定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。
最新号
Yano E plus 2018年12月号(No.129)
トピックス
名古屋オートモーティブワールド2018レポート
~初開催の名古屋オートモーティブワールド2018は
自動運転、電動化、コネクテッド、軽量化を中心に577社が出展~
名古屋オートモーティブワールド2018は、2018年9月5日(水)~7日(金)の3日間においてポートメッセなごやにおいて開催された。自動車技術を中心とした展示会であり、国内・海外の577社が出展した。オートモーティブワールドは毎年1月に東京ビッグサイトで開催されており、2018年は1,063社が展示しており、3日間の来場者数は計39,922人(前回34,542人)となった。
名古屋での開催は初であり、「カーエレクトロニクス技術展」「EV・HEV 駆動システム技術展」「クルマの軽量化技術展」「自動車部品&加工 EXPO」「自動運転EXPO」の5つの展示会から構成されている。専門技術セミナーも併設されており、自動運転、AI、電動化、FCV、エンジン革命、軽量化など、業界注目のテーマを、各メーカーの担当者60名が最新の技術動向について講演をしている。3日間で3万6,281人が来場し、初開催とは思えない盛況ぶりであった。
本展示会は商談のために毎年開催されている。来場者は各社の展示ブースを見学し、出展社との各種商談(新製品の概要や導入、課題についての技術相談、見積りや導入時期の打合せなど)をする事が出来る。
内容目次
《次世代市場トレンド》
●最新量子技術シリーズ(6)量子スピントロニクス (3~30ページ)
~電子・情報通信産業のイノベーションを創成する最新の学術分野
量子コンピューターの量子ビット形成も提案!~
1.量子スピントロニクスとは
2.注目される量子スピントロニクス
3.量子スピントロニクスの応用分野
3-1.量子分子スピントロニクス
3-2.スピン不揮発メモリー
3-3.スピンFET
3-4.スピン光メモリー
3-5.スピン量子コンピューター
4.量子スピントロニクスの市場規模予測
【図・表1.量子スピントロニクスの国内およびWW市場規模予測(金額:2020-2045年予測)】
【図・表2.量子スピントロニクスの用途分野別国内市場規模予測(金額:2020-2045年予測)】
5.量子スピントロニクスに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.国立大学法人京都大学
5-2.国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)
5-3.国立大学法人筑波大学
【図1.傾斜磁場を用いたスピン操作の模式図】
5-4.国立大学法人東京大学
【図2.実験のセットアップの模式図(左)と、核スピン波の概念図(右)】
5-5.学校法人東京理科大学
【図3.抵抗変化デバイスの構造の模式図】
【図4.Li4SiO4/Fe3O4/MgO界面のTEM像】
【図5.Fe3O4へのLiイオンの挿入量を変えたときの磁化-磁場曲線の変化】
5-6.国立大学法人東北大学
【図6.東北大学のスピントロニクスに関する包括的な取組み概要】
5-7.国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)
【図7.フェリ磁性体の磁気と角運動量】
5-8.国立大学法人北海道大学
【図8.半導体スピン注入を用いたスピン機能デバイスの模式図】
【図9.非局所4端子測定法の模式図】
5-9.国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)
5-10.国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)
【図10.スピン偏極He原子ビームによるスピン検出の原理を示した模式図】
【図11.グラフェンとYIGの接合における電子スピン間の相互作用を示す概念図】
6.量子スピントロニクスの将来展望
《注目市場フォーカス》
●Home IoT市場の動向(2) (31~41ページ)
~2025年にはエコシステムがスマートホーム市場を席巻する~
1.Home IoTにおける“エッジ”とは
1-1.スマートフォンにおけるエコシステム
1-2.Home IoTにおける“エッジシステム”の例
2.Home IoTにおける“クラウド”とは
2-1.既存プレイヤーの“Home IoT”
2-2.クラウドによる“Home IoT”
【図1.レガシーな装置/システム販売とエコシステムの収益の違い】
2-3.無料化するアプリケーション
3.メガプラットフォーマーのHome IoT戦略
【表1.Google Homeと連携できる家電・住宅設備の例】
4.Home IoTの市場概況と市場規模予測
4-1.Home IoTの市場推概況
4-2.Home IoTの市場推移
【表2.Home IoT市場規模推移(数量・金額:2015-2022年予測)】
【図2.レガシーなエネルギー関連装置/システム市場の推移予測(数量・金額:2015-2022年予測)】
【図3.プラットフォーマーが提供するスマートホーム市場の推移予測(数量・金額:2015-2022年予測)】
●国内半導体メーカーのIoTデバイス向けIC市場 (42~67ページ)
~バブル期以降、初めて経験する希少な拡大期に~
1.IoTデバイスと半導体
1-1.IoTデバイスについて
1-2.半導体業界の将来性
【図・表1.半導体業界の市場推移と予測(金額:2013-2020年予測)】
1-3.半導体を求める業界について
【図1.半導体を必須とする業界】
1-4.半導体を求める業界について
【図2.半導体業界マッピング】
1-5.IoTデバイス向けICの将来について
【図・表2.国内半導体メーカーのIoTデバイス向けICの売上高予測(金額:2017-2027年予測)】
【図・表3.国内半導体メーカーのIoTデバイス向けICの生産能力予測(数量:2017-2027年予測)】
1-6.IoT製品に対する関連市場規模
【図・表4.加速度/ジャイロセンサーの市場規模推移と予測(数量:2017-2027年予測)】
2.プレイヤーの動向
2-1.ローム株式会社 /ラピスセミコンダクタ株式会社(ロームグループ)
(1)事業概要
(2)ローム / ラピスセミコンダクタの現状のIoT製品について
【図3.ロームのIoT市場への取り組み】
(3)IoTに向けた独自の取り組み
①Lazuriteシリーズ
【図4.Lazuriteとは】
②オープンプラットフォームに向けたセンサー評価キット「SensorShield」
【図5.SensorShieldとは】
(4)新分野に向けた新しい取り組み
(5)日本でのIoTデバイス生産状況
(6)今後の方針
2-2.株式会社ソシオネクスト
(1)事業概要
(2)同社のビジネスについて
【図6.同社のアプリケーション分類】
【図7.同社のカメラ向けのASSP「Milbeaut」】
(3)将来について
2-3.東芝デバイス&ストレージ株式会社
(1)事業概要
(2)IoT関連製品と将来計画
(3)IoT製品(IoTデバイス)の将来性
【図・表5.WW IoTデバイス半導体の2025年売上高予測(金額:2018-2025年予測)】
【図8.ロングテールについて】
2-4.リコー電子デバイス株式会社
(1)事業概要
(2)リコー電子デバイスが捉えるIoT市場とソリューション
【図9.同社のIoT市場での電源IC】
(3)従来品とIoT製品群の売上高比率 / IoT製品の製品分類別比率
【図・表6.製品群の比率の推移と予測(2017-2023年予測)】
【図・表7.IoT製品の製品分類別比率の推移と予測(2017-2023年予測)】
(4)今後の課題について
2-5.旭化成エレクトロニクス株式会社
(1)事業概要
(2)同社にとってIoTデバイス向ICとは
【図10.同社のIoTデバイス向けICに対するイメージ】
(3)同社で期待される技術について
①環境発電
【図11.電地レスIoTセンサーデバイスノード】
②ホール素子、ホールIC
③赤外線センサー
④ガスセンサー
(4)CEATEC JAPAN 2018について
(5)将来について
《タイムリーレポート》
●名古屋オートモーティブワールド2018レポート (68~75ページ)
~初開催の名古屋オートモーティブワールド2018は
自動運転、電動化、コネクテッド、軽量化を中心に577社が出展~
1.全体
【写真1.名古屋オートモーティブワールド2018会場風景】
【写真2.「オートモーティブワールド2018】
2.各社の展示状況
2-1.デルタ電子工業株式会社
【写真3.VAC(左)とバッテリー冷却用熱管理システム(右)】
【写真4.壁掛け式中速充電DCチャージャー(左)普通充電ACチャージャー(右)】
2-2.日特エンジニアリング株式会社
2-3.株式会社ケーヒン
【写真5.ケーヒンブースにて展示されたパワーコントロールユニット】
2-4.ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
【写真6.ソニーブースにて展示されたOMNIVIEWの説明パネル】
【写真7.ソニーブースにて展示された電子ミラーの説明パネル】
3.専門技術セミナー
【写真8.明電舎i-MiEV搭載モーター(左)とインバーター】
《タイムリーコンパクトレポート》
●協働ロボット市場 (76~83ページ)
~市場本格期ついに到来!
ブルーオーシャンの新領域に対応した新しい機器や知見の集結を~
1.市場概況
2.セグメント別動向
2-1.Universal Robotsが先駆者として築き上げたネットワークを活かし市場を先導、大手産業用ロボットメーカーと新興ベンチャーも追い上げる
2-2.自動車などの従来工業分野が足元市場を独占しているが、三品業界などの新工業分野や外食産業などの新領域分野が5年後の成長エンジンに
2-3.テレビCMや「移動Robot Lab.車」などの施策が効果を発揮し、オリックス・レンテックが市場の過半数を占める
3.注目トピック
3-1.外食産業を中心に、これまでの産業用ロボットが入り込めなかった領域で展開が進む
3-2.UCCはQBITロボティクスと提携、2~3年で300台の設置を目指す
3-3.Rethink Robotics廃業は資本的な問題であり協働ロボット市場に悪影響は及ぼさない
4.将来展望
【図・表1.協働ロボット市場規模推移と予測(金額:2015-2024年予測)】
【図・表2.協働ロボットレンタル国内市場規模推移と予測(金額:2015-2024年予測)】
《あとがき》
読者アンケート「興味を持ったレポート」トップ3 予想 (84ページ)
関連マーケットレポート
- D60100812 Yano E plus 2018年12月号(No.129)