2025 プライム市場上場500社の人的資本経営の動向
近年、人的資本経営=人材(従業員やその家族)を企業の需要な資本と捉え、その価値を最大限に引き出して企業価値向上につなげる経営手法に取り組む企業が増えています。こうした背景には、①就労人口減による人材確保難(採用難)の解決が向上課題となっていること②業務のデジタルシフトや従業員定着難に伴うスキルの棚卸やリスキリングの重要性が増していること③サクセッションプランの要となる後継候補者・次世代リーダー育成の重要性が増していること④定年制の延長等による従業員の高齢化が進展し、従業員の健康向上がパフォーマンスの維持・向上に欠かせなくなっていること――などがあります。これを踏まえ、今調査では、プライム市場に上場する企業のうち売上高の大きい上位500社を対象に、人的資本経営に対する取り組み動向、投資実態を調査することになりました。これにより、投資先となり得る採用・教育・健康に紐づいたサービスを提供する事業者を支援するレポートを作成することを目的としています。
調査資料詳細データ
調査の目的:本調査では、日本を代表するプライム上場企業 500 社が取り組む人的資本経営を把握するために、投資対象となる「採用」「教育」「健康」の 3 分野から人的投資の実態に関する情報を収集し、調査対象企業ごとに取りまとめるものとする。
調査収録企業:プライム市場に上場する売上上位 500 社
調査内容の対象年度:2023 年度基準(決算期:2023 年 7 月~2024 年 6 月)
調査方法:調査対象企業の有価証券報告書、統合報告書、サスティナビリティレポート、ESG レポート、HP などを通じて公表されている情報を基に該当情報を抽出。
調査期間:2025年1月~2025年3月
- 人的資本経営に取り組む企業、人的資本経営関連サービス(採用関連サービス・教育関連サービス・健康関連サービス)を提供する事業者、金融機関・企業投資家必携資料
- プライム市場に上場する売上上位500社の人的資本経営動向をまとめたマーケティング資料。最新データ【2023年度基準(2023/7~2024/6期決算)の数値】を掲載
- 人的資本投資先は採用・教育・健康の各領域別に掲載しており、自社の人的資本経営にヒントとなる他社の人的投資先・取組動向の把握が可能
- 投資先の企業価値評価、投資先候補となる企業の選定・目安となる人的資本情報の把握が可能
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