定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。
最新号
Yano E plus 2024年5月号(No.194)
≪次世代市場トレンド≫
次世代AI・コンピューター技術(6)~汎用人工知能(AGI)へ~ (3~40ページ)
~遠い存在とみられていたAGIが少し身近なものにみえてきた。
平坦ではないが、それが登場するとき人類はどう対応しどうなるのか~
1.汎用人工知能(AGI)とは
2.AGIとANI
3.AGIの到来が意味するもの
4.AGIに関する市場規模
【図・表1.AGIの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測】
5.AGIに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.国立大学法人大阪大学
(1)身体性と社会的相互作用
①ChatGPTの衝撃
②心遣いと思い遣り
③身体性
④社会的相互作用
(2)ロボットに共感能力を生み出す「痛覚」
①痛みの共感
②痛覚共有を可能にするミラーニューロンシステム(MNS)
【図1.痛み経験の共有モデル】
(3)MNSの創発
(4)ハイパースキャンニングMEGによる親子脳機能同時計測
【図2.ハイパースキャンニングMEG】
5-2.国立大学法人京都大学
(1)特定の信号で自発的に「群れ」をつくる分子ロボットの開発
①群ロボットとしての分子ロボットの構成
②分子ロボットの組み立て
③特定の信号を感知し自発的に「群れ」を形成
【図3.可視光(480 nm)で集合、紫外光(365 nm)の照射で群が解消する様子】
【図4.(上)入力信号DNAを認識し群れを形成する分子ロボット。スケールバー:25μm。(下)別の信号DNAを入力することで群れの解除が可能。スケールバー:20μm】
(2)分子機械の集団運動制御に世界で初めて成功
【図5.(a)運動する微小管に伸縮刺激を与える方法、 (b)刺激の種類に応じた微小管の異なる運動モード】
【図6.微小管円運動の発現。(a)伸縮刺激の模式図。(b)同心円状に配列して円運動をする微小管の蛍光顕微鏡画像。スケールバー:1 mm。(c)同心円状配列内に生じた欠陥の自己修復。同心円に並ぶ微小管の一部を削り破損させた(黒破線の右側)。破損部位は、欠陥部位の周囲の微小管によって時間と共に自己修復された(青破線は修復部位の前線)。スケールバー:250 μm】
(3)群れをなして実働するマイクロメートルサイズの分子ロボットを世界に先駆けて開発
【図7.分子ロボットの群れによる物質輸送の概念図(上)と実際に物質を輸送している分子ロボットの蛍光顕微鏡写真(下)。輸送される物質は直径1.1μmのポリスチレン製ビーズ(矢印)。図中の数字の単位:分、スケールバー:20μm】
【図8.紫外光照射位置の指定による積荷集積の概念図(上)。実際に紫外光照射下で積荷を放出している分子ロボットの蛍光顕微鏡写真(下)。図中の数字の単位:分、スケールバー:50μm】
5-3.国立大学法人東京大学(1)/国立研究開発法人 理化学研究所
(1)パーソナルデータの分散管理
①パーソナルデータ(PD)
②パーソナルデータストア(PDS)
(2)すべてのサービスやコンテンツへのポータルとしてのAI
①パーソナルAI(PAI)
【図9.PAIの働きをイメージしたもの】
②分散型サービス
③PDを公正かつ簡単に収集・分析できる社会
(3) PAIと大規模グラフモデル
【図10.ノードとリンクからなるグラフ文書の事例】
(4)まとめ
5-4.国立大学法人東京大学(2)
(1)人間の心を持った人工知能を実現する~ロボットとシミュレーションから人間らしい振る舞いの根源に迫る~
①AIは人間と同じように考えているわけではない
②「高度な制御」でなく「身体的特性」が人間らしい動作を生み出す
③筋骨格系と環境から人間らしい自然な振る舞いが生み出された
【図11.実際の胎児(左)とコンピューター上に再現した胎児のシミュレーション(右)】
(2)赤ちゃんの手足の動きには意味がある!~筋情報の推定でわかった、発達を育む「感覚運動ワンダリング」~
【図12.研究概要】
【図13.感覚運動モジュール】
【図14.感覚運動ワンダリング】
5-5.国立大学法人東北大学
(1)分子ロボッティクス
①分子ロボット
【図15.生体高分子(DNA)を使って作られる分子の部品】
②分子ロボティクスの誕生(新学術領域「分子ロボティクス」(2012-16年度))
【図16.分子ロボットの基本ユニット】
③DNA反応のプログラミング
【図17.DNA反応のプログラミングの一例】
【図18.分子ロボットの進化シナリオ】
(2)分子サイバネティクス(学術変革領域研究「分子サイバネティクス~化学の力によるミニマル人工脳の構築~」(2020-25年度))
①細胞間の情報伝達技術と細胞配列技術の開発
②ケミカルAI
【図19.ミニマル人工脳の構成と役割】
【図20.トポロジー可変の可塑的回路形成=シナプス形成の萌芽】
③今後の方向性
【図21.今後の方向性】
6.AGIの将来展
センサー&アプリ市場性探索(1)磁気センサー① (41~66ページ)
~世界磁気センサー市場は2035年で6,200億円に!
成長著しいMR式だが、ホール式にも根強い需要あり~
はじめに
1.磁気センサー市場規模推移予測
1-1.磁気センサー市場規模推移予測(WW,個数ベース)
【図・表1.磁気センサーWW市場推移予測(数量:2022-2035年予測)】
1-2.磁気センサー市場規模推移予測(WW,金額ベース)
【図・表2.磁気センサーWW市場推移予測(金額:2022-2035年予測)】
1-3.磁気センサーの型別市場規模推移予測(個数ベース)
【図・表3.磁気センサー型別WW市場推移予測(数量:2022-2035年予測)】
2.磁気センサーの型別市場動向
【図1.主な磁気センサーの種類と感度】
2-1.ホール式センサー市場動向
【図・表4.ホール式センサー型別WW市場推移予測(数量:2023年)】
(1)電流センサー
(2)BLDC(ブラシレスモーター)用センサー
【表1.BLDCモーター用磁気センサーの用途】
(3)電子コンパス用センサー
2-2.MR(磁気抵抗)式センサーの市場動向
(1)MR式センサー方式別特徴
【表2.MR式センサー3方式別特徴】
(2)MR式センサー型別市場規模推移
【図・表5.MR式センサーの型別WW市場規模(数量:2023年)】
(3)AMR式センサーのメーカー動向「世界トップのハネウェルに、村田製作所が挑戦」
(4)GMR式センサーのメーカー動向「アレグロのエンジン制御用」
(5)TMR式センサーのメーカー動向「伸びるTDKの車載用」
2-3.その他の磁気センサーメーカー動向
(1)リードスイッチ市場「リード役スタンデックス、革命者ベスタクト」
(2)MI式センサー市場「愛知製鋼の自動運転インフラ、ロームも参入」
①MI式センサーの歴史
②愛知製鋼(MIセンサー)の動向
【図2.愛知製鋼「MI活用の異物検知・非破壊検知」】
(3)フラックスゲート式センサー市場「検出高感度で期待大きいが」
3.磁気センサー関連企業と新型製品
3-1.ホール素子・MR素子の注目企業
(1)TDK株式会社「TMR型電流センサに進出した世界的トップメーカー」
(2)旭化成エレクトロニクス株式会社「磁気センサーの強者CO2・ミリ波に進出」
①センサー事業全体像
②ホール素子磁気センサー事業
【表3.旭化成エレクトロニクスのホール素子材料の種類と特性】
③TMR磁気センサー事業
④CO2センサー事業
⑤ミリ波レーダー事業
(3)アレグロ(Allegro MicroSystems Inc.)「クロッカス子会社化、世界的TMRベンダーに」
(4)Crocus Technology International Corp.(クロッカス)「サンケン電気に買収された」
(5)エイブリック株式会社「SSC子会社化で」
3-2.新型磁気センサー開発と関連企業
(1)新型磁気センサー関連の注目企業とその取り組み
【表4.新型磁気センサー関連の注目企業とその取り組み】
(2)その他の新型磁気センサー関連
①Infineon Technologies「3D磁気センサーでジョイスティック」
【図3.Infineon「3D磁気センサー」】
②マグネデザイン株式会社「朝日インテックと医療用GSRセンサー事業に着手」
電子棚札(ESL)システム (67~98ページ)
~特定の商品情報や価格を棚に表示するツールで、店舗のチェック
アウトシステムと商品棚をリンクし、小売自動化ソリューションに貢献~
1.電子棚札(ESL)システムとは
2.ESLシステムによるデジタル変革
3.ESLシステムの技術
3-1.電子ペーパーディスプレイ
3-2.液晶ディスプレイ
3-3.通信システム
(1)無線通信
(2)NFC
(3)Bluetooth
4.ESLシステムに関する市場規模
【図・表1.ESLシステムの国内およびWW市場規模予測(金額:2023-2028年予測)】
5.ESLシステムに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.アイニックス株式会社
(1)アイニックスのESL=「Newton ESL」
(2)「Newton ESL」の特長
【図1.「Newton ESL」の6機能】
①表示のリアルタイム更新
【図2.表示のリアルタイム更新】
②QRコードの表示/NFCタグ
【図3.QRコードの表示/NFCタグ】
③2つのボタン活用
【図4.2つのボタン活用】
④複数画面切替え活用
【図5.複数画面切替え活用】
⑤7色LED活用
【図6.7色LED活用】
⑥位置情報サービス
【図7.位置情報サービス】
5-2.株式会社L&S(エルアンドエス)
(1)システム
【図8.システムの全体構成】
【図9.基本的な情報の流れ】
(2) ESLタグ
【図10.タグのラインナップ】
(3)EMSの仕組み
【図11.EMSを用いたESL運用の仕組み】
【図12.EC・スマートフォンと連携した新しい戦略の展開】
(4)設置事例
【図13.国内導入事例】
5-3.株式会CREiST(クレイスト)
(1) CREiSTのESL
①サーバー
【図14.サーバーのタイプ】
【図15.セントラルサーバー型のシステム概要】
②データ連携
【図16.データ自動連携の概要】
③データ連携プラットフォーム
【図17.データ連携プラットフォームの概要】
(2)活用事例
①小売店
【図18.活用事例その1:小売店(ビックカメラの事例)】
②物流倉庫
【図19.活用事例その2:物流(在庫管理)】
③製造業
【図20.活用事例その3:製造業】
④公共施設
【図21.活用事例その4:公共施設】
5-4. 株式会社GRトレード/ヤマトサイネージ株式会社
(1) GRトレードのESL商品の特長
【図22.GRトレードのESLシステムの概要】
(2) GRトレードのビジネスモデル
①中国Zkong社の国内販権を得て、メーカーとして販売
②Zkong社製品の差別化ポイント
③POPシステムとの連携
④GRトレードの営業スタイル
(3) GRトレードのESL商品展開事例
①自動車部品サプライヤー大手:株式会社アイシンの事例
②全国約2,800ヶ所でフード給食提供事業を行なうLEOCの事例:メニュープレートを電子ペーパー化
6.ESLシステムの課題と将来展望
6-1.課題
6-2.将来展望
≪次世代電池シリーズ≫
次世代電池シリーズ(6)ナトリウム二次電池の動向 (99~121ページ)
~NAS電池が市場を牽引、NIBはLi価格下落の影響を受け、
市場の立ち上がり時期は後ろ倒しの向き~
1.はじめに
1-1.ナトリウムの性質
【表1.二次電池材料としてのリチウムとナトリウムの比較】
1-2.ナトリウム二次電池の種類と注目動向
(1)NAS電池(ナトリウム・硫黄電池)
【図1.NAS電池の動作原理】
【図2.NAS電池の構造(左:単電池/中:システム/右:モジュール)】
(2)ナトリウム・塩化ニッケル電池
【図3.ナトリウム・塩化ニッケル電池の構造(左:単電池/右:モジュール)】
(3)ナトリウムイオン電池
①正極材料
②負極材料
③電解質
1-3.ナトリウム二次電池の市場規模予測
【図・表1.ナトリウム二次電池のWW市場規模推移・予測(金額:2022-2023年予測)】
【表2.欧米におけるナトリウムイオン電池企業例】
2.注目企業・研究機関の取り組み
2-1.日本ガイシ株式会社
【図4.NAS電池の構成】
【図5.NAS電池コンテナ仕様】
2-2.東京理科大学 理学部応用化学科(駒場研究室)
【図6.HC-Zn負極材料を用いて開発したナトリウムイオン電池の放電容量】
2-3.中科海鈉科技有限責任公司(HiNa Battery)
【表3.HiNa Battery ナトリウムイオン電池ラインナップ】
【表4.「E10X」モデル搭載のナトリウムイオン電池セル・パック仕様】
≪注目市場フォーカス≫
2024モビリティ:BEV市場環境(2) (122~136ページ)
~BEVブームからHEVへ、さらに2027年には第2のBEVが登場?~
1.前回のまとめ
2.2023年頃までの市場の動き
2-1.中国と欧州のBEV
【図1.2023年頃までのBEV(NEV)を中心とした自動車市場】
2-2.BEVの減速と自動車市場の再編の可能性
【図2.中国製BEVの生産量増加と海外輸出】
【表1.中国のBEV/PHEVの輸出動向(数量:2022年)】
【表2.中国のメーカー別NEVの輸出動向(数量:2022年)】
2-3.2024年半ばの自動車市場、再編の可能性
【図3.2024年半ばの自動車市場、再編の可能性】
2-4.2027年以降の自動車市場の再編の可能性
【図4.2027年以降の自動車市場の再編の可能性】
【表3.地域別BEV/PHEVの販売動向・予測(数量:2022-2028年予測)】
【図5.地域別BEV/PHEVの販売動向・予測(数量:2019-2028年予測)】
3.まとめ
≪タイムリーコンパクトレポート≫
カーボンナノチューブ市場 (137~140ページ)
~「CNTのグリーン化」が消耗戦から脱する独自ポジションを築く~
1.カーボンナノチューブ市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.単層CNT市場の動向
4.注目トピック
4-1.多層CNT市場の動向
4-2.多層CNT市場の用途別動向
5.将来展望
【図1.カーボンナノチューブ世界市場規模推移と予測(数量:2020-2024年予測)】
【図2.多層CNT用途別需要構成比(重量:2023年見込み)】
関連マーケットレポート
- D66100805 Yano E plus 2024年5月号(No.194)