定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
  • 定期刊行物 ヤノ・レポート オンライン購読 サンプル資料はこちら

ヤノ・レポート に対するご意見

『ヤノ・レポート』へのご意見・ご要望をお聞かせ下さい。
「ご意見」欄に、ご関心のあるテーマ、『ヤノ・レポート』に掲載して欲しいテーマ等、ご記入をお願いいたします。
ご入力頂きました情報は、テーマ企画策定以外の目的には使用いたしません。
皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

ヤノ・レポート 2015年11月10日号

 トピックス 

紙・パルプ、物流
●マイクロフルート市場の動向
~市場規模は過去最高を更新、クラウン・パッケージの独断場続く~

日本の段ボール市場は、これまでAフルート(段高4.5~4.8mm)やBフルート、Eフルート(美粧段ボール)、さらには欧米で多用されるCフルート(段高3.5~3.8㎜)が使用されてきた。
マイクロフルートは、これら段ボールの次の世代として生まれた段ボールの総称で、F段とG段の2種類がある。E段を上回る美粧性はもとより、包材の軽量化、資源節約、ゴミ減量化に寄与する利点がある上、コートボールと競合した場合には、段ボール特有の緩衝性を発揮できるなど、段ボールとコートボールの境界線上で両者の特徴を併せ持つ存在と言える。
当初はF段市場を中心に市場は拡大したが、次第に成長の舞台をG段に移しつつ、美粧性や機能性、環境適性への評価を高めている。ここ数年は全体のパイが大きくなってきたことなどから成長率は低下してきているものの、依然として潜在ニーズは高く、付加価値化を図りたい段ボールメーカーにとっては魅力的な市場に映っている。最近の特長としては、単純に既存の包材をE段や板紙から置き換えるのではなく、マイクロフルートならではの新商品を開発することによって伸びていく傾向が強まっている。美粧性に限らず、トータルでのコストダウンメリットを評価する声も高まりつつある。

 内容目次  

紙・パルプ、物流

【注目市場動向】
●マイクロフルート市場の動向 (2~13ページ)
 ~市場規模は過去最高を更新、クラウン・パッケージの独壇場続く~

クラウン・パッケージ、日本トーカンパッケージ、王子パッケージング、エースパッケージ、ダイナパック
表.段ボールの種類
図.マイクロフルート F段、G段別生産量推移
表.競合製品と比べた場合のマイクロフルートの利点(その1)
表.競合製品と比べた場合のマイクロフルートの利点(その2)
表.マイクロフルート メーカー別販売量推移

●紙パルプ注目品種シリーズ⑤ (14~21ページ)
 耐油紙 ~コンビニ向け市場拡大、ファストフード向けは伸び悩み~

表.耐油紙 メーカー別 月間販売量推移(薄紙タイプ)
表.耐油紙 メーカー別 月間販売量推移(厚紙タイプ)

【業界リサーチ】
●物流市場実態シリーズ PART5
 鉄道貨物輸送および鉄道利用貨物運送の実態2015 (22~28ページ)
 ~省コスト、省エネが評価され、モーダルシフトの動きがようやく顕在化~

表.鉄道貨物輸送事業の主たる有力企業
図.鉄道利用貨物輸送の事業構造イメージ
表.鉄道利用貨物運送事業の主たる有力企業
図.鉄道貨物輸送量の推移
図表.鉄道貨物輸送事業における市場規模の推移と予測(金額ベース)
図表.鉄道利用貨物運送事業における市場規模の推移と予測(金額ベース)

住宅・建材

【注目市場動向】
●「グラスウール」の動向 (29~34ページ)
 ~次世代省エネ住宅の義務化により今後市場の拡大が期待
  新築での一戸当たりの使用量増加や高性能化図る~

メーカー動向(旭ファイバーグラス、マグ・イゾベール)
図表.グラスウール用途別出荷量推移
表.グラスウールメーカー別出荷量推移
図.2014年度 グラスウールメーカーシェア
表.住宅用グラスウールメーカー別出荷量推移
図.2014年度 住宅用グラスウールメーカーシェア

●「ブラインド」の動向 (35~51ページ)
 ~東京オリンピックに向け非住宅分野での需要拡大に期待
  節電対策用の遮熱スラット品など省エネ・高機能製品の各社注力図る~

立川ブラインド工業、ニチベイ、トーソー、メタコ
図.ブラインド・スクリーン類の市場規模推移(卸売ベース)
図.2014年度ブラインド・スクリーン類の市場構成比(卸売ベース)
図.2014年度ブラインド・スクリーン類の主要メーカーシェア
表.ブラインド・スクリーン類の主要メーカー販売推移
表.ブラインドの主要メーカー販売推移
表.スクリーン類の主要メーカー販売推移
図.ブラインドの主要メーカーシェア
図.スクリーン類の主要メーカーシェア
表.2014年度スクリーン類の内訳

●「ロックウール」の動向 (52~57ページ)
 ~トップランナー制度への対応を推進
  省エネ需要の高まりに向けて市場対応力と生産対応力を強化~

メーカー動向(JFEロックファイバー、太平洋マテリアル、ニチアス、日本ロックウール)
表.ロックウールの用途別出荷量
表.用途別シェア

【注目企業分析】
●事業領域を拡大し高収益を維持する「ウスイホーム」の事業戦略 (58~67ページ)

表.ウスイホームの業績推移(連結)
図.ウスイホームの売上高・販売棟数推移
表.ウスイホームの沿革(1)
表.ウスイホームの沿革(2)
表.ウスイホームの資材調達状況
図.ウスイグループの組織概要(2015年)