物流サービスにおけるハラール認証義務化
インドネシアのハラール規制では、食品、飲料、化粧品、医薬品に関連する物流サービスは、ハラール認証義務化の対象になります。
それを背景にインドネシア・ハラール産業&イスラム金融エキスポは一連のイベントとして2023年5月31日にハラール物流に関するセミナーを開催しました。
講師として登壇したLPPOM MUIシニア監査員Hendra Utama氏は認証の手続きについて詳しく説明しました。同氏によると、ハラール製品保証システム(SJPH)の規定では、ハラール物流を満たすべき要件として、コールドチェーンの場合、特に食肉に関してはハラール肉を運ぶ際に専用にしなければなりません。一方で、ドライチェーンの場合は、ハラール製品が豚由来のものを含まない非ハラール製品との共有の物流が可能です。