定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。
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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。
最新号
Yano E plus 2010年4月号(No.025)
《半導体関連特集》
- 新材料グラフェンとデバイス応用
~急速に研究が進む次世代エレクトロニクス材料~
1.グラフェンとは
【図】様々な炭素系材料
2.グラフェンの作製
2-1.剥離法
【図】グラフェン剥離法の例
2-2.薄膜成長
(1)SiC基板上のグラフェン成長
【図】SiC上グラフェン成長と成長したグラフェンのLEEM像
(2)Si基板上のグラフェン成長
【図】有機シラン・ガスソースMBE法によるSiC成長
(3)サファイア基板上のグラフェン成長
【図】サファイア基板上に形成したグラフェン
(4)金属表面へのグラフェン成長
3.グラフェンの応用
3-1.透明電極への応用
【図】グラフェン透明電極上に作製した有機薄膜太陽電池
3-2.トランジスタへの応用
【図】75mmφ酸化膜付Si基板、作製したグラフェントランジスタ構造
3-3.LSI配線への応用
【図】熱電子制御プラズマCVD法
4.今後の展望と市場
【図】グラフェンの将来展開と市場
- GaN単結晶市場
~ホモGaN”LEDがデビュー、これを拡大エンジンにパワーデバイスへ~
1.市場概況
市場品の品質向上による歩留まり改善で、市場成長スピードは鈍化
青紫色レーザ用途以外は大口径化や低価格化ニーズが優先
青紫色レーザ向け価格は高値安定、しかしLED向けは立ち上がり前から破格値必至
青紫色レーザ向けは「2インチで十分」との見方、しかし口径拡大は別目的で進行中
気相法の限界を液相法が超えるのか、それとも気相法のブレークスルーか
2.市場規模
2008年のGaN単結晶市場縮小は歩留まり改善による、今後も微増の厳しい見込み
【表・グラフ】GaN単結晶市場規模推移と予測(金額、数量)】
3.アプリケーション動向
ついに“ホモGaN”LEDが市場デビュー、GaN単結晶市場の拡大エンジンに
2015年ではLED用途向けが43%、複数メーカー参入時代に
【表】2015年GaN単結晶ウエハの用途別枚数予測
【図】GaN単結晶市場の用途分野構成比(2008年金額ベース)
【図】GaN単結晶市場の用途分野構成比(2015年予測金額ベース)
4.将来展望
各プレーヤはLEDグレードにフォーカス、「巨大市場の数%奪取」がスローガン
LED用GaN単結晶基板の市場化はGaN系LED市場戦線に変化をもたらす
電子デバイスのホモGaN化は理想、しかし、現状あまり目は向けられていない
- 三次元画像処理用LSI市場
~3D TVを始めとし、三次元ディスプレイが普及へLSI市場で巻き返しを図る日系メーカ~
1.三次元画像処理用LSIの概要
1-1.三次元画像処理技術の進歩
1-2.三次元画像処理用LSIの状況
2.三次元画像処理用LSIの市場規模推移と予測
【表・グラフ】三次元画像処理用LSIのワールドワイドの市場規模推移と予測】
【表・グラフ】三次元画像処理用LSIの国内市場規模推移と予測
3.三次元画像処理用LSIのメーカシェア
【表・グラフ】三次元画像処理用LSIの国内シェア(2009年:金額ベース)
4.三次元画像処理用LSIの主要取組企業動向
4-1.NECエレクトロニクス
4-2.OKIセミコンダクタ
4-3.東芝
4-4.富士通
4-5.三菱電機
4-6.リコー
5.三次元画像処理用LSIの今後の見通し
- 新世代発光デバイス関連市場
~今後2~3年で、光インターコネクション用VCSEL製品の新市場が立ち上がる~
1.面発光レーザを巡る新たな動き
1-1.端面発光型と面発光型
【図】端面発光型と面発光型レーザの光の出射方向
1-2.新規格「Light Peak」の波紋
2.面発光レーザの概要
2-1.基本構造
2-2.利点と応用分野
【表】面発光レーザの主な利点
2-3.研究開発の動向
(1)VCSEL関連
(2)その他の発光デバイス
3.VCSEL関連市場の現状
3-1.市場規模推移
【表・グラフ】VCSELチップの市場規模推移・予測(WW市場)
【表・グラフ】VCSELチップの利用分野別構成比(WW市場:2009年)
3-2.個別市場の概況
(1)レーザマウス市場
【表・グラフ】マウス市場に占めるレーザマウスのシェア(WW市場:2009年
(2)通信・伝送用VCSEL市場
【表・グラフ】通信・伝送用VCSELの分野別構成比(WW市場:2009年)
4.関連企業の動向
4-1.アバゴ・テクノロジー
【表】4ch・パラレルオプティック・トランシーバの既製品
4-2.ジェイディーエスユニフェーズ
4-3.古河電気工業
【図】高密度光インタコネクション用光エンジン
【表】10Gbps×12ch光エンジン開発状況
4-4.インデコ
【表】Optowell-インデコ社のVCSELチップ/アレイ主要製品
4-5.光貿易
《太陽電池関連》
- 太陽電池セル市場
~マーケットの様相が一変も、来るべくしてきた転換期~
1.市場全体
金融危機、ポリシリコン価格の急落で様相が一変
「作れば売れる」から「いかに売るか」へ
【表】太陽電池の生産量推移
まさにカオス、描けるか、次のストーリー
技術がなければ戦えない、規模がなければ生き残れない
【表】太陽電池メーカー ランキング推移(生産量ベース)
問われる覚悟、試されるロールモデル
【図】太陽電池モジュール価格インデックス(Price/W)
2.結晶Si太陽電池市場
需要に停滞感も、2009年見込みは計画値ベースで6.7GW
価格競争が激化、セル価格は2.0USD/Wを下回る
【表】結晶Si太陽電池 メーカ生産量推移
【表】結晶Si太陽電池メーカ 事業領域
高効率セルの開発・投入が活発化、次は単結晶20%、多結晶18%がターゲット
バックコンタクト、表面テクスチャに加え、N-Typeセルの実用化が浮上
【表】結晶Si太陽電池 高効率化の取り組み(単結晶セル)
【表】結晶Si太陽電池 高効率化の取り組み(多結晶セル)
3.薄膜Si太陽電池市場
突きつけられる「First Solar越え」、立ち遅れるタンデム、未知数のトリプル
4.化合物系太陽電池市場
2009年の生産能力は世界規模で500MW/年へ拡大
ガラス基板型に続き、フレキシブル型の量産化が近づく
【図】CdTe太陽電池の構造
【図】First Solar 生産能力推移
5.有機系太陽電池市場
英・G24 Innovationsがフレキシブル型DSCで商業生産をスタート
本格的なDSC市場の立ち上げには、発電用にこだわらない早期の実用化が重要に
【図】色素増感型太陽電池の仕組み
【表】色素増感太陽電池 半導体電極および基板別主要企業・大学一覧
フラーレンの発見や導電性高分子の開発、
バルクヘテロ接合の導入などにより研究開発が活発化
【図】低分子系及び高分子系のセルの構成
【表】有機薄膜太陽電池 開発動向(2009年)
《ディスプレイシリーズ》
- タッチパネル市場
~市場の変化がもたらすインパクト、主導権はどこに?~
1.タッチパネル市場の概況
2.方式別動向
2-1.抵抗膜方式タッチパネル
【表】抵抗膜方式TP メーカ別売上高及びシェア推移
2-2.静電容量方式タッチパネル
【図】静電容量方式タッチパネルの表面型と投影型
【表】投影型静電容量方式TP センサICメーカシェア
【表】静電容量方式TP用IC参入メーカー(小型)
【表】投影型静電容量方式TP センサーパネルメーカーシェア
3.主要アプリケーション別動向
携帯電話とPCでマルチタッチを巡る競争に
3-1.携帯電話、スマートフォン
【図】アイコンシートの構成
3-2.ポータブルゲーム機
3-3.カーナビ、PND
3-4.DSC、DVC
3-5.PC
【表】Windows7が使用される用途
【表】静電容量方式タッチパネル(中~大型)への参入メーカ
【図3.センサーICメーカ サイズ別展開図
4.将来展望
主導権争いはどこに?
結局、ユーザが求めるのは価格かソリューションか
【図】タッチパネルのサプライチェーン
【表】方式別タッチパネル市場規模推移
【グラフ】タッチパネル市場 方式別構成比推移
【表】TPメーカ生産拠点及び事業概要
《アプリケーションシリーズ》
- 歩行者保護新基準の導入と関連市場の動向
~脚部の保護基準の導入で期待が高まる測定機器・車載安全装備市場~
1.はじめに
1-2.歩行者事故における死亡の半分が頭部損傷、負傷の4割が脚部受傷
【図】歩行者事故における死亡者及び負傷者の受傷部位(2008年)
2.歩行者保護基準の動向
2-1.2005年9月から歩行者頭部保護基準を適用
【図】歩行者頭部の衝撃試験の様子
【図】ポップアップエンジンフード衝突試験
2-2.2010年度以降、脚部保護基準の導入へ
【図】脚部インパクタの構造比較
3.脚部衝突試験に伴う試験・測定機器市場の拡大
【図】フレキシブル脚部衝撃子に組み込まれる超小型データレコーダ
4.車載歩行者保護アプリケーション市場の拡大
【図】歩行者損害軽減ボディ(日産自動車)
【図】歩行者保護用のエアバッグ(豊田合成の提案)
【図】歩行者衝突回避システム(Volvo社)
5.まとめ
《コラム》
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