インドネシアの伝統食品DODOL(ドドール)~ハラールかどうか注意が必要です~
ドドールは伝統的な食べ物で、マレーシアにも同じようなものがありますが、伝統的な食べ物としてインドネシア国内で地域ごとに地域の特徴のある味や形で作られています。例えば、南ボルネオでは「カンダガン(Kandangan)」という名前で有名です。一般的なドドールは濃い茶色です。中央ジャワや東ジャワにはジナン(Jenang)という名前で一般的なドドールより柔らかく脂っこく小さいサイズで販売されています。西ジャワにのガル(Garut)はインドネシアでドドールの町として知られています。ガルの町ではドドール製造者や販売している店舗が多く、様々な種類や味や形でドドールが製造販売されており、他の中央ジャワや東ジャワのドドールも販売されています。ガルのドドールは1949年から製造され、ビジネスとして成功させた人物としてH. Iton Damiri (alm) とAam Mawardi (alm)の2名が知られています。有名なブランドである「ピクニック(Picnic)」の販売開始は1959年で、この「ピクニック」ブランドは包装されたパック入りで国内外の観光客向けにお土産用として売られています。
一般的なドドールの原材料はもち米の粉、ココナツミルク、グラニュー糖、パームシュガー、塩を基本とし、それに様々な味を追加します。例えば、ドリアン、サワーソップ、ジャックフルーツ、などの味があります。味によって名前も変わります。ドリアンのドドール、、など。さらにガルの町からは2009年からチョコ味が発売され、「チョコド(Chocodot)」という名で販売されています。
ハラールの観点から監査部門のトップのムリョリニ氏はリスクについて次のように述べています。