~日本では入手できなかった
インドネシアハラール情報資料を発刊~
現地のハラール認証手続き、MUIファトワーに関する最新情報
インドネシア政府からハラール検査機関として認定を受けている「LPPOM MUI」により毎年発行される「INDONESIA HALAL DIRECTORY」。「LPPOM MUI」は世界65カ国4万社以上にハラール認証の実績がある国際レベルで信頼されるハラール検査機関です。KAN(インドネシア認定機関)、UAE、GAC(湾岸認定センター)、HAK(トルクハラール認定局)からも認定を受けています。現在、ハラール認証が求められているインドネシアにおけるハラール認証取得の手引き書として、認証の手続きの内容と要件、ファトワ集(※)、最新のハラール関連情報、認証を取得した企業と製品の情報までインドネシアのハラール認証の基本情報を網羅しております。
この資料はインドネシア語と英語で発刊されておりますが、日本語版の刊行により、当資料のポイントを日本語でご覧いただくことが可能になりました。ハラール認証を検討する企業様にとって必携の1冊となっております。この機会に是非ともご購入をお勧めします。
※ファトワとは、シャリーアの適用に関する判断の難しい事項について、資格のある宗教学者から文書または口頭で出される法的見解で、ハラール認証の発行の最終判断で参考にされます。当資料では食品、化粧品、医薬品のハラール性に関するMUIのファトワが編集されています。
「2024年インドネシア・ハラール・ディレクトリー日本語版」をご購入の方に、「インドネシアBPJPHハラール認証の登録手続きの流れ、BPJPH登録に必要な書類の説明資料、ハラールの基礎知識資料」を差し上げます。
Jurnal Halalとは、1994年12月よりハラール商品の生産者や一般消費者向けにLPPOM MUIが2ヶ月に1回発刊するインドネシア語の雑誌です。ハラール商品、ハラール認証プロセスに関するQ&Aや、LPPOM MUIの活動、イスラム学者への取材やインドネシア消費者のハラールに関する最新ニュースや情報が掲載されている雑誌です。当サイトでは、Jurnal Halalの中からインドネシアのイスラム消費者に関する記事をピックアップ、日本語でお届け致します。
市場調査で国内トップクラスの実績と信用を有する矢野経済研究所(本社:東京都中野区)は、1億8千万人を超えるムスリム人口を抱えるアジア最大のムスリム市場であるインドネシアに対する市場調査活動を強化するとともに現地業界団体とも連携し、取引先やパートナー開発などビジネスマッチングを支援する体制を整えます。
その第一弾としてインドネシアのハラール認証機関LPPOM-MUIのトップを招聘、2014年4月に2日間にわたりセミナーを開催しました。
セミナーは定員を上回り140名以上を集客し、多くの日系企業の関心の高さを伺うことができました。
また第二段としては、インドネシア、ジャカルタにてインドネシア食品協会(GAPMMI:本部:インドネシア、ジャカルタ)と矢野経済研究所が共催で、日本進出に興味のあるインドネシア食品企業向けセミナーを実施。インドネシアと日本相互のビジネス交流のサポートを強化することができました。
今回の「INDONESIA HALAL DIRECTORY 2014-2015の日本語版」の発行に関する提携において、インドネシアハラール市場に進出したい日系企業に対して、現地パートナーに関する情報のみならず、現地のハラール認証の最新情報を日本語で提供することが可能になります。
矢野経済研究所では、今後もLPPOM-MUIとの協力関係を強化、アウトバウンド、インバウンド両面における情報提供サービスとコンサルティング事業を展開してまいります。また、当社のソウル支社、上海現地法人、台湾事務所とも連携し、日本をはじめとする海外企業との事業提携に関心のあるインドネシア企業を支援する体制をあわせて構築してゆく計画です。
中期的にはインドネシアで培ったノウハウをベースにイスラム市場全体にマーケティング支援体制を拡大、日本・アジア企業のビジネス機会の創出に貢献することを目指します。
現在、科学技術の急速な発展に伴い、食品/医薬品/化粧品分野においてもイノベーションが生まれています。消費者の中に「ハラール製品は“クオリティプロダクト”」という意識が育ち、世界でハラール製品の消費が増えています。
そこで、LPPOM MUIは「ハラール情報技術を通じてインドネシアのワールドハラールセンターとしての役割を強化する」ことを目指し、インドネシア・ハラール・ディレクトリ2014―2015年を出版しました。インドネシアのハラールは、ハラール情報技術を通じて、国内外の社会に幅広く認知され理解されていくでしょう。そして、広報活動に注力することで、ハラール製品の消費の重要性が多くの人々に意識され、MUIのハラール認証製品の一般社会における認知は特に日本で急速に高まるでしょう。インドネシアがワールドハラールセンターとしての役割を担っていることを、LPPOM MUI、信頼できるハラール認証機関を通じて、日本の皆様に知ってもらうよい機会と考えています。LPPOM MUIは、矢野経済研究所との連携を通じて、インドネシア・ハラール・ディレクトリ2014―2015年の日本語版を出版することで日本社会へのハラール製品についての知識を共有したいと思っています。
私は多くの日本人がこの本を通じてインドネシアでのハラールについての理解を深めることを願っています。
今後とも、LPPOM MUIと矢野経済研究所との連携を通じて、日本および世界でのハラールの知識を深め、両国間の関係の強化に貢献していきます。
Wassalamu’alaikum Wr.Wb
プレシデントディレクター
Ir. Muti Arintawati, M.Si,