ムスリム観光:大阪と京都 編
~東京東西に、盛んな歴史を有するきれいな街並みの大阪と京都がある。大阪の人口は東京と横浜に続いて、3位に占める。東京から600㎞の距離も有する大阪は、新幹線に乗れば2時間半以内に行くことができる。
大都市の大阪は222㎢の面積も有し、訪れることができる観光地も多数ある。いくつか例をあげれば、大阪城、道頓堀商店街、海遊館、梅田、ユニバーサルスタジオジャパン、または住吉大社などのような神社もある。
大阪城は、1583年から1931年にかけて修築された。大阪城は、昔、将軍の権力を象徴していた。和風の建築と高いところに位置する大阪城は大阪の観光目的地の一つとなる。
次は、道頓堀と梅田という商店街がある。道頓堀では様々なお店が並んでいる。お土産屋から、レストラン、屋台、ファッション、エレクトロニクスの店まである。道頓堀には、道頓堀川が流れている。ボートに乗って、昔ながらの市場が並ぶ大阪を眺めることができる。
ここで、道頓堀と違って、梅田は高級な商店街である。世界中の有名なブランドはここに集まってくる。
そして、日本文化を味わいたい観光客に、お寺と神社がある。それは、四天王寺と住吉大社である。四天王寺は難波駅と大阪阿部野橋からアクセスでき、大阪府の中心部にある。ここで、和を表現する建築と赤に染まる装飾が楽しめる。593年に修築されたこのお寺からは11月の紅葉の絶景が楽しみである。また、大阪府の南のほうに、住吉大社がある。日本の神社に多くみられる赤い色に染まる。
ようやく文化体験とショッピングの要求が満たされたら、まだユニバーサルスタジオと海遊館がある。ユニバーサルスタジオでは、ローラコスタなどのようなアトラクションがあるが、海遊館では、豪華な水族館で、海の巨大な魚や海の美しい生き物などが楽しめる。
古典的な京都
現代的な大阪と違って、京都は日本の古典建物を残し、伝統を守り続けている。京都が日本の首都であったのが、伝統を守り続けた理由の一つだと考えられる。大阪から京都までには、30分がかかるが、東京からは2時間半がかかる。京都の有名な観光地を二つあげると、清水寺と古い町の祇園がある。清水寺は丘に建てられる舞台のように丈夫な木材に支えられ、独特な構造を持っている。この舞台上から紅葉と京都の中心部が眺められる。
清水寺から離れて、京都の昔の繁華街の祇園がある。天然石で構成される大通りを歩きながら、古い店並みを眺めることができる。食品や小物または野菜や洋服など様々な商品が用意されている。
祇園を歩き続けると、京都の中心部に至る。その周辺に12世紀に建てられた京都御所がある。1869年までは歴代天皇はあそこで居住し、儀式・公務を執り行った。京都御所は広い京都祇園御苑にある。
ハラールフード
観光に疲れ果てていたら、食事する時間がやって来た。大阪と京都ではハラールフードの選択肢はいくつかある。数は多くないが、簡単に見つけられる。