MUIはハラムなものに似せた(Tasyabbuh)商品にハラール認証を許可しない

多くの企業は消費者が商品を買うように様々な手段で誘導する。今流行になっているものや強いインパクトを与えるデザインで、現代風の包装・香料・色・味などにより商品を生産する。そして、ムスリムが多く占めている国民に受け入られるようにハラール認証をMUIに申請する。

 

 

これに関して、MUIファトワ委員会の委員長、Hasanuddin氏は、注意事項を上げている。その一つは、イスラムの教えにより、「ハラムなものに似せた商品(Tasyabbuh)はハラール認証の手続きを取ることはできない、認証も許可しない」というものである。2015年12月10日のファトワ委員会のミーティングで議論したある企業のハラール認証申請商品は、ハラムが確実なビール飲料に似せた商品であった。その商品の原材料に関してはハラール性に問題はなかったが、その商品の色、味覚、香料、さらに容器もビール飲料に似せた商品であったため、ファトワ委員会は認証の申請を進めなかった。ただし、その商品はハラム原材料を使用しなかったため、正式にはハラム商品であるとはコメントされていない。

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