定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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最新号
Yano E plus 2020年3月号(No.144)
内容目次
≪EMC・ノイズ対策シリーズ≫
EMC・ノイズ対策シリーズ(5) 回路保護デバイスの最新動向 (3~35ページ)
~静電気放電(ESD)や雷サージなどの過電圧から回路を守る保護用デバイスの必要性が年々増大しており、今後も市場拡大が続く~
1.はじめに
1-1.過電圧の原因と対策
(1)誘導雷サージの被害が増加
【図1.雷サージによる被害の発生メカニズム(事例)】
【図2.各種サージの電圧と周波数帯域の比較】
(2)高電圧ESDと低電圧ESD
(3)サージ対策とESD対策
【表1.サージ対策とESD対策の概要】
【図3.ESD保護デバイスのメカニズム】
1-2.過電圧保護素子の市場動向
(1)総市場規模の推移・予測
【図・表1.回路保護用デバイス市場の種類大別(WW市場:2019年)】
【図・表2.過電流保護デバイス市場の種類別構成比(WW市場:2019年)】
【図・表3.過電圧保護素子のタイプ別構成比(WW市場:2019年)】
【図・表4.ESD対策用過電圧保護素子のタイプ別構成比(WW市場:2019年)】
【図・表5.過電圧保護素子のWW総市場規模推移・予測
(2)過電圧保護素子の個別市場の動向
①半導体系防護素子の市場概況
【図・表6.半導体系過電圧防護素子WW市場の種類大別(金額:2019年)】
②バリスタの市場概況
【図・表7.バリスタWW市場の種類大別(金額:2019年)】
③GDT(ガス入り放電管)の市場概況
【図・表8.GDTWW市場の種類別構成比(金額:2019年)】
④その他の過電圧保護素子の概況
【図4.ポリマーESDサプレッサの構造(パナソニックの製品事例)】
2.雷害対策と複合型SPD
2-1.外部雷対策と内部雷対策
【図5.SPDの設置例(左:分電盤内、右:機器組み込み)】
2-2.SPDの種類
【図6.電源用SPDと通信・信号用SPDの代表的な設置形態】
2-3.SPDの最近の市場動向
(1)SPD世界市場の概況
【図・表9.SPDのWW市場規模推移・予測(金額:2018-2023年予測)】
(2)国内のSPD市場の動向
【図・表10.SPDの国内市場規模推移・予測(金額:2018-2023年予測)】
【図・表11.電源用SPDと通信・信号用SPDの国内市場比率
【図・表12.SPD国内市場の利用分野別構成比(金額:2019年度見込)】
【図・表13.SPD国内市場のメーカーシェア(金額:2019年度見込)】
3.注目メーカーの最新動向
3-1.回路保護素子関連企業
(1)AVXグループ
【表2.AVXグループの回路保護素子(MLV製品)】
【図7.モーター周りに使うAVXのハイブリッド型(V+C)回路保護素子】
(2)Littelfuseジャパン合同会社
【図8.Littelfuseの過電流保護素子(各種ヒューズ:左、復帰型PTC:右)】
【図9.Littelfuseの過電圧保護素子の製品事例】
(3)岡谷電機産業株式会社
【図10.岡谷電機産業の各種GDTとその使用例
【図11.岡谷電機産業の利用分野別SPDの製品事例】
3-2.建築物・施設用SPD関連企業
(1)株式会社サンコーシヤ
【図12.サンコーシヤのSmart SPD®(左)と「クラスⅢ」型SPD(右)の事例】
【図13.アースフリーの絶縁型LAN用SPD(LAN-1000IS-2:右)】
(2)フェニックス・コンタクト株式会社
【図14.フェニックス・コンタクトの電源用SPDの製品例)】
【図15.超薄型・計測制御回路用SPD
(3)音羽電機工業株式会社
【図16.音羽電機工業の雷対策関連の主要製品群】
【図17.音羽電機工業の低圧用SPDの高機能化(製品事例)】
≪注目市場フォーカス≫
次世代高機能材料の動向(1) ~電気・電子機能材料~ (36~73ページ)
~世界のエレクトロニクス産業における日本の強みは優れた電子部品であり、電子部品用材料において世界のトップランナーである~
1.「次世代高機能材料」新シリーズを始めるにあたって
2.電気・電子機能材料の特徴
3.注目される典型的な電気・電子機能材料
3-1.グラフェン
3-2.ダイヤモンド
3-3.酸化ガリウム(Ga2O3)
3-4.ハーフメタル強磁性体
3-5.窒化スカンジウムアルミニウム(ScAlN)
4.次世代電気・電子機能材料の市場規模推移と予測
【図・表1.次世代高機能材料の国内およびWW市場規模予測
【図・表2.次世代高機能材料の機能別国内市場規模予測
【図・表3.次世代電気・電子機能材料の国内およびWW市場規模予測
5.次世代電気・電子機能材料に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.学校法人工学院大学
(1)宇宙用太陽電池材料として期待されるⅢ族窒化物半導体材料
【図1.(左)太陽電池のしくみと損失の例。(右)多接合太陽電池の構成と効率計算に用いるグラフ】
【図2.第一原理計算で用いるGaN構造モデルの例。点欠陥生成プロセスをモデル化したもの】
(2)低次元物質の構造探索と電子状態解析
5-2.国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)
5-3.国立大学法人筑波大学
5-4.国立大学法人東京工業大学
(1)相転移型巨大負熱膨張物質
【図3.昇温によるBiNi1-xFexO3の低温三斜晶相(左)から高温斜方晶相(右)への結晶構造の変化】
【図4.X線回折実験で求めたBiNi1-xFexO3の格子状数の温度変化】
(2)次世代低消費電力メモリー材料として有力な強磁性強誘電体
【図5.BiFeO3(左)とBiFeO3のFeの一部をCoで置換したBi(Fe.Co)O3(右)の磁気構造】
【図6.プローブ顕微鏡による強磁性・強誘電ドメインの表面観察結果】
5-5.国立大学法人東京大学(1)
【図7.(a)3次元積層型IGZOチャネル強誘電体HfO2・FeFETの模式図 (b)ポリシリコンチャネ
【図8.(a)作製したTiN/HfZrO/IGZOキャパシターの断面TEM像 (b)キャパシターの分極電荷および電流密度特性】
【図9.(a)作製したIGZOチャネルFeFETの電流伝達特性 (b)電界効果移動度】
5-6.国立大学法人東京大学(2)
【図10.電流を担う電子の波動関数の一部が、InAs層中から隣接するGaFeSb層に空間的に浸み出す現象を示す模式図】
5-7.国立大学法人東北大学(1)
【図11.(a)本研究で用いたデバイス構造の概略図と特長。(b)電極として用いた金属材料の仕
【図12.本手法で(a,b,d)シリコン基板上,及び(c,e)透明フレキシブル基板上に大面積形成した
5-8.国立大学法人東北大学(2)
【図13.電子顕微鏡によるPdCoO2/Ga2O3界面の原子像(左)と対応する結晶モデル(右)】
5-9.国立大学法人名古屋大学
【図14.グラフェンとGNR】
【図15.フェナントレン開始剤とベンゾナフトシロールモノマーを用いたリビングAPEX重合法によるフィヨルド型GNR合成】
【図16.リビングAPEX重合の概要とGNRの長さの制御】
【図17.ブロック共重合とアームチェア型GNR】
5-10.国立研究開発法人物質・材料研究機構
【図18.単一NVセンターの光電流マッピング検出を実証したダイヤモンド試料の作製方法】
5-11.学校法人早稲田大学
(1)励起子吸収による増感を利用した高効率太陽電池の開発
【図19.AlGaAs/GaAs超格子構造とバンド構造の模式図】
【図20.励起子による光吸収の計算例】
(2)InAlN薄膜を用いたNTCサーミスタの開発
6.次世代電気・電子機能材料の将来展望
Bluetooth屋内位置測位技術 (74~105ページ)
~最新バージョンで、信号の方向性を検出できる機能が追加されたことにより、精度と有用性が格段に向上し、アプリケーションが広がりそう!~
1.屋内位置測位技術とは
2.代表的な屋内位置測位技術
2-1.Bluetooth
2-2.RFID
2-3.Wi-Fi
2-4.超広帯域(UWB:Ultra WideBand)無線
2-5.非可聴音波
2-6.IMES(Indoor MEssaging System)
2-7.自律航法測位(PDR:Pedestrian Dead-Reckoning)
3.Bluetooth位置測位技術
4.Bluetooth位置測位システムの市場規模推移と予測
【図・表1.屋内位置測位システムのタイプ別国内市場規模推移と予測(金額:2018-2023年予測)】
【図・表2.Bluetooth位置測位システムの国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2018-2023年予測)】
【図・表3.Bluetooth位置測位システムの需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2018-2023年予測)】
5.屋内位置測位技術に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.株式会社イーアールアイ
(1)ビーコン発信器「BLUETUS®」
【図1.「BLUETUS®」利用イメージ】
(2)高精度な位置測位システム「BLEGONIO®」
【図2.「BLEGONIO®」利用イメージ】
(3)従業者の位置・状態管理デバイス「InQross®」
【図3.「InQross®」利用イメージ】
【表1.「InQross®」システムの特徴】
5-2.株式会社インテック
5-3.クウジット株式会社
(1)「PlaceEngine(屋内版)」
(2)「Koozyt BLE屋内測位ソリューション」
5-4.国際航業株式会社
(1)測位プラットフォーム「Genavis」
【図4.測位プラットフォーム「Genavis」のコンセプトを示した模式図】
(2)高精度・リアルタイム・3次元測位システム「Quuppa」
【図5.高精度リアルタイム位置測位「Quuppa」のコンセプトを示した模式図】
【表2.国際航業が手掛けた屋内外位置情報ソリューションの事例】
5-5.国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)
などの優れた特長を有している。
【図6.屋内位置測位技術マップ】
【図7.様々な測位技術を紡ぐxDR】
5-6.株式会社タグキャスト
(1)「TC-Beacon(Room IoT)」
【図8.「TC-Beacon」のイメージ】
(2)「PaperBeacon(Table IoT)」
【図9.通常のビーコン(左)と「PaperBeacon」(右)の違い】
(3)「WallBeacon(Wall IoT)」
【図10.「WallBeacon」の利用イメージ】
5-7.凸版印刷株式会社
(1)製造業向けIoT可視化サービス「ID-Watchy®」
【図11.「ID-Watchy®」サービスのイメージ】
(2)位置情報と映像データに加えて、作業員の健康状態を把握できる機能を追加した「ID-Watchy® Bio」
【図12.「ID-Watchy® Bio」サービスのイメージ】
(3)「ID-Watchy® Bio」家畜健康管理サービス
【図13.「ID-Watchy® Bio」を用いた家畜健康管理サービスのイメージ】
5-8.フィールドデザイン株式会社
5-9.株式会社ワイズ・ラブ
【図14.「Xeye」を用いた物品位置管理のイメージ】
6.屋内位置測位技術はオフラインユーザーの動きを可視化する!
≪次世代市場トレンド≫
ダイナミックデータの利用動向(2) (106~115ページ)
~CASE・HMI・OTAなどにおけるダイナミックデータ利用はビジネスチャンスになるか?~
1.ダイナミックデータを取り巻く車利用の変化
1-1.コネクテッドカー
1-2.テスラの行っていること
1-3.MaaSの動き
1-4.情報の個人化
2.現在のダイナミックデータ利用
2-1.CASE
(1)つなぐ(Connected)
(2)自動運転(Autonomus)
(3)共有(Shared)
(4)電動化(Electric)
(5)HMI
3.ダイナミックデータの重要性とその対応
3-1.ダイナミックデータの事例
【表1.車に関連し今後利用が見込まれるデータ例】
≪タイムリーコンパクトレポート≫
ものづくり向け非破壊検査機器市場 (116~126ページ)
~製品検査から品質管理へ 付加価値を生む全体最適にステップアップ~
1.市場概況
1-1.ものづくり向け非破壊検査機器とは
1-2.市場に含まれる商品・サービス
1-3.概況
①技術進歩によるもの
②組織/現場の認識の変化によるもの
③規制によるもの
2.セグメント別動向
2-1.産業分野別動向-自動車
2-2.検査種類別動向-RT
3.注目トピック/AIやIoT活用が市場活性化のカギ 高まる全数検査ニーズ
4.将来展望
【図1.ものづくり向け非破壊検査機器市場規模推移と予測(世界、日本、金額:2016-2026年年度予測)】