定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。
最新号
Yano E plus 2014年4月号(No.073)
●●● トピックス ●●●
《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(13)》
●ノイズ対策用コンデンサ市場
~MLCCはスマホ向けのノイズ対策用が牽引役となり好調に推移
コンデンサはEMC・ノイズ対策で最も多用される受動部品で、セラミックコンデンサをはじめとして一部のフィルムコンデンサやタンタルコンデンサ、アルミ電解コンデンサなどが随所で使われている。
特にMLCC(Multi Layer Ceramic Chip Capasitor:積層セラミックコンデンサ)は突出して使用量が多く、スマートフォンでは1台当たり最大500個、タブレット端末やノートPCでは同800個、TVでは同1,000個、自動車では同2,500個以上搭載されており、その大半がノイズ対策絡みとみなされる。
近年のMLCCはセラミック誘電体シートの薄層化と積層技術が著しく進化して多層化が進み、1,000層近くを積層した製品も登場した。そのため静電容量が10年で100倍以上に拡大し、タンタルコンデンサやフィルムコンデンサなど他のコンデンサの領域の一部を取り込みつつ使用分野を拡げてきた。
●●● 内容目次 ●●●
《自動車関連》
●車載OBD接続機器市場(3) (3~11ページ)
~グレーゾーンマーケットから浮上?胎動が始まっている~
1.OBD接続機器はどこに特徴があるか
1-1.外部のセンサなどでは得られない情報を取得できる
【図1.車の制御情報(一例)】
1-2.OBDⅡ接続機器はグレーゾーンのマーケット
【表1.OBDⅡを利用した車載機器など(代表例)】
1-3.OBDⅡとセキュリティ
2.OBD情報の利用の難しさ
2-1.グレーマーケットから浮上か?
2-2.利用するまでの努力
3.OBD接続機器の今後の市場性
《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(13)》
●ノイズ対策用コンデンサ市場(1) (12~31ページ)
~MLCCはスマホ向けのノイズ対策用が牽引役となり好調に推移~
1.はじめに
1-1.EMC・ノイズ対策用部品・材料の市場規模
【表1.EMC・ノイズ対策用主要部品・材料の市場規模(2013年)】
【図・表1.ノイズ対策用フィルタリング部品のWW市場内訳(2013年)】
1-2.ノイズ対策用コンデンサ市場の内訳
【図・表2.ノイズ対策用コンデンサのWW市場内訳(2013年)】
2.ノイズ対策とセラミックコンデンサ
2-1.ノイズ対策用コンデンサの使用形態
(1)バイパスコンデンサ
(2)デカップリングコンデンサ
(3)安全規格認定コンデン
(4)スナバコンデンサ
2-2.セラミックコンデンサの特長
(1)構造の違いと誘電体の違い
【図1.MLCCの構造(概念図)】
(2)MLCCの利点と市場規模
【図・表3.MLCCのWW市場規模推移・予測(数量・金額2012-2017年予測)】
【図・表4.セラミックコンデンサに占めるMLCCのWW市場比率(2013年)】
(3)サイズ・アプリ動向とメーカー・シェア
【図・表5.MLCCのサイズ別WW市場構成比(2013年)】
【図・表6.MLCCの利用分野別WW市場構成比(2013年)】
【図・表7.MLCCのWW市場メーカー・シェア(2013年)】
3.注目企業の動向
3-1.KEMET Corporation
【図・表8.KEMETのコンデンサ(キャパシタ)事業の内訳】
3-2.株式会社MARUWA
【図2.MARUWA /スタック型(左)とブロック型(右)セラミックコンデンサ】
3-3.TDK株式会社
3-4.太陽誘電株式会社
3-5.株式会社村田製作所
【図3.村田製作所/世界最小の0201サイズMLCC】
《次世代材料・ソリューション》
●ニューカーボン産業 (32~54ページ)
~特殊炭素製品の成熟度合いが高まる中
ナノカーボン材料の新機能・用途開発が期待される~
1.ニューカーボンとは
【表1.炭素材料の分類】
2.ニューカーボンの種類
2-1.特殊炭素製品
2-2.炭素繊維
【図1.炭素繊維(ピッチ系)の断面形状を示す顕微鏡写真】
【図2.炭素繊維(PAN系)の製造プロセス】
【図3.炭素繊維(ピッチ系)の製造プロセス】
【図4.炭素繊維の二酸化炭素削減効果】
2-3.カーボンナノチューブ
【図5.CNTの原子模型】
2-4.フラーレン
【図6.フラーレンC60の原子模型】
3.ニューカーボンの需要分野
3-1.電気分野
3-2.冶金分野
3-3.機械分野
3-4.航空宇宙分野
3-5.その他分野
4.ニューカーボンの市場規模推移と予測
【図・表1.ニューカーボンの国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
【図・表2.ニューカーボンのWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
【図・表3.ニューカーボンの種類別国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
【図・表4.ニューカーボンの需要分野別(特殊炭素製品)国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
【図・表5.ニューカーボンの需要分野別(炭素繊維)国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
5.ニューカーボンの企業シェア
【図・表6.ニューカーボンの種類別国内市場における企業シェア(2013年・特殊炭素製品)】
【図・表7.ニューカーボンの種類別国内市場における企業シェア(2013年・炭素繊維)】
6.ニューカーボンの主要取組企業・団体の動向
6-1.イビデン株式会社
6-2.株式会社クレハ
6-3.独立行政法人産業技術総合研究所
6-4.昭和電工株式会社
6-5.東海カーボン株式会社
6-6.東邦テナックス株式会社
6-7.東洋炭素株式会社
6-8.東レ株式会社
6-9.日本カーボン株式会社
6-10.日立化成株式会社
6-11.三菱化学株式会社
6-12.三菱樹脂株式会社
6-13.三菱レイヨン株式会社
6-14.名城大学
7.ニューカーボンの将来展望
●バイオミメティクス市場 (55~76ページ)
~欧州が先駆けて発展、
最近のナノテクノロジーの進展と相まって、研究の潮流に乗れるか!~
1.バイオミメティクスとは
2.バイオミメティクスの系譜
【図1.バイオミメティクス研究の歴史】
2-1.分子系バイオミメティクス
2-2.機械系バイオミメティクス
【図2.カワセミと500系新幹線先頭車両】
2-3.材料系バイオミメティクス
【図3.サメの体表面とリブレット構造の電子顕微鏡写真】
【図4.ヤモリの足とそれを模倣したロボット】
3.バイオミメティクスの市場規模推移と予測
【図・表1.バイオミメティクスの国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
【図・表2.バイオミメティクスのWW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
【図・表3.バイオミメティクスの系統別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
【図・表4.バイオミメティクスの需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
4.バイオミメティクスの企業シェア
【図・表5.バイオミメティクスの国内市場における企業シェア(2013年)】
5.バイオミメティクスの主要取組企業・団体の動向
5-1.独立行政法人産業技術総合研究所
【図5.蓮の葉の表面の電子顕微鏡写真とアルミニウムの表面処理の模式図】
5-2.シャープ株式会社
【図6.アホウドリとエアコン室外機のファン】
5-3.東北大学
5-4.帝人株式会社
【図7.モルフォ蝶の羽の構造と発色繊維の構造発色の原理】
5-5.日東電工株式会社
5-6.浜松医科大学
5-7.独立行政法人物質・材料研究機構
5-8.北海道大学
5-9.三菱レイヨン株式会社
【図8.モスアイと無反射フィルムの電子顕微鏡写真】
5-10.Daimler AG(ドイツ)
【図9.ハコフグとMercedes BenzのBionic Car】
6.バイオミメティクスの海外動向
6-1.欧州
6-2.北米
6-3.アジア
7.バイオミメティクスの課題と今後の見通し
《ストアオートメーション(3)》
●キオスク端末市場 (77~85ページ)
~ロケーション拡大・高機能化により市場は増加傾向で推移~
1.キオスク端末とは
【図1.キオスク端末外観及びシステム】
【表1.キオスク端末の変遷(初期)】
2.市場概況
2-1.キオスク端末市場概況
【図・表1.キオスク端末国内市場規模(数量・金額:2011-2013年3月)】
【図・表2.キオスク端末国内需要分野別比率(台数:2013年)】
【図2.飲食、流通以外での主な利用ロケーション】
3.参入企業取組動向
3-1.日本電気株式会社
3-2.PFU株式会社
【図3.電子マネーとキオスク端末連動のビジネスモデル】
3-3.株式会社日立制御ソリューションズ
3-4.沖電気工業株式会社
【図4.WILLER TRAVEL社 高速バスツアー自動チェックイン概念図】
3-5.その他
4.キオスク端末市場国内市場規模予測
【図・表3.キオスク端末市場国内市場規模予測(数量・金額:2014-2020年3月予測)】
《半導体》
●EEPROM市場 (86~93ページ)
~自動車分野における普及が期待される~
1.市場概況
2.市場規模の推移とシェア
2-1.市場規模の推移
【図・表1.世界のEEPROM市場規模の推移と予測(金額:2010-2014年予測)】
2-2.市場シェア(全世界)
【図・表2.EEPROM世界市場のシェア推移(金額:2011年-2013年見込)】
3.製品動向
3-1.シリアル型とパラレル型
4.各社の動向
4-1.STマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)
4-2.アトメル(Atmel Corporation)
4-3.マイクロチップ・テクノロジー(Microchip Technology)
4-4.オン・セミコンダクター(ON Semiconductor)
4-5.インターシル(Intersil Corporation)
4-6.その他
5.今後の見通し
《太陽電池シリーズ(4)》
●有機系太陽電池市場 (94~106ページ)
~色素増感:エネルギーハーベスティング領域での視界が良好に
有機薄膜:効率はシングルで11.7%、タンデムでは12.0%に~
1.色素増感太陽電池市場
【表1.色素増感太陽電池 半導体電極および基板別主要企業一覧】
【表2.色素増感太陽電池 高効率化の流れ(少面積セル)】
2.有機薄膜太陽電池
【表3.有機薄膜太陽電池 開発動向】
【図1.有機薄膜太陽電池 セル構造】
《あとがき》
お客様からのご質問 (107ページ)
関連マーケットレポート
- D56100804 Yano E plus 2014年4月号(No.073)