定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。
最新号
Yano E plus 2015年9月号(No.090)
トピックス
《次世代市場トレンド》
●体重移動型ビークル市場
~パーソナルビークルの中でも特にバリエーションが豊富
単なるビークルにとどまらない可能性も
パーソナルビークルとは
体重移動型ビークルは、いわゆるパーソナルモビリティの一種である。ただ、このパーソナルモビリティという呼び方自体、かなり曖昧なものである。
パーソナルモビリティという呼称は、もともと、日本では、1990年代に、電子機器であるモバイル端末の意味で用いられたのが最初だった。やがて、「Segway」が登場する2000年代には、個人乗りの移動手段として用いられるようになり、その後、定着してきた経緯がある。
しかし、海外では、パーソナルモビリティという言葉は存在しない。海外では、Personal Mobility Devices、Electric Personal Assisted Mobility Device、Personal Transporter、Personal Vehicle、など、さまざまな呼称があり、地域等によっても多少異なっている。
共通点は、Personalという言葉が冠として着いていることであるが、Mobility=the ability to move or be moved freely and easily(自由かつ容易に移動する能力)ということになり、ここでは、Mobility Device とか、Vehicle=車両という言葉を用いている海外の用語の方が適切である。よって、本稿では、固有名詞として用いている場合を除き、一般に、パーソナルビークル(Personal Vihicle)という呼称を用いることにする。
内容目次
《次世代二次電池シリーズ番外編》
●電力貯蔵装置の現状と見通し(3) (3~24ページ)
~多様な大型蓄電池や新型FWESの取り組みが注目される~
1.はじめに
2.注目企業・研究機関の最新動向
【表1.系統用大型蓄電池の種類と主要メーカー】
2-1.大型蓄電池関連の取り組み
(1)LEシステム株式会社
【図1.LEシステムのRF電池の改良と展望】
(2)ゼネラル・エレクトリック・グループ
【図2.「デュラソン」の単セルの集合体】
(3)住友商事株式会社
(4)住友電気工業株式会社
(5)株式会社東芝
【図3.可搬コンテナ型のSCiBTM蓄電池システム】
【表2.SCiBTM蓄電池の系統用システムの主要事例】
(6)日本ガイシ株式会社
2-2.その他の取り組み
(1)サンケン電気株式会社
【図4.ネットワーク型FWESの概念図】
(2)公益財団法人鉄道総合技術研究所
【表3.蓄電媒体による長所と短所】
(3)学校法人関西大学・システム理工学部環境エネルギー工学研究室
①欧米と日本の再エネ評価の違い
②再エネの系統連系と集合化
【図5.風力発電の集合化の例(2004年12月の例)】
③再エネ大量導入と系統柔軟性
④日本のEES開発戦略の問題
【表4.系統側に設置する大容量EESの再エネ関連用途】
【図6.日・欧・米のEES開発動向の比較(円内:件数、外円:容量)】
《次世代市場トレンド》
●空間認識市場の実態と将来展望(3) (25~36ページ)
~マーケティング分野は“動的位置情報”で活性化、Webとビッグデータが
情報を生まれ変わらせる~
1.ビジネスから見た位置認識
1-1.マーケティング分野
(1)参加型の集客と情報収集
(2)モバイル空間統計の利用
(3)アドテクノロジーと位置情報
【表1.マーケティング情報取得方法】
(4)屋内位置情報の利用
(5)小売業の動線と視線追跡
【表2.可能性が模索されている情報取得方法】
(6)参入企業(ベンダー)
【表3.各手段の参入事業者】
(7)市場規模
【図・表1.国内市場規模予測(金額:2015-2020年見込)】
●体重移動型ビークル市場 (37~56ページ)
~パーソナルビークルの中でも特にバリエーションが豊富
単なるビークルにとどまらない可能性も~
1.パーソナルビークルとは
2.体重移動型ビークルの位置づけと規制緩和
3.体重移動型ビークルの適用分野
3-1.近距離移動
3-2.ホビー・スポーツ
3-3.高齢者・介護
4.体重移動型ビークルの市場規模推移と予測
【図・表1.体重移動型ビークルの国内およびWW市場規模推移と予測
(金額:2012-2017年予測)】
【図・表2.体重移動型ビークルの用途別国内市場規模推移と予測
(金額:2012-2017年予測)】
5.体重移動型ビークルの企業シェア
【図・表3.体重移動型ビークルの国内における企業シェア(2014年)】
6.体重移動型ビークルに関連する企業および団体等の取組動向
6-1.アイシン精機株式会社
6-2.国立大学法人宇都宮大学
6-3.株式会社オオトモ
6-4.株式会社グラディエ
【図1.パーソナルビークルの普及において、メーカーとユーザーをつなぐ
存在としてのグラディエの役割を示す模式図】
6-5.国立研究開発法人産業技術総合研究所
6-6.学校法人芝浦工業大学
6-7.セグウェイジャパン株式会社
6-8.学校法人千葉工業大学
6-9.学校法人中央大学
6-10.国立大学法人筑波大学
6-11.東京急行電鉄株式会社
6-12.国立大学法人東京大学
6-13.トヨタ自動車株式会社
6-14.学校法人日本大学
6-15.本田技研工業株式会社
【図2.新型パーソナルビークル「UNI-CUB-β」】
7.体重移動型ビークルは新しい街づくりツールとしてブレイクするか?
●次世代立体造形技術動向 (57~74ページ)
~衝撃的に出現した「4Dプリンティング」。しかし、それは大きな可能性を
秘める次世代立体造形技術の入り口にさしかかったに過ぎない!~
1.「4Dプリンティング」の衝撃的デビュー
2.3Dから次世代立体造形技術への動きは産業界に革命をもたらす!
3.次世代立体造形技術の適用分野
3-1.製造分野
3-2.医療・バイオテクノロジー分野
3-3.輸送機分野
3-4.その他分野
4.次世代立体造形技術関連製品の市場規模予測
【図・表1.次世代立体造形技術関連製品の国内およびWW市場規模予測
(金額:2015-2030年予測)】
【図・表2.次世代立体造形技術関連製品の構成別WW市場規模予測
(金額:2015-2030年予測)】
【図・表3.次世代立体造形技術関連製品の需要分野別WW市場規模予測
(金額:2015-2030年予測)】
5.次世代立体造形技術関連の企業および団体等の取組動向
5-1.学校法人慶應義塾大学
【図1.変形するプログラマブルマテリアルの一例】
5-2.GEヘルスケア・ジャパン株式会社
5-3.シーメンス・ジャパン株式会社
5-4.国立大学法人筑波大学
【図2.従来型の臓器立体模型(左)新開発の内部構造が見やすい臓器立体模型(右)】
5-5.地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
【図3.金属粉末デジタルAMによって得られた造形品例】
5-6.Massachusetts Institute of Technology(MIT)(米国)
5-7.Michiel Cornelissen(オランダ)
5-8.University of Wollongong(UOW)(オーストラリア)
5-9.U.S.Army Research Laboratory(ARL)(米国)
6.次世代立体造形技術は世界を変えるか!
《注目市場フォーカス》
●大電力ワイヤレス給電コイル市場 (75~86ページ)
~環境整備も順調に。今後は電気自動車市場と並走し活性化の見込み~
1.ワイヤレス給電市場の背景と方式
【図1.想定されるワイヤレス給電需要分野】
【図2.ワイヤレス給電の方式】
2.大電力ワイヤレス給電コイル市場構造
3.主要各社の取組動向
3-1.株式会社テクノバ
【図3.ワイヤレス給電技術開発動向】
【図4.ワイヤレス給電技術開発動向】
3-2.株式会社IHI
【図5.磁界共鳴方式の概念】
【図6.ワイヤレス給電自動車構)成図】
【図7.HEMSと連携する自動車向けワイヤレス給電の概念】
3-3.その他取組動向
【表1.その他企業・省庁取組み動向】
4.今後の市場動向
【図8.次世代自動車の普及目標(乗用車新車販売に占める割合)】
【表2.ワイヤレス給電需要分野】
【図・表1.大電力ワイヤレス給電コイル自動車用途国内市場規模予測
(数量・金額:2017年-2030年予測)】
《あとがき》
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