日本でのラマダーン(断食月)
ラマダーンは、家族や周囲のコミュニティが一体となる時間を思い出させてくれます。
日昇に始まる一日の断食は、まず周辺のモスクからの呼びかけで、朝早く起きて、家族と一緒にスフール(断食前の朝の食事)を食べます。断食が終わる日没後は、家族だけでなく、周囲のコミュニティと一緒に断食明けの食事をすることもしばしばです。その後、近くのモスクで一緒にタラウィー(ラマダーン夜の礼拝)をします。子供たちも友達と遊べるという理由で、親と一緒に行きます
ムスリムが少ない日本にいるムスリムの私たちが特にこのような一体感のある時間が、懐かしく感じます。そのため、それぞれの忙しさから週末にしかできないけれど、周囲に住んでいるイスラム教徒の仲間と集まり、断食明けの食事やタラウィーを一緒にすることをできるだけやります。