MTIとLPPOM MUIがインドネシアでハラールポートを展開
島国の中で、港は他国や他島を結ぶために重要な役割を担っている。港は国内や国際の商業流通にとっても重要である。さらに、経済成長を推進するために、地上と水上交通の結び目でもある港の役割は不可欠であり、特に内陸地域では大量の食品の移動が行われている。
インドネシアへの物流に関しては、規制や食品安全だけでなく、ムスリムの人口を多く抱えている国として、ハラール性も極めて重要なポイントとして挙げられる。
そのような背景から、インドネシア湾岸運営公社PT Pelindo IIの傘下にある国営公社PT Multi Terminal Indonesia (MTI)は2016年2月16日にLPPOM MUIとの協力に関する覚書を締結し、特に北ジャカルタ、タンジュンプリオク湾にハラールポートを展開することになった。