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Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2013年2月号(No.059)

 トピックス 

《電子部材シリーズ》
●エレクトロニクス用不織布市場
~急伸中のワイパー用途が中心だが、部材としての活躍も期待される

これまで、不織布は、エレクトロニクス分野においては、主にワイパー用途を中心としての用途展開が想定されており、引き続き伸びが期待されている。同時に、不織布としての他の特性を活かして、新たな用途展開も想定されている。
特に、エレクトロスピニング法などをベースに製法改善することによって、自由自在にナノファイバーを作ることができるようになり、その用途は幅広い分野への展開が期待されている。

リチウムイオン二次電池用部材
すでに、廣瀬製紙が、リチウムイオン二次電池に、ナノファイバーを紡糸した不織布セパレータを開発しているが、リチウムイオン二次電池用セパレータに不織布を活用しようという機運が高まっている。

燃料電池用部材
ガス拡散層(GDL:Gas Diffusion Layer)用材料の一つとして、極細炭素繊維からなる不織布が用いられている。燃料電池においては、それ以外にも、不純物除去用フィルタや電極触媒などにも、不織布を用いる試みがされており、燃料電池における不織布の採用は今後増えてゆく可能性がある。

太陽電池用部材
太陽電池用封止材は、太陽電池パネルのガラスとバックシートの間に挟まれたシリコンなどの半導体を、ガラスに固定したり湿気から保護したりするために使用されるものである。現在は、エチレン酢酸ビニル共重合製のシートなどが用いられている。この用途に不織布の採用が検討されている。たとえば、アノードとカソードの隔離性を十分に保持するセパレータ機能と、熱融着による高い封止機能の両方を備えた材料として不織布の開発が進められている。

ナノファイバー不織布
低コストのナノファイバーの大量生産を可能にした新技術は、高性能フィルタや電池用セパレータなど、不織布の用途展開の可能性を大きく切り開くものになる可能性がある。

エレクトロニクス用不織布の今後の見通し
不織布は、素材と製造技術の開発と新規性能を活用した用途展開が進んでいることから、今後とも、高い成長が期待できる有望分野である。一方で、環境対応や資源保持などのサステナビリティの概念の普及と共に、物づくりでも原料がバイオマテリアル指向になり、二酸化炭素排出減などの観点からの設計が優先する時代となってきている。したがって、不織布においても、そのような傾向が、今後、顕著になってゆく可能性がある。

 内容目次 

《環境・エネルギー関連シリーズ》

  ●電力一括購入サービス市場 (3~12ページ)
    ~潜在需要は年間5万棟、2015年には累計70万戸の導入へ~
    1.現在の導入状況
    2.電力アグリケーター(電力一括購入事業者)の取組み
    3.電力提供サービスの課題
    4.マンション向けスマートメーターの開発動向
    5.今後のマーケットの展望
    【表1.国内電力一括購入サービスの累計導入物件数と同導入戸数推移と予測(2009-2020年予測)】
    【図1.国内電力一括購入サービスの累計導入物件数と同導入戸数推移と予測(2009-2020年予測)】
    6.スマートマンションと電力サービスの方向性
    【表2.主な電力アグリケーター】
    【表3.電力一括購入サービス導入事例】

  ●中国鉱物資源開発市場 (13~26ページ)
    ~中国政府、厳重な採掘量規制に、環境保護政策の強化も~
    1.中国における鉱物資源開発規制
    1-1.生産量規制
    1-2.輸出規制
    【表1.中国政府指定の重要資源】
    1-3.資源税
    2.中国政府の非鉄金属政策
    2-1.2012年の中国経済展望と鉱物資源政策
    【表2.非鉄金属資源に関する中国産業政策動向一覧】
    2-2.中国非鉄金属における第12次5カ年計画(2011年~2015年)
    【図1.「非鉄金属における第12次5カ年計画」における課題と取り組み】
    2-3.中国非鉄金属産業の需要予測
    【表3.2015年までの中国主要10大非鉄金属の需要予測】
    3.主要ベースメタル中国国内市場動向
    3-1.銅
    (1)銅需給動向
    【図2.中国精錬銅(電解銅)生産量推移(数量:2002~2011年)】
    (2)銅政策動向
    3-2.アルミニウム
    (1)アルミ需給動向
    【図3.中国一次アルミの生産量推移(数量:2007 -2011年)】
    【図4.中国の一次アルミ消費量推移(数量:2009 -2012年)】
    (2)アルミ政策動向
    3-3.鉛・亜鉛
    (1)鉛・亜鉛需給動向
    【図5.中国国内精錬鉛生産量推移(数量:2007-2011年)】
    【図6.中国精錬の亜鉛生産量推移(数量:2007-2011年)】
    (2)鉛・亜鉛政策動向

《電子部材シリーズ》

  ●エレクトロニクス用不織布市場 (27~38ページ)
    ~急伸中のワイパー用途が中心だが、部材としての活躍も期待される~
    1.不織布の概要
    【図1.不織布の顕微鏡写真】
    【図2.不織布の応用製品事例】
    【表1.不織布の用途構成】
    【図3.不織布の用途構成比(2011年)】
    2.エレクトロニクス用不織布の概要
    3.エレクトロニクス用不織布の市場規模推移と予測
    【表2.エレクトロニクス用不織布の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2009-2014年予測)】
    【図4.エレクトロニクス用不織布の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2009-2014年予測)】
    【表3.エレクトロニクス用不織布のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2009-2014年予測)】
    【図5.エレクトロニクス用不織布のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2009-2014年予測)】
    【表4.エレクトロニクス用不織布の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2009-2014年予測)】
    【図6.エレクトロニクス用不織布の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2009-2014年予測)】
    4.エレクトロニクス用不織布の企業シェア
    【表5.エレクトロニクス用不織布の国内市場における企業シェア(2011年)】
    【図7.エレクトロニクス用不織布の国内市場における企業シェア(2011年)】
    5.エレクトロニクス用不織布の主要取組企業の動向
    5-1.旭化成せんい株式会社
    5-2.小津産業株式会社
    5-3.クラレクラフレックス株式会社
    5-4.KBセーレン株式会社
    5-5.廣瀬製紙株式会社
    6.エレクトロニクス用不織布の開発動向
    6-1.リチウムイオン二次電池用部材
    6-2.燃料電池用部材
    6-3.太陽電池用部材
    6-4.ナノファイバー不織布
    7.エレクトロニクス用不織布の今後の見通し

《電子デバイスシリーズ》

  ●スイッチング電源市場 (39~57ページ)
    ~エレクトロニクス機器にとって不可欠な電子部品は安定成長に~
    1.スイッチング電源の概要
    【図1.典型的なオンボード電源の写真】
    【図2.典型的な電源ユニットの写真】
    2.スイッチング電源の需要分野別動向
    2-1.OA機器の動向
    2-2.通信機器の動向
    2-3.産業機器の動向
    2-4.AV機器の動向
    3.スイッチング電源の市場規模推移と予測
    【表1.スイッチング電源の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2009-2014年予測)】
    【図3.スイッチング電源の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2009-2014年予測)】
    【表2.スイッチング電源のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2009-2014年予測)】
    【図4.スイッチング電源のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2009-2014年予測)】
    【表3.スイッチング電源のタイプ別国内市場規模推移と予測(金額:2009-2014年予測)】
    【図5.スイッチング電源のタイプ別国内市場規模推移と予測(金額:2009-2014年予測)】
    【表4.電源ユニットの出力別国内市場規模推移と予測(金額:2009-2014年予測)】
    【図6.電源ユニットの出力別国内市場規模推移と予測(金額:2009-2014年予測)】
    【表5.オンボード電源タイプの出力別国内市場規模推移と予測(金額:2009-2014年予測)】
    【図7.オンボード電源タイプの出力別国内市場規模推移と予測(金額:2009-2014年予測)】
    【表6.スイッチング電源の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2009-2014年予測)】
    【図8.スイッチング電源の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2009-2014年予測)】
    4.スイッチング電源の企業シェア
    【表7.スイッチング電源全体の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図9.スイッチング電源全体の国内市場における企業シェア(2011年)】
    【表8.電源ユニットの国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図10.電源ユニットの国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【表9.オンボード電源の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図11.オンボード電源の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    5.スイッチング電源の主要企業の取組動向
    5-1.オリジン電気株式会社
    5-2.新電元工業株式会社
    5-3.TDKラムダ株式会社
    5-4.パナソニック株式会社デバイス社
    5-5.ミツミ電機株式会社
    6.スイッチング電源の課題と今後の見通し
    6-1.高調波電流規制への対応
    6-2.省エネ・低消費電力化への対応
    6-3.マイクロスイッチング電源

《添加剤シリーズ(4)》

  ●可塑剤市場 (58~79ページ)
    ~海外では非フタル酸系製品の動きが一段と活発化~
    1.はじめに
    1-1.可塑剤の特性と種類
    (1)可塑剤と塩化ビニル
    (2)可塑剤の作用メカニズム
    【図1.可塑剤の作用メカニズム】
    (3)フタル酸系と非フタル酸系
    ①フタル酸系可塑剤(汎用可塑剤)
    ②非フタル酸系可塑剤(特殊可塑剤)
    1-2.可塑剤の市場動向
    (1)軟質塩ビの生産動向(WW市場)
    【表1.軟質塩ビWW市場規模推移と予測(出荷数量:2009-2014年予測)】
    【図2.軟質塩ビWW市場規模推移と予測(出荷数量:2009-2014年予測)】
    (2)可塑剤の出荷量推移・予測(WW市場)
    【表2.可塑剤WW市場規模推移と予測(出荷数量:2009-2014年予測)】
    【図3.可塑剤WW市場規模推移と予測(出荷数量:2009-2014年予測)】
    【表3.可塑剤WW市場規模地域別シェア(出荷数量:2012年)】
    【図4.可塑剤WW市場規模地域別シェア(出荷数量:2012年)】
    (3)非フタル酸系可塑剤のシェア
    【表4.非フタル酸系可塑剤のWW市場シェア(出荷量:2012年)】
    【図5.非フタル酸系可塑剤のWW市場シェア(出荷量:2012年)】
    (4)国内市場の出荷量とその内訳
    【表5.可塑剤国内生産量推移(主要4種類)】
    【表6.可塑剤国内生産量の内訳(主要4種類:2011年)】
    【図6.可塑剤国内生産量の内訳(主要4種類:2011年)】
    (5)可塑剤の主な利用分野の概況
    2.関連機関・企業の注目動向
    2-1.可塑剤工業会(JPIA)
    2-2.日本ビニル工業会
    2-3.株式会社ジェイ・プラス
    2-4.シージーエスター株式会社
    2-5.田岡化学工業株式会社
    【表7.田岡化学工業の主要可塑剤(用途別)】
    2-6.理研ビタミン株式会社
    2-7.森村商事株式会社
    2-8.BASFジャパン株式会社
    2-9.イーストマンケミカルジャパン株式会社
    2-10.三洋貿易株式会社

《無線モジュールシリーズ(9)》

  ●無線HD関連市場 (80~91ページ)
    ~AVを取り込もうとするミリ波無線規格と、スマートフォンの動き~
    1.ミリ波データ通信
    1-1.ミリ波、市場が拡大
    1-2.ミリ波帯の弱点
    2.民生分野で求められるミリ波帯のコンテンツは?
    2-1.AVの世界に無線通信
    2-2.TVに押し寄せる多様なコンテンツ
    2-3.製品寿命と機能の更新サイクル
    3.無線HD通信規格
    【表1.主な無線HD映像伝送の技術・規格】
    3-1.圧縮方式の無線HD通信規格
    3-2.非圧縮方式の無線HD通信規格
    4.通信規格ごとの特徴
    4-1.Wi-Fi Display(圧縮方式)
    4-2.WiDi(圧縮方式)
    4-3.Wireless HD(非圧縮方式)
    4-4.WiGig
    4-5.WHDI
    5.HDMIと無線HD
    5-1.HDMIとは
    5-2.Wireless HDとHDMIの棲み分けを考える
    6.スマートフォンへの搭載
    7.市場の動き
    【表2.各種無線HD方式の3か年のトレンド(推定)】

《半導体シリーズ》

  ●2013年世界半導体市場 (92~100ページ)
    ~米国および日本市場の回復により成長が予測される~
    1.市場概況
    2.市場規模の推移とシェア
    2-1.市場規模の推移
    【表1.世界の半導体市場規模の推移と予測(金額:2009-2013年予測)】
    【図1.世界の半導体市場規模の推移と予測(金額:2009-2013年予測)】
    2-2.市場シェア(全世界)
    【表2.半導体世界市場のシェア推移(金額:2010年-2012年見込)】
    【図2.半導体世界市場のシェア(金額:2011年-2012年見込)】
    3.製品動向
    3-1.オプトエレクトロニクス関連が伸びる
    【図3.世界の半導体製品別市場規模の推移と予測(金額:2011-2014年予測)】
    4.各社の動向
    4-1.インテル(Intel Corporation)
    4-2.サムスン電子(Samsung Electronics Co., Ltd.)
    4-3.テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments Incorporated)
    4-4.クアルコム(QUALCOMM Incorporated.)
    4-5.株式会社東芝
    4-6.ルネサス エレクトロニクス株式会社
    4-7.STマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)
    4-8.SKハイニックス(SK Hynix Inc.)
    5.今後の見通し

《韓国進出日本企業事例(2)》

  ●韓国アルバック株式会 (101~112ページ)
    ~アルバックのブランド力に韓国のスピードを乗せて世界を走る~
    1.はじめに
    2.本社概要
    【表1.アルバックの連結売上高と会社規模(2012年6月期)】
    【図1.アルバックの連結売上高構成比(2012年6月期)】
    3.韓国アルバック
    3-1.会社概要
    【表2.韓国アルバックの会社概要】
    3-2.進出背景
    3-3.進出目的(内部要因)とその経過
    3-4.進出環境(外部要因)
    【表3.京畿道の支援内容(税金)】
    【表4.京畿道の支援内容(敷地支援の経済的効果①)】
    【表5.京畿道の支援内容(敷地支援の経済的効果②)】
    4.事業動向
    4-1.売上げ及び市場動向
    【表6.韓国アルバックの売り上げ推移(金額:2003-2012年予測)】
    【図2.韓国アルバックの売り上げ推移(金額:2003-2012年予測)】
    4-2.生産能力と増設投資
    【表7.韓国アルバックの工場情報】
    5.韓国におけるビジネスの今後の展望

《コラム》

  2013年のYano E plusの”プチ”コンシュルジュ、進む (113ページ)

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