医薬品のハラール認証は課題をもたらすだけでなくビジネスを発展させる機会
ハラールライフスタイルがインドネシアのようなイスラム教徒が大多数を占める国だけでなく、世界にも広がっています。現在、ハラール認証の注目度は医薬品分野にも浸透し始めています。2022年10月20日、タイ・バンコクの会議室1 IMPACT Exhibition Hall 8で、「ASEAN ハラール医薬品産業」をテーマに、ASEAN諸国における医薬品のハラール認証の展開について、インドネシア、タイ、マレーシアの3カ国が議論しました。
講師として、LPPOM MUIハラールパートナーシップ&監査サービスディレクターのMuslich氏、チュラロンコン大学ハラールサイエンスセンター設立ディレクターのWinai Dahlan教授、Halal Development Corporation Berhad (HDC), Hanisofian Alias氏が登壇しました。セミナーには、原薬、賦形剤、天然抽出物などの医薬品原料メーカー、最終製剤メーカー、サプライヤー、各国の製薬団体から参加者が集まりました。
医薬品のハラール認証は、課題をもたらすだけでなく、ビジネス関係者にビジネスを発展させる機会を提供するものでもあります。プレゼンテーションの中で、Hanisofian Alias氏は、世界のハラール市場は年々増加していると述べました。