定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。
最新号
Yano E plus 2011年12月号(No.045)
●●● トピックス ●●●
《電子デバイスシリーズ》
●コネクタ市場~エコ・新エネルギー関連の新規分野の動きも活発化
今までに各種機器のニーズに合わせて多種多様なコネクタが製品化され、世界中で使われている。そのため、それを生産する企業も非常に多く、ファブレスも含めると世界全体で1,200社以上がコネクタ事業を展開している。
ただし、少数の大手~中堅を除くと、得意分野の一部のコネクタに特化しているメーカーが多い。
コネクタのWW市場はリーマンショックで縮小したものの、その後はスマートフォン向け小型・低背品や車載用が牽引役となって新たな成長段階を迎え、拡大しつつある。IT機器の小型化や高機能化に対応する大容量・高速伝送の「USB3.0」やAV機器用「HDMI」規格の新バージョン(1.3~1.4)、ディスプレイ用「DisplayPort」など近年の注目規格の製品も登場しており、これらの需要がさらに増大する見込みである。また、HEV/EVなどのエコカーやLED、太陽光発電、スマートグリッドなどのエコ・新エネルギー関連の新分野向けコネクタも一部が動き始めており、今後の展開が期待されている。
●●● 内容目次 ●●●
《自動車特集》
●EV用急速充電器の開発動向と市場応用 (3~9ページ)
~EV車の普及は充電インフラの整備がカギ~
1.給電の時間は10分以内が求められる
2.充電サービスはコアビジネスとの相乗効果
3.CHAdeMO方式がデファクトスタンダードに
【表・グラフ】CHAdeMOプロトコル方式の急速充電器の設置台数の推移(数量:2009年-2011年)
【表】急速充電器開発参入メーカーとタイプ
4.普及のための課題と今後の市場性
●小型商用車の環境対策 (10~24ページ)
~成長セクタとして注目、環境対策の重要性が増加~
1.自動車をめぐる情勢と小型商用車の動向
2.小型商用車の個別環境対策
2-1.EGR
【図】EGRシステムの模式図
2-2.SCR
【図】SCRシステムの模式図
2-3.DPF
【図】連続再生DPFシステムの模式図
2-4.コモンレール
【図】コモンレール式噴射制御システムの模式図
3.小型商用車の市場規模推移と予測
【表・グラフ】小型商用車の国内市場規模推移(数量:2008年-2013年予測)
【表・グラフ】小型商用車の環境対策別国内市場規模推移(数量:2008年-2013年予測)
【表・グラフ】小型商用車のワールドワイド市場規模推移(数量:2008年-2013年予測)
【表・グラフ】小型商用車の地域別WW市場規模推移(数量:2008年-2013年予測)
4.小型商用車のメーカーシェア
【表・グラフ】小型商用車の国内メーカーシェア(数量:2010年)
【表・グラフ】小型トラックの国内メーカーシェア(数量:2010年)
5.小型商用車の環境対策に関する主要企業の動向
5-1.いすゞ自動車株式会社
5-2.トヨタ自動車株式会社
5-3.日産自動車株式会社
5-4.日野自動車株式会社
5-5.マツダ株式会社
5-6.三菱ふそうトラック・バス株式会社
5-7.UDトラックス株式会社
6.小型商用車の環境対策に関する今後の見通し
●小型商用車の燃費対策 (25~37ページ)
~成長分野の小型商用車ではあるが、燃費特性に対するユーザーの不満は大きい~
1.小型商用車における燃費対策の動向
【図】運輸部門における二酸化炭素排出量
2.小型商用車の燃費対策
2-1.ターボチャージャー
【図】ターボチャージャーの原理を示した模式図
2-2.ターボチャージャー+EGR+高圧噴射燃焼
2-3.低温予混合燃焼
3.小型商用車に関する市場規模推移と予測
【表・グラフ】小型商用車向けターボチャージャーの国内市場規模推移(数量:2008年-2013年予測)
【表・グラフ】小型商用車向けターボチャージャーのワールドワイド市場規模推移(数量:2008年-2013年予測)
4.小型商用車に関するメーカーシェア
【表・グラフ】小型商用車向けターボチャージャーのワールドワイドメーカーシェア(数量:2010年)
5.小型商用車の燃費対策に関する自動車メーカーの動向
5-1.いすゞ自動車株式会社
5-2.トヨタ自動車株式会社
5-3.日産自動車株式会社
5-4.日野自動車株式会社
5-5.マツダ株式会社
5-6.三菱ふそうトラック・バス株式会社
5-7.UDトラックス株式会社
6.小型商用車の燃費対策に関するターボチャージャーメーカーの動向
6-1.株式会社IHI
6-2.三菱重工業株式会社
7.小型商用車の燃費対策に関する海外動向
7-1.米国
7-2.欧州
8.小型商用車の燃費対策に関する今後の見通し
《車載用電子デバイスシリーズ(3)》
●車載電子部品市場(マイコンその2) (38~47ページ)
~機能安全が次世代のマイコンのターゲットになる~
1.自動車用マイコンの市場(ISO26262を中心として)
1-1.ISO26262(機能安全)
1-2.ASIL(Automotive Safety Integrity Level)
【表】ASILレベルの概要
【表】ASILと故障率などの関係
1-3.故障率低減の方法
【表】マイコンのASIL対応方式と採用メーカー
【図】デュアルロックステップ方式とシングルコア密結合方式
【表】米Texas Instruments IncorporatedのASIL対応製品
【表】ルネサス エレクトロニクス株式会社のASIL対応製品
【図】「V850E2/FK4」「V850E2/PJ4」「V850E2-DP4」
【表】Freescale Semiconductor. Inc.のASIL対応製品
【表】STMicroelectronics N.V.のASIL対応製品
【表】株式会社東芝のASIL対応製品
【図】機能安全規格に対応した電子制御ユニット向け車載用マイコン
【表】Infineon Technologies AGのASIL対応製品
1-4.機能安全に関連したマイコン市場
【表・グラフ】機能安全関連のマイコンWW市場予測(金額:2011年-2018年予測)
2.その他トピックス
2-1.「3.11震災」による非常事態
2-2.調達先の分散化とカスタムICの絞り込み
《電子デバイスシリーズ》
●デジタルマイクロミラーデバイスの開発と応用市場 (48~53ページ)
~DMDがピコプロジェクターとして携帯端末に内蔵。市場は飛躍的に拡大へ~
1.MEMSによる技術を生かし商品化
2.DMDはTI社(Texas Instruments Incorporated)が25年前に開発、
DPLチップとしてプロジェクター市場を開拓
3.2015年には7,000万台の市場規模
【表・グラフ】DLPピコプロジェクターのワールドワイド応用市場の予測(数量:2011年見込-2015年予測)
4.技術的課題と改善策
【表】DLP採用メーカーと搭載商品
●コネクタ市場 (54~70ページ)
~エコ・新エネルギー関連の新規分野の動きも活発化~
1.はじめに
1-1.コネクタの種類
【表】コネクタの分類(接続形態別)
1-2.コネクタ市場の動向
(1)WW市場と日系メーカー
【表・グラフ】コネクタWW市場規模の推移(金額:2008年-2012年予測)
【表・グラフ】日本関連企業のコネクタ売上規模の推移(金額:2008年-2012年予測)
【表・グラフ】日系コネクタメーカーのWW市場におけるシェア(金額:2010年)
(2)コネクタのタイプ別売上
【表・グラフ】コネクタのタイプ別売上(金額:2010年)
(3)アプリケーション別売上
【表・グラフ】コネクタのアプリケーション別売上(金額:2010年)
(4)メーカーシェア
【表・グラフ】コネクタのメーカーシェア(金額:2010年)
2.注目企業の動向
2-1.タイコエレクトロニクスジャパン合同会社
2-2.日本圧着端子製造株式会社
2-3.ヒロセ電機株式会社
2-4.日本航空電子工業株式会社
2-5.京セラエルコ株式会社
2-6.株式会社アイペックス
2-7.第一精工株式会社
2-8.イリソ電子工業株式会社
2-9.本多通信工業株式会社
2-10.株式会社七星科学研究所
2-11.日本端子株式会社
●LCDバックライト用周辺フィルム市場 (71~82ページ)
~光拡散フィルム:2010年は急成長も、2011年は成長鈍化
集光・輝度向上フィルム:需要拡大も価格競争激化で収益は縮小~
1.光拡散フィルム(Diffuser film)
1-1.概要
1-2.市場規模
【グラフ】光拡散フィルムWW市場規模推移(数量:2008年-2011年見込)
1-3.メーカー動向
(1)概要
(2)SKC ハースディスプレイフィルムズ有限会社(SKC Haas Display Films LLC)
(3)恵和株式会社
(4)SHINWHA Intertek Corporation(親和インターテック)
(5)株式会社きもと
(6)Toray Advanced Materials Korea Inc(東レ先端素材)
2.集光・輝度向上フィルム(Brightness Enhancement film)
2-1.概要
2-2.メーカー動向
(1)概要
(2)MNTECH Co., Ltd.
(3)SHINWHA Intertek Corporation(親和インターテック)
(4)迎輝科技股分有限公司(EFUN Technology Co,. ltd.)
(5)LG電子株式会社
(6)LG化学株式会社
(7)SKC ハースディスプレイフィルムズ有限会社(SKC Haas Display Films LLC)
(8)嘉威光電股份有限公司(Gamma Optical Co., LTD)
(9)サンテックオプト株式会社
《半導体シリーズ》
●アナログIC市場 (83~89ページ)
~2011年は約7%増の成長が見込まれる~
1.市場概況
2.市場規模の推移とシェア
2-1.市場規模の推移
【表・グラフ】アナログIC WW市場規模の推移(金額:2008年-2012年予測)
2-2.市場シェア(全世界)
【表】アナログIC WW市場のシェア推移(金額:2009年-2011年見込)
【グラフ】アナログIC WW市場のシェア(金額:2010年、2011年見込)
3.製品動向
3-1.電気自動車やハイブリッドカーのキーデバイス
3-2.アナログICのマスタースライスに注目
4.各社の動向
4-1.テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments Incorporated)
4-2.STマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)
4-3.インフィニオン・テクノロジーズ(Infineon Technologies AG)
4-4.アナログ・デバイセズ(Analog Devices,Inc.)
4-5.マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ(Maxim Integrated Products)
4-6.その他のメーカー
5.今後の見通し
《コラム》
●3D 漬け! (90~93ページ)
関連マーケットレポート
- D53100812 Yano E plus 2011年12月号(No.045)