定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。
最新号
Yano E plus 2017年3月号(No.108)
トピックス
《次世代市場トレンド》
物流(機器・システム)のIoT市場動向(1)
~IoTがもたらす物流(機器・システム)の変化はどこから始まるのか?~
・物流(機器・システム)のIoT 国のIoT の取り組み
物流(機器・システム)分野におけるIoTへの期待が高まっている。この分野では旧来から「ものを運ぶ」という社会の血液のような循環をどのように効率化し、かつ永続的なものにするかは一企業の事業性を向上させる以前に、社会インフラとして常に注目されてきた分野でもある。
これを裏付けるように、国も様々な施策で、物流IoTを発展させるべく施策を打ち出してきている。
その一つが(業種は問わないが)「IoT推進コンソーシアム」であり、この中でも、先進的なIoTプロジェクトの創出を目的とした「IoT推進ラボ」、優秀なプロジェクトを選考しそのアイディアを紹介する「IoTプロジェクト選考会議」などがある。
IoTの推進はそれのみではあまり意味がなく、AI・ロボット・ビッグデータとの組み合わせが重要になるとの大方針に基づき推進されており、物流IoTもそれらの中の一つの要素となる。
内容目次
《RFID関連シリーズ》
●RFIDタグの利用動向(5) 次世代型タグの展望 (3~29ページ)
~汎用タグの価格下落が一段と進む中で「別次元」の次世代型高機能
タグや新タイプのタグも登場、RFID市場の新展開が始まる~
1.はじめに
1-1.注目される新型タグの現状と見通し
(1)RFIDタグの2極分化が新展開
【表1.米国系アパレル小売店のRFID導入効果】
(2)新型高機能タグの注目製品
①新世代金属対応タグの動向
【図1.金属対応タグの製品事例】
【図2.新世代金属対応タグの注目製品】
【図3.フェニックスソリューションの金属対応タグの注目機能】
②新世代センサータグの動向
【図4.外部センサー接続用RFIDタグとその応用(事例)】
③超小型マイクロタグの動向
【表2.超小型/マイクロタグの主要製品】
1-2.金属対応タグの市場概況し
【図・表1.金属対応タグの日系市場規模推移・予測(金額ベース:2015-2020年度予測)】
【図・表2.金属対応タグの日系市場利用分野別構成比(2015年度)】
2.注目企業の最新動向
2-1.株式会社イーガルド
【表3.「UHF&NFC Dualタグ」の主な利用形態】
2-2.株式会社 エスケーエレクトロニクス
【図5.エスケーエレクトロニクスの極小RFIDタグ】
【図6.RFID極小タグ・極小タグ用アンテナ・同応用事例】
2-3.スマートラックテクノロジー株式会社 / Smartrac N.V.
【図7.「Dog Bone」シリーズのセンサータグの事例】
2-4.ハーティング株式会社 / HARTING
【図8.LDS法3D-MID技術とRFIDタグへの応用】
2-5.株式会社 フェニックスソリューション
【図9.金属対応タグ「PMT」シリーズの利用例(集積金属物の一括読取)】
2-6.東洋製罐グループホールディングス株式会社
【図10.東洋製罐グループHDのRFIDタグ(製品事例)】
《注目市場フォーカス》
●樹脂摺動材市場 (30~39ページ)
~電気自動車市場に伴走し、拡大基調に~
1.樹脂摺動材とは
2.業界動向と市場概要
【図・表1.樹脂摺動材国内市場規模推移(金額:2012年-2016年見込)】
【図・表2.摺動材需要分野別国内シェア(金額・シェア:2016年見込)】
3.有力企業動向
3-1.旭有機材株式会社
【図1.高耐熱摺動用 ゼアトライボ®の特性】
3-2.エンズィンガージャパン株式会社
【表1.摺動材の物性データー】
【図2.摺動材のカットサービス】
3-3.ニチアス株式会社
3-4.東海カーボン株式会社
3-5.東レ株式会社(摺動特性所有製品展開)
3-6.住友化学株式会社(摺動特性所有製品展開)
4.今後の市場動向
【図・表3.樹脂摺動材国内市場規模推移(金額:2017年-2020年予測)】
【図・表4.摺動材メーカー別国内シェア予測(金額・シェア:2020年予測)】
《次世代市場トレンド》
●量子技術が世界を変える(3)量子センシング (40~60ページ)
~量子エンタングルメントやトンネル効果など特異な量子的性質を利用
感度や分解能の点で古典的計測を凌駕~
1.量子科学技術に本腰を入れ始めた文部科学省
2.量子センシングとその意義
3.量子センシングの応用分野
3-1.磁気センサー
3-2.量子カスケードレーザー
3-3.量子エンタングルメント顕微鏡
3-4.量子慣性センサー
3-5.光格子時計
3-6.量子コンパス
3-7.量子レーダー
4.量子センシングの市場規模予測
【図・表1.量子センシングの国内およびWW市場規模予測(金額:2020-2040年予測)】
【図・表2.量子センシングの用途分野別国内市場規模予測(金額:2020-2040年予測)】
5.量子センシングに関する国内の研究機関動向
5-1.国立大学法人大阪大学
5-2.学校法人慶應義塾大学
【図1.NV中心の配向分布を示すマッピング像】
5-3.国立研究開発法人産業技術総合研究所
5-4.住友電気工業株式会社
5-5.国立大学法人電気通信大学
5-6.国立大学法人東京工業大学
【図2.ダイヤモンド量子センサーの性能と応用の可能性を示した模式図】
【図3.集光効率向上の為ボトムアッププロセスで形成したマイクロ構造模式図】
5-7.国立大学法人東京大学/国立研究開発法人理化学研究所
【図4.光格子時計の原理を示した模式図】
【図5.光格子時計のネットワーク概念を示した模式図】
5-8.国立大学法人東北大学
5-9.日本電信電話株式会社(NTT)
5-10.国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
6.量子センシングの展望
●物流(機器・システム)のIoT市場動向(1) (61~69ページ)
~IoTがもたらす物流(機器・システム)の変化はどこから始まるのか?~
1.物流(機器・システム)のIoT
1-1.国のIoTの取り組み
【図1.IoT社会に向けた掲載産業省の取組】
1-2.物流、ロジスティクスの違い
1-3.ロジスティクス 4.0といわれるもの
2.物流(機器・システム)の種類と市場規模
2-1.物流(機器・システム)の種類(分類)
【表1.物流機器の分類例】
2-2.自動倉庫とIoT
【表2.自動倉庫システムの種類】
【表3.移動棚、台車/AGVの製品例】
2-3.移動棚、台車/AGVとIoT
【図2.ロボット型AGVの例】
●輸送用機器向け水混合燃料関連技術の市場動向 (70~91ページ)
~船舶分野の環境規制強化を受けて研究開発が進む
EGRなど他技術との組み合わせにより実用化に目途~
1.水混合燃料の概要
1-1.水混合燃料の定義
1-2.水混合燃料による環境負荷低減の仕組み
(1)基本的なメカニズム
(2)技術的な課題と対策
2.水混合燃料の主な需要分野
2-1.船舶分野
2-2.非船舶分野
3.輸送用機器向け水混合燃料関連技術の市場動向
【図・表1.輸送用機器向け水混合燃料及び生成装置の市場規模推移と予測
(金額:2015年-2040年予測)】
4.水混合燃料関連技術の開発・導入を行う企業・団体の取組動向
4-1.川崎汽船株式会社
4-2.川崎重工業株式会社
(1)製品の概要
【図1.K-ECOS外観】
【図2.K-ECOSシステム構成】
(2)水エマルジョン燃料に関する研究開発の取り組みと特徴的な技術
【図3.水と燃料のミキサユニットイメージ図】
【図4.水エマルジョン燃料ドレンの再利用イメージ図】
(3)ユーザー及び市場の動向に関する見通し
4-3.ナノフュエル株式会社
(1)事業及び技術の概要
【図5.ナノエマルジョン燃料の燃焼メカニズム】
(2)ユーザー及び主要用途の動向
【図6.ナノエマルジョン燃料製造装置外観(NEFS-S1000)】
4-4.国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産大学校
(1)膜によるNOX排出量低減技術
【図7.ORHM原理(左)と低酸素・高加湿給気供給システム概要(右)】
(2)水混合燃料を活用したNOX排出量低減技術
【図8.ORMと水混合燃料によるNOX低減装置概要(左)水混合燃料生成装置概要(右)】
(3)市場の見通し
5.輸送用機器向け水混合燃料及び生成装置市場の見通し
《あとがき》
読者アンケート 「興味を持ったレポート」トップ3予想 (92ページ)