託状況
２．病院給食市場の参入企業動向
３．市場規模推移（2001～2006年度）
　　１）全体市場（患者給食、職員給食）
　　２）委託化市場
４．参入企業シェア（委託化市場）
５．病院給食有力参入企業の企業戦略分析
　　１）事業パターンと運営システム
　　２）調理加工方法
　　３）メニューの状況
　　４）食材仕入状況
　　５）営業状況
　　６）鮮度維持・安全管理対策
　　７）物流対策
　　８）今後の市場戦略
６．病院給食市場の問題点と課題
７．病院給食市場の展望
　　１）2011年の市場見通し
　　２）市場規模予測（2007～2011年度）

第Ⅲ章　老人福祉施設給食マーケットの現状と展望

１．老人福祉施設給食の現状と外部委託状況
２．老人福祉施設給食市場の参入企業動向
３．市場規模推移（2001～2006年度）
　　１）全体市場
　　２）委託化市場
４．参入企業シェア
５．老人福祉施設給食有力参入企業の企業戦略分析
　　１）事業パターンと運営システム
　　２）調理加工方法
　　３）メニューの状況
　　４）食材仕入状況
　　５）営業状況
　　６）鮮度維持・安全管理対策
　　７）物流対策
　　８）今後の市場戦略
６．老人福祉施設給食市場の問題点と課題
７．老人福祉施設給食市場の展望
　　１）2011年の市場見通し
　　２）市場規模予測（2007～2011年度）

第ⅠⅤ章　在宅食マーケットの現状と展望

１．惣菜宅配マーケットにおける在宅食（健康食・治療食宅配サービス）の位置付け
２．在宅食（健康食・治療食宅配サービス）の現状（市場概況）
３．在宅食（健康食・治療食宅配サービス）市場の参入企業動向（新規参入状況）
４．市場規模推移（2001～2006年度）
５．参入企業シェア
６．在宅食（健康食・治療食宅配サービス）有力参入企業の企業戦略分析
　　１）事業パターンと運営システム
　　２）調理加工方法
　　３）メニューの状況
　　４）食材仕入状況
　　５）営業状況
　　６）鮮度維持・安全管理対策
　　７）物流対策
　　８）今後の市場戦略
７．現状の問題点と課題
８．今後の市場見通し
　　１）2011年の市場見通し
　　２）市場規模予測（2007～2011年度）

第Ⅴ章　医療現場における栄養療法調査

□回答属性
１．給食の提供状況
　　１）給食提供者数、総給食数、給食費用
　　　　①患者（入所者）給食
　　　　②通所者給食
　　　　③在宅配食サービス
　　　　④職員給食
　　２）給食の担当人員
　　　　①直営部門
　　　　②委託部門
　　３）導入している給食の対応方式
２．給食の外部委託状況
　　１）給食の外部委託状況
　　２）給食の外部委託時期と委託業者
　　　　①給食の外部委託時期
　　　　②給食の外部委託業者
　　３）給食を外部委託した理由
　　４）給食の外部委託のメリット
　　５）給食の外部委託のデメリット
３．NSTの設置状況
　　１）NSTの設置状況
　　２）設置の場合の人数
　　３）NSTの設置時期
　　４）NSTの設置理由
　　５）NSTの設置効果
　　６）在宅栄養療法での使用製品
　　　　①栄養剤
　　　　②流動食
４．入院患者について
５．給食メニューについて
　　１）給食メニュー数と特別食構成比
　　　　①給食メニュー数
　　　　②特別食の構成比率
　　２）給食の食数ベースでの構成比
　　　　①患者食（病院）のメニュー別構成比率
　　　　②介護食（特養、老健）のメニュー別構成比率
６．病態別調理済み食品の使用状況
　　１）使用の有無
　　２）使用している場合の商品
　　３）病態別調理済み食品の使用理由
　　４）病態別調理済み食品の使用上の問題点
　　５）病態別調理済み食品の今後の使用意向
７．厨房機器への要望
　　１）熱源・熱効率について
　　２）初期・ランニングコストについて
　　３）安全性について
　　４）環境対応について
　　５）メンテナンスについて
８．現在の給食に対する問題点
９．給食施設のリニューアル予定
１０．給食についての今後の予定
□アンケートフォーム

第ⅤⅠ章　有力参入企業の個別実態(29社)

□株式会社アイコーメディカル
　　～CKチルパック方式で福祉施設給食、幼稚園給食を拡大
□株式会社愛和
　　～施設配食の拡大で効率運営～
□イフスコヘルスケア株式会社
　　～有料老人ホーム、保育所給食に注力～
□株式会社魚国総本社
　　～CS重視経営と筋肉質経営を推進～
□エームサービス株式会社
　　～売上高2桁増、メディカル・シルバー給食貢献～
□エスシーロイヤル株式会社
　　～ロイヤルのクオリティを活かせる受託企業へ脱皮～
□株式会社エックスヴィン
　　～「宅配クック123」「特助くん」を2本柱に展開～
□株式会社グリーンハウス
　　～「人」「組織」「コンプライアンス」、内部固めの時～
□シダックスフードサービス株式会社
　　～「マザーフード」を理念に、メディカルフードサービスを拡大～
□株式会社ストーク
　　～首都圏深耕へ、経営資源を集約～
□西洋フード・コンパスグループ株式会社
　　～2007年4月グループ再編成、基盤強化を図る～
□タイヘイ株式会社
　　～冷蔵・冷凍調理済みメニューが伸長～
□トオカツフーズ株式会社
　　～「おまかせ健康三彩」、今期3倍増狙う～
□株式会社ニチレイフーズ
　　～気くばり御膳は1年間で倍増～
□株式会社ニッコクトラスト
　　～経営面・衛生面においても筋肉質の体質作り～
□株式会社日京クリエイト
　　～事業再編進み、給食構成比が80％超える～
□日清医療食品株式会社
　　～SV増強で事業所フォロー体制強化し、ES、CS再構築へ
□株式会社日米クック
　　～事業構造をチェックし、企業体質強化へ～
□日本給食サービス株式会社
　　～特養・老健・有料老人ホーム受託に注力～
□株式会社はーと＆はあとライフサポート
　　～きめ細かなサービス、個人、施設向け配食に集中～
□ハーベスト株式会社
　　～メディカル・シルバー給食が大幅の伸び～
□富士産業株式会社
　　～病院・福祉施設給食受託を愚直に推進、年率5％以上の成長を持続～
□株式会社ミールケア
　　～長野県内のドミナント強化と首都圏進出を推進～
□有限会社美和コーポレーション
　　～「栄養管理弁当」発売1年経過、事業の柱へ育成中～
□株式会社武蔵野フーズ
　　～「健康美膳」で冷凍健康管理宅配食市場に参入～
□メーキュー株式会社
　　～浜松赤十字病院に続く院外調理受託強化で、CK効率アップ
□株式会社メフォス
　　～老人福祉施設は前年比120％で3割超に～
□株式会社レオックジャパン
　　～有料老人ホーム受託で高シェア～
□ワタミの介護株式会社
　　～ワタミのホスピタリティで有料老人ホームの「食」を運営～

第ⅤⅡ章　病院食・在宅食関連企業名鑑（225社）

第ⅤⅢ章　参考資料

□社団法人日本メディカル給食協会会員名簿