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Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2017年7月号(No.112)

 トピックス 

《次世代市場トレンド》
スマートスピーカー/AI音声アシスタント市場
~国内発売前からこの先の競争激化は確実視
 ポストスマホ時代を担うクラウドAIプラットフォームの1stランナー

スマートスピーカー/AI 音声アシスタントとは
SF映画「2001年宇宙の旅」では、コンピューター「HAL」は、常に人間の会話に聞き耳を立てており、人が話しかければ即座に人間と会話をしてさまざまな情報をやりとりする様子が描かれていた。
しかし、現実世界では、これまで人が機械と音声で意思を通わせるのは、ストレスの溜まることでしかなかった。
ところが、こうした状況が、最近急速に変わりつつある。コンピューターに音声で何かを依頼をすると、正確に人の言葉を聞き取り、依頼を遅滞なく実行できるようになってきた。これは、機械による音声認識技術の飛躍的進歩に負うところが大きい。ディープラーニングを取り入れて、会話認識、言語分析などのタスクを正確に処理するシステムが構築されるようになってきている。
将来的には、音声認識の精度は一層向上してゆき、それにより、人のコンピューター端末への接し方は、大きく変貌することになるだろう。
人が、さまざまな形や大きさのコンピューター端末に囲まれた生活を送るほど、音声による操作、あるいは端末に触れたり、ジェスチャーをしたりするといった、普段の生活で人と人がコミュニケーションを行なう程度に自然な方法で、それらを操作するようになるだろう。
そうした時代の到来を告げる先鞭として登場したのが、スマートスピーカーである。スマートスピーカーには、音声で操作できる人工知能(AI:Artificial Intelligence)が搭載されており、人を音声でサポートするアシスタント機能が付与されているのでAIスピーカーとか、AI音声アシスタントなどとも呼ばれている。
ここで悩ましいのが、ロボットとの線引きである。多くのロボットにも音声機能が付与されていて、人と会話できるからである。そこで、スマートスピーカー/AI音声アシスタントの対象として、音声アシスタントとしての機能が主要な機能となっているものに限定する。ただし、今後、人とマシンのインターフェースとして音声が定着するようになれば、スマートスピーカーのビジネスモデルも変遷してゆこう。

 内容目次 

《アクティブタグシリーズ》
●アクティブタグの動向(3) RTLS・位置情報関連市場
  ~国が「高精度測位社会プロジェクト」を推進する中で、高度な測位
   機能を持つRTLSに加え、成長性の高い新技術やサービスも登場~

  1.はじめに
  1-1.測位情報と相対位置情報
  1-2.屋内測位ソリューションの概況
  【表1.屋内測位・相対位置情報取得技術の種類】
  (1)RTLSの注目動向
  ①Wi-Fi方式
  【図1.Ekahauの医療機器位置情報管理(事例)】
  ②UWB方式
  【図2.UWB方式RTLSの導入例(自動車工場の事例)】
  (2)その他の高機能型測位システム
  【図3.ロケーション認識タグによる歩行者支援システム】
  【図4.メッシュ型ビーコンの特長(伝送経路)】
  1-3.屋内位置情報ソリューションの概況
  2.RLS・位置情報関連市場の動向
  2-1.測位・位置情報ソリューションの市場規模
  【図・表1.屋内位置情報関連市場の国内・産業用見通し(金額:2016-2021年予測)】
  2-2.位置情報関連市場の利用分野と見通し
  【図・表2.屋内位置情報関連分野の利用分野の内訳(金額:2016年度)】
  【図・表3.屋内位置情報関連分野の利用分野の内訳(金額:2021年度予測)】
  2-3.アクティブタグの種類別内訳と見通し
  【図・表4.屋内位置情報ソリューション用タグの種類別構成比(2016年度)】
  【図・表5.屋内位置情報ソリューション用タグの種類別構成比(2021年度予測)】
  3.注目企業の最新動向
  3-1.UWB/Wi-Fiタグ関連
  (1)株式会社ユビセンス
  【図5.ユビセンスのRTLSの主要機器】
  (2)丸紅情報システムズ株式会社
  【図6.EkahauのRTLS用位置検知端末】
  3-2.RFIDタグ(アクティブ型/パッシブ型)関連
  (1)株式会社MTI
  【図7.MTIの「ユビキタス倉庫ソリューション」の基本構成】
  (2)エル・エス・アイジャパン株式会社
  【図8.「Palm Touch」のフレキシブルな利用形態】
  【図9.歩行支援システムの情報点字ブロックとナビゲーション端末】
  (3)マイクロ・トーク・システムズ株式会社
  【図10.「S-Location」の位置検知機能の原理】
  3-3.BLEビーコン関連
  (1)株式会社WHERE
  【図11.「EXBeacon」端末のベースユニットと追加接続ユニット】
  【図12.「EXBeaconプラットフォーム」が同時提供するサービス群】
  (2)株式会社タグキャスト
  【図13.タグキャストの専用ビーコン端末の種類】
  【図14.PaperBeaconによる「待ち時間ゼロ」サービスのコンセプト】

《注目市場フォーカス》
●サーモ・モジュール市場
  ~今後は発電用途もあり市場は堅調に推移~

  1.サーモ・モジュールとは
  【図1.サーモ・モジュールの動作原理】
  2.業界動向と市場規模推移
  【図・表1.サーモ・モジュール(冷却加熱制御)市場規模推移(金額:2012年-2016年)】
  【図・表2.サーモ・モジュール(冷却加熱制御)需要分野別シェア(金額:2016年)】
  3.主要企業動向
  3-1.株式会社KELK
  3-2.株式会社フェローテック
  3-3.ヤマハ株式会社
  3-4.アイシン精機株式会社
  4.今後の市場動向
  【図・表3.サーモ・モジュール(冷却加熱制御)市場規模予測(金額:2017年-2020年予測)】
  【図・表4.サーモ・モジュール(冷却加熱制御)需要分野別シェア(金額:2020年予測)】
  【図・表5.サーモ・モジュール(発電用途)市場規模予測(金額:2017年-2020年予測)】

《次世代市場トレンド》
●スマートスピーカー/AI音声アシスタント市場
  ~国内発売前からこの先の競争激化は確実視
   ポストスマホ時代を担うクラウドAIプラットフォームの1stランナー~

  1.スマートスピーカー/AI音声アシスタントとは
  2.スマートスピーカーを巡る動向
  【表1.スマートスピーカー一覧】
  3.スマートスピーカーの応用事例
  3-1.家庭
  3-2.自動車
  3-3.社会
  4.スマートスピーカーの市場規模推移と予測
  【図・表1.スマートスピーカーの国内およびWW市場規模推移と予測
  (数量:2015-2040年予測)】
  【図・表2.スマートスピーカーの国内およびWW市場規模推移と予測
  (金額:2015-2040年予測)】
  5.スマートスピーカーの市場シェア
  【図・表3.スマートスピーカーのWW市場における企業シェア(金額:2016年)】
  6.スマートスピーカーおよび関連技術の国内外企業・研究機関の取組動向
  6-1.株式会社アドバンスト・メディア
  6-2.Apple Inc.(米国)
  【図1.Appleのスマートスピーカー「HomePod」】
  6-3.Amazon.com, Inc.(米国)
  【図2.Amazonのスマートスピーカー「Amazon Echo」シリーズ】
  6-4.イナゴ株式会社
  【図3.AI音声アシスタント「netpeople」の使用イメージ】
  6-5.International Business Machines Corporation(IBM)(米国)
  6-6.NTTドコモ株式会社
  6-7.株式会社MJI
  【図4.「Tapia」の外観写真】
  6-8.株式会社エルブズ
  【図5.エルブズの共同研究体制模式図】
  【図6.エルブズの「御用聞きAI®」実証実験イメージ】
  6-9.株式会社エーアイ
  【図7.「AITalk®」のコーパスベース音声合成方式の仕組みを示した模式図】
  6-10.A.I. Nemo Inc.(中国)
  6-11.Google Inc.(米国)
  6-12.Samsung Electronics Co., Ltd.(韓国)
  6-13.Jibo, Inc.(米国)
  6-14.シャープ株式会社
  6-15.大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所
  6-16.株式会社ティファナ・ドットコム
  【図8.AI接客・窓口システム「KIZUNA」の使用イメージ】
  6-17.日本電気株式会社(NEC)
  6-18.Nokia Corporation(フィンランド)
  6-19.Facebook, Inc.(米国)
  6-20.Microsoft Corporation(米国)
  6-21.LINE株式会社
  【図9.「Clova」の構成要素である「Clova Brain」と「Clova Interface」】
  【図10.「Clova」のインターフェースとしてのスマートスピーカー3種】
  7.スマートスピーカーの将来見通し

●メタマテリアル技術動向
  ~磁気学や光学の常識を覆す人工物質
  これまで不可能だった特異な特性を持つ材料が設計可能に!~

  1.メタマテリアルとは
  2.メタマテリアルの発展経緯
  3.メタマテリアルの種類
  3-1.電波メタマテリアル
  3-2.光学メタマテリアル
  3-3.音響メタマテリアル
  4.メタマテリアルの応用分野
  4-1.アンテナ
  4-2.フィルター
  4-3.光学迷彩
  5.メタマテリアルの市場規模予測
  【図・表1.メタマテリアルの国内およびWW市場規模予測(金額:2020-2040年予測)】
  【図・表2.メタマテリアルの応用分野別国内市場規模予測(金額:2020-2040年予測)】
  6.メタマテリアルに関する企業・研究機関の取組動向
  6-1.国立大学法人茨城大学
  6-2.国立大学法人大阪大学
  6-3.国立大学法人岡山大学
  6-4.国立大学法人京都大学
  6-5.学校法人慶應義塾大学
  6-6.国立大学法人東京工業大学
  【図1.誘電率μと透磁率εのパラメーター2次元マップ】
  【図2.透明マントの概念を示した模式図】
  6-7.国立大学法人東京大学
  6-8.国立大学法人東京農工大学
  【図3.光制御と機能性デバイスへの展開を示した模式図】
  6-9.株式会社豊田中央研究所
  6-10.日本電気株式会社(NEC)
  【図4.SRRを用いた世界最小クラスのアンテナの模式図および実物写真】
  6-11.株式会社日立製作所
  6-12.国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)
  6-13.防衛省
  6-14.国立大学法人横浜国立大学
  6-15.国立研究開発法人理化学研究所
  【図5.Au/Ni 3次元メタマテリアル構造の作製プロセスの模式図】
  【図6.上記メタマテリアル構造を等方的に進化させたもの】
  7.メタマテリアルの可能性

●IoTの無線通信技術市場(2)
  ~LPWAの商用サービスは2018年以降急速に拡大~

  1.LPWAの市場概況
  2.主要各社の動き
  2-1.電子デバイス・半導体メーカー
  (1)京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)など
  ①概要
  ②対象分野、研究開発、実績、計画
  (2)アーキテクトグランドデザイン株式会社(AGD)、オムロン株式会社、慶応大学
  ①概要
  ②対象分野、研究開発、実績、計画
  (3)ロームグループ(ローム株式会社)
  ①概要
  ②対象分野、研究開発、実績、計画
  (4)ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
  ①概要
  ②対象分野、研究開発、実績、計画
  (5)株式会社村田製作所
  ①概要
  ②対象分野、研究開発、実績、計画
  2-2.通信キャリア系
  (1)ソフトバンク株式会社
  ①概要
  ②対象分野、研究開発、実績、計画
  (2)株式会社NTTドコモ
  ①概要
  ②対象分野、研究開発、実績、計画
  (3)KDDI株式会社
  ①概要
  ②対象分野、研究開発、実績、計画
  2-3.ITベンダー
  (1)マイクロソフト株式会社、関西電力株式会社
  ①概要
  ②対象分野、研究開発、実績、計画
  (2)日本IBM株式会社
  ①概要
  ②対象分野、研究開発、実績、計画
  2-4.ベンチャー系
  (1)株式会社ソラコム
  ①概要
  ②対象分野、研究開発、実績、計画
  (2)トライポッドワークス株式会社
  ①概要
  ②対象分野、研究開発、実績、計画
  3.LPWA市場動向
  【図・表1.LPWA市場推移(数量:2015-2020年予測)】

《あとがき》
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