2005年版 高機能フィルム市場の展望と戦略
発刊日
2005/07/20
※納期はお問合せください。
※納期はお問合せください。
体裁
A4 / 518頁
資料コード
C47101400
PDFサイズ
PDFの基本仕様
「Adobe Reader 7.0以上」、「印刷不可」・「検索不可」、「編集・加工及びテキスト・図(グラフ)の抽出等不可」、「しおり機能無し」。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
カテゴリ
本資料はPDFにて販売いたします。但し、ご注文いただいてからご提供までに数日いただいております。予めご了承ください。
YDB会員の皆様へ
2010年7月以前に発刊した資料はYDBサービス対象外です。2010年8月以降に発刊した資料のご利用をご検討ください。
調査資料詳細データ
リサーチ内容
第1章:高機能フィルム市場の展望
1.素材、構成、製法の革命が始まった
第2章:LCD関連フィルム市場の徹底分析
1.偏光板
TFT偏光板は大型TVが主戦場、材料が変わる、構成が変わる、製法が変わる
低ヘイズAG・LR VSクリアLR、ドライAR VSウェットLR
開発競争はさらに深化を続ける
6.バックライト周辺フィルム
第3章:注目される高機能フィルム加工製品の市場動向
1.PDP関連フィルム
LCD市場の拡大に伴い需要が逼迫するとともに、素原料In価格が高騰
光学等方性フィルムを使用したITOフィルムの需要が高まる
第4章: PETフィルム市場の徹底分析
原反と加工品の相乗効果による「正のスパイラル」形成がフィルム事業拡大につながる
需給逼迫の中、各社とも工業分野への生産シフトを進める
ディスプレイで稼ぎつつ「次の市場」に向けた開発をいかに進めるかが課題
磁気向けではLTOの高容量化に対応する新グレードを開発
工業業用では自動車配線、携帯電話など向けにFPC基板としての採用が拡大
東 レ 「原反」「加工」、さらに「その先」でのソリューションを提供できる体制が確立
高収益分野へのシフトを積極的に進め、売上高、利益共に大幅成長
第5章:工業用高機能フィルムメーカーの展望と戦略
日東電工 偏光板世界№1のオールラウンドプレイヤー
2006年夏までに能力8,300万㎡/年、他メーカーを引き離す
住友化学工業 偏光板事業、日韓台で2005年度には事業規模1,000億円に
偏光板は2006年より台湾で大型分野にも本格展開へ
ACE DIGITECH 2006年の第3ライン導入で生産能力は1,000万㎡/年超へ
(*)土ヘンに川
温州市僑業経済開発有限公司 高付加価値TNとモノクロSTN、ハイエンド製品に特化する
富士写真フイルム 2008年度にFPD材料事業部の売上高2,000億円へ
オプテス 自社での延伸も開始、大型液晶TV向けも本格採用へ
価格ダウンという相反するテーマをいかにバランスしていくかが課題
原料のハンドリングと加工技術の差別化でポジション築く
「ピュアエース」はキャスト法に加え2006年より溶融押出での展開も
キーワードは「粘着」、オンリー・ワンの技術と製品の開発へ
2006年度にはマスキングフィルムで130~140億円の売上見込む
日立化成工業(機能性フィルム事業部) プリズムシート向けでは圧倒的なシェア、
粘着剤で差別化をはかり他の光学関連部材にも注力へ
積水化学工業(工業テープ事業部)
半導体製造プロセスの進化に合わせニーズに最適化した提案を推進
1.素材、構成、製法の革命が始まった
- 大型薄型TV部材は性能と価格次第で下克上のチャンスもありうる
- 「価格設定」は「コスト+付加価値」の時代は終わった
- まず価格ありき、それを実現できる材料と生産方法でしか市場に残れない
- 日本メーカーの勝ち残る道であり役割である
第2章:LCD関連フィルム市場の徹底分析
1.偏光板
TFT偏光板は大型TVが主戦場、材料が変わる、構成が変わる、製法が変わる
- 2005年は水面下での技術力競争とTVでの競争がさらに激化する2006年のための準備の年と位置づけられる
- TN偏向板の市場は90%が中国、大型TFTの端材とOFF品が多く出回る中国メーカーは悩んでいる
- カラーSTNはなくならないまでも今後は横ばいから微減で推移
- TFTはパワーゲーム、超1強+3強+1(One)
- サムスングループ第一毛織の偏光板市場新規参入をどうみる
- 台湾でも垂直統合の動き
- その他韓国、中国メーカーの偏光板事業概要
- 次世代偏光板の行方はどうなる
(1)TACフィルム3.位相差フィルム
大きな技術革新がない限りTACフィルムがLCD偏光板市場の鍵握る(2)PVAフィルム
日本合成化学も2003年上期より本格販売を開始(3)プロテクトフィルム
1.PET系プロテクトフィルム(4)リリースフィルム(セパレーター)
2.ポリオレフィン系プロテクトフィルム
光学性能の高い原反、高精度な薄膜コーティングなどプロセス部材でも高い技術力が求められる
(1)大型分野4.反射防止フィルム
(2)中小型分野
- TN-TFT大型分野では富士写真フイルム「WV」がスタンダード、19インチモニターもTN-WVにシフト
- 2004~2005年の主戦場はVA、勝ち組はコニカミノルタオプト、日東電工、オプテスの3社富士フイルム以下も市場奪取を狙い開発進める
- 画質の良さで今後が注目されるIPS
- OCBはナナオに続くものが現れるかが鍵
- モノクロSTNは低位安定、カラーSTNは減少傾向
- 小型分野でも視野角拡大ニーズでVA化の流れ始まる、現状はノルボルネン系に優位性
- 小型VA分野ではオプテスが先行、2005年度以降JSR、積水化学、帝人化成が参戦
低ヘイズAG・LR VSクリアLR、ドライAR VSウェットLR
開発競争はさらに深化を続ける
(1)中小型分野5.プラスチック液晶基板
携帯電話の「AR外し」の動きが緩やかに転調し始める(2)大型分野
ポータブルゲーム機ではNDSでは採用見送られるも、PSPではクリアLRが採用に
ドライコートのARフィルム市場では凸版が積極的な価格攻勢を続ける
ソニーケミカル等は既存分野だけでなくARフィルム技術の横展開も開始
「無欠点」「極限までの歩留まりアップ」の品質レベルの向上にこそ
ドライコートによるARフィルムメーカーの生き残る道がある
04年度はAGフィルムがタイトな状況になるも
05年5月のDNP新規ライン稼動により需給バランスは改善の方向へ
04年度のAG・LR市場は前年度に比べ3倍に拡大、05年度も引き続き2倍の増大へ
クリアLR市場も04年度は前年度に比べ3倍に拡大
液晶テレビは今後も「ツヤなしテレビ」のままなのか?
TV用前面板の役割はTVメーカーの差異化のためにあるわけではない
6.バックライト周辺フィルム
(1)光拡散フィルム
新規メーカーの参入、韓国メーカーの台頭により国内外での競争が激化(2)高反射フィルム
正反射と拡散反射を併せ持つ製品など、ニーズの多様化に対応した新製品の投入が活発化
第3章:注目される高機能フィルム加工製品の市場動向
1.PDP関連フィルム
(1)PDPセット市場の動向2.半導体製造工程用フィルム
(2)PDP光学フィルター市場の動向
- 日本および韓国PDPメーカーの健全な競争と切磋琢磨で07~08年にPDPセット市場規模1,000万台達成が可能に
- 37v型市場を奪われることはPDP市場にとって成長鈍化を意味する
(3)PDP用反射防止フィルム市場の動向
- 光学フィルターの価格ダウン対応のために従来の開発手法からの脱却へ
- 光学フィルターメーカーは「存在価値」をより高めることが生き残りの条件
- 直貼りタイプは07年度にもガラスタイプを上回る可能性も
- フィルムフィルターはセットメーカー2社が採用、今後はさらに採用先が増加の見込み
- 光学フィルターのフィルム化はPDP業界全体のビジネススキームを変える
(4)PDP用電磁波シールドフィルムの市場動向
- 04年度の市場伸張率は下ARフィルム外しにより若干トーンダウンするも05年度は再び高いレベルで市場拡大に向かう
- LCD主体の反射防止フィルムメーカーのうち、まず凸版印刷が05年度中に参入富士フイルムやDNPはこれまでと違った切り口で展開する公算が大に
- ARフィルムには「防汚層」の付与が必須項目になる可能性が高まる
- 05年度のNIR付ARフィルム等の複合機能フィルムは全体の3割強の割合へ
- 今後はEMIシールドフィルムベースの複合機能品との競合も
- 一部でクラスBにスパッタフィルムが使用されたものの今後しばらくはまだメッシュタイプの方が有利
- フィルムフィルターの販売量の動きに伴い、黒化処理面反面タイプの需要増の見込み
- 繊維メッシュに対するユーザー評価が高まるも、XGA対応が今後の課題
- 印刷メッシュはSOCに加え、セーレンが事業化に取り組む
- 富士フイルムが06年度より銀塩メッシュタイプで新規参入他のメッシュタイプはこれまで以上の価格競争力の強化が不可欠に
(1)バックグラインド(BG)テープ3.ITOフィルム
(2)ダイシング(DC)テープ
- 市場規模は2003年以降前年比10%以上の順調な伸び示す
- 「薄肉化」「耐熱」をキーワードとした差別化品の開発が進む
(3)ダイボンディグテープ(ダイアタッチフィルム)
- レーザーダイシング、裏面エッチングなど新たなプロセスへの対応力が問われる
- ダイシング・ダイボンディング一体型が急速に拡大
LCD市場の拡大に伴い需要が逼迫するとともに、素原料In価格が高騰
光学等方性フィルムを使用したITOフィルムの需要が高まる
(1)タッチパネル市場
(2)無機EL市場
- 日東電工が上部基板で6割のシェアを確立
- 不振の続くPDA用TP向けはスマートフォン用でカバー05年度からは「ニンテンドーDS」向けが加わりITOフィルム市場もさらに拡大
(3)色素増感型太陽電池(DSC)市場
- 無機EL向け世界トップの三井化学が04年夏にITOフィルム事業から事実上の撤退
- 携帯電話向けだけでなく、高速道路の側壁等の新規用途拡大の可能性も
(4)その他
- 現段階ではトービのITOフィルム「OTEC」が大学から高い評価を受けるもITOの物理的な限界により電極材料を自ら作成する大学も出始める
1.LCD電磁波シールド(5)酸化亜鉛
2.調光ガラス
3.有機EL
新規用途が次々と開発される「酸化亜鉛(ZnO)ルネッサンス」
1.酸化亜鉛市場の概要
2.ハクスイテックの動向
第4章: PETフィルム市場の徹底分析
原反と加工品の相乗効果による「正のスパイラル」形成がフィルム事業拡大につながる
需給逼迫の中、各社とも工業分野への生産シフトを進める
ディスプレイで稼ぎつつ「次の市場」に向けた開発をいかに進めるかが課題
1.リリースフィルムPENフィルム TDFの宇都宮拠点で新ラインの稼動が相次ぐ
2.LCDバックライト拡散フィルム
3.反射防止フィルム
4.その他(新開発フィルム)
磁気向けではLTOの高容量化に対応する新グレードを開発
工業業用では自動車配線、携帯電話など向けにFPC基板としての採用が拡大
東 レ 「原反」「加工」、さらに「その先」でのソリューションを提供できる体制が確立
- 東レフィルム加工と連携し最先端分野での展開強化を目指した組織横断的な取組み進める
- 国内外の拠点でより採算性の高い生産体制へとシフト、アジア地区の拠点では能力増強を実施
- 工業用フィルム出荷量はLCD関連を中心に順調な成長続ける
- 「ガラス代替」分野でのフィルムのポテンシャルに期待
- PPS 新規用途、新市場の開拓が課題に
- 国内拠点は光学グレードの生産能力を増強、中国・佛山の生産能力も拡大
- 最先端に加えコモディティ分野も確実に押さえ事業強化を図る
- 宇都宮工場のナノ薄膜コート設備はフル稼働、ウェットコートによる透明導電性フィルムも完成
- PENフィルム 磁気用、工業用の需要拡大により能力増強進める
- 宇都宮事業所では2004年5月に続き2006年にも新ライン稼動予定
- 磁気テープ向けはデータ記録の主力フォーマットであるLTOの伸びとともに拡大
- 工業用では耐熱性、耐加水分解性が評価され出荷量の殆どが自動車周辺で採用される
- ITO原反など光学関連分野での採用に向けたサンプルワークも進展
高収益分野へのシフトを積極的に進め、売上高、利益共に大幅成長
- 急増する光学関連需要に対応すべく2006年の稼動予定で山東工場に1万t/年の新ラインを建設
- PETフィルム出荷量は横ばいで推移も2004年には工業用の出荷比率が約90%に達する
- 離型材料ではLCD関連向けに「限りなく光学部材に近い」製品を供給
- 2005年秋に稼動予定の犬山工場の新ラインでは多様化・高度化するニーズに対応
- 主力の「コスモシャイン」では光学関連と平行して新たな用途・市場の開発進める
- 合成紙「クリスパー」は年間8~9%の安定した成長率で推移
- 限られた能力の中で収益アップを実現すべく工業・産業用分野への注力シフトを進める
- 工業用PETフィルム出荷量は2004年に10,000tを超す規模に成長
- 離型フィルムでは非シリコーン系製品の需要が拡大
- UV硬化型樹脂対応易接着コートフィルムは新規グレード「UV-5」を開発
- 帯電防止フィルムは年間300t程度の需要を確保
第5章:工業用高機能フィルムメーカーの展望と戦略
日東電工 偏光板世界№1のオールラウンドプレイヤー
2006年夏までに能力8,300万㎡/年、他メーカーを引き離す
住友化学工業 偏光板事業、日韓台で2005年度には事業規模1,000億円に
- 韓国拠点はサムスン電子、台湾拠点は奇美電子を最重要顧客と位置づける
- 小型分野での高シェアに加え大型分野での実績も高まる
- 生産能力は劣勢ながら技術水準はトップクラス
- 2006年第2Qより900万㎡/年の新工場稼動、合計能力は2,600万㎡/年に
偏光板は2006年より台湾で大型分野にも本格展開へ
- 偏光板は車載用など高耐久、高耐熱分野で強み、携帯電話向けは戦略再検討も
- プロジェクターはビジネスユースからホームユースへ、そしてリアプロTV市場の拡大でポラテクノの存在感も急激に高まる
- 生産能力は2005年末には5,544万㎡/年、2007年度には1,000億円超の売上高見込む
ACE DIGITECH 2006年の第3ライン導入で生産能力は1,000万㎡/年超へ
- 2005年よりSTN中心からTFTへ、小型中心から大型向けも
- 偏光板は小型、染料系など技術の優位性を前面に押し出した展開図る
(*)土ヘンに川
温州市僑業経済開発有限公司 高付加価値TNとモノクロSTN、ハイエンド製品に特化する
富士写真フイルム 2008年度にFPD材料事業部の売上高2,000億円へ
- プレーンTAC、2007年度には合計能力は38,000万㎡/年に
- 26インチクラスまでの透過型TN向けでは「WVフィルム」は圧倒的優位に立つ19インチモニターもTN-WVにシフト
- 位相差フィルムはVA向けで遅れをとるも2005年より巻き返しへOCB向けは既に実績、IPS向けは2006年に本格投入
- 販売量拡大に伴いLRコーティング設備の新設を検討
- 耐擦傷性に優れたAG・LRの低ヘイズタイプの開発も進める
- ドライラミによるカラーフィルター作製システム「トランサー」の拡大に期待
- PDP向けにはエッチングメッシュより2/3程度の価格となり得る銀塩メッシュを開発
- 「銀塩メッシュだけでは終わらせず」機能複合化での展開も志向
オプテス 自社での延伸も開始、大型液晶TV向けも本格採用へ
- 「ゼオノアフィルム」2004年末に1,500万㎡/年体制に
- 2003年度まではスタンダード確立も2004年度で失速
- 製法の多様化による「品質重視」と「コスト重視」の両面戦略で攻勢かける
価格ダウンという相反するテーマをいかにバランスしていくかが課題
- 「LCフィルム」、STNカラー携帯電話での採用率はシェア60%、半透過タイプに強み
- 小型TFT向けの「NHフィルム」はハイエンド向けで強み
- 小型分野でのVAモード対応品の早期投入も課題
原料のハンドリングと加工技術の差別化でポジション築く
- 他社にない広幅高精度な延伸技術が差別化のポイントに
「ピュアエース」はキャスト法に加え2006年より溶融押出での展開も
- 新グレードでVA向けの展開も強化
- ITOフィルムはポータブルゲーム機用TP向けに採用
- ノルボルネン系フィルムへのITOスパッタ品も投入
キーワードは「粘着」、オンリー・ワンの技術と製品の開発へ
- 偏光板用プロテクトフィルムで30%超のシェア確保狙う
- リリースフィルムはフルキャパで2005年末にも新設備導入
- 自社製品向けのリリースフィルムはほとんどが外部調達に
2006年度にはマスキングフィルムで130~140億円の売上見込む
日立化成工業(機能性フィルム事業部) プリズムシート向けでは圧倒的なシェア、
粘着剤で差別化をはかり他の光学関連部材にも注力へ
積水化学工業(工業テープ事業部)
- 位相差フィルム向けでの強み生かしながら偏光板向けにも注力へ
- 三重工場の新コーティングライン稼動で光拡散フィルム(前加工)生産能力は20%拡大
- 光拡散フィルム、海外市場における携帯電話需要の拡大で年間10~15%の伸び見込む
- 反射フィルム「レフホワイト」では正反射と拡散反射機能を併せ持つ新グレードを開発中
- 多様なユーザーニーズに応えるカスタム対応力によりノートPC、携帯電話で高いシェアを確保
- 黄変に強い白色PP反射フィルムを開発、直下型バックライト向けに提案進める
- LCD関連市場の拡大によりA!tac事業部の売上高は全体の40%に達する
- 光拡散フィルム「オパルス」の売上高は大幅な成長率を示す
- 高反射フィルム「レイラ」 品揃え強化に向けた研究開発も進む
- バックライトの新たな設計の提案で差別化図る
- 独自の精密塗工技術と設備を活かしLCDバックライト用光拡散フィルム市場に参入
- 光拡散フィルム「デルミナDFシリーズ」ではグレード数を絞り込みコスト競争力を強化
- 直下型バックライト拡散板に貼着・転写する新しいタイプの光拡散フィルムを開発
- PC単体、表面加工無しの新規光拡散フィルムを市場投入樹脂から製品までの一貫生産体制による優位性をアピールし拡販
- PC樹脂の耐熱性、寸法安定性、光透過性を活かした光拡散フィルムはLCDのアプリケーション拡大と使用環境の多様化に対応
- 少量多品種のカスタムニーズにも対応、指向性の付与など新製品開発も積極的に進める
- 05年度の光学フィルター年間生産能力は400万枚へ、フィルムタイプの新設も進む
- 千葉工場のウェットまたはスパッタは06年頃の新設を視野
- フィルムタイプは05年夏に採用見込みも、販売量の10%程度以下にとどまるとの見方
- EMIシールドはメッシュが8割を占める、06年度以降はスパッタを増やす意向
- 反射防止フィルムのうち「アークトップ」は50%使用
- 05年夏には「WARAS」の採用も始まる予定
- スパッタ技術、色素開発、光学設計、知財の4点を強みにフィルター事業拡大を追及
- 04年10月から名古屋工場でフィルムフィルター生産開始、製法はRoll to Roll
- ユーザーサポートに力を入れるとともに、フィルムフィルターの技術革新にも注力
- 04年春にスパッタフィルム使用の光学フィルターがクラスB対応PDP-TVに採用
- スパッタ技術により電磁波遮蔽及び熱線反射フィルム「スマートシールドフィルム」開発2004年秋から窓貼りフィルムとして採用
- 半導体製造関連、情報電子、光学関連を成長分野と位置付ける
- BGテープではウェハの超薄肉化に対応するDBGプロセス対応製品に注力
- DCテープ・DAF一体型の「LEシリーズ」ではDBGやレーザーダイシングなど新たなプロセスに対応するグレードの開発に取り組む
- 半導体関連製品「Adwill」、製品とプロセス両面での提案を推進
- 「機能性粘着」をコンセプトとしたFPD関連事業(アドバンストマテリアルズ事業部門)
- 剥離フィルム事業、主力のセラコン向け一般品は海外拠点で対応しシェア奪取そして「中級品以上は譲らない」
- ブルーレイ・ディスク(BD)対応の記録層保護用粘着付カバーフィルムを開発
- 住友化学とのLCD共同事業と液晶関連部材はオプティカル材事業部門が担当海外拠点の稼動が加わり業績拡大
- LOC絶縁テープ 2004年は比較的堅調な需要を確保も2005年以降は縮小を見込む
- ダイシング・ダイボンディング一体型「FHシリーズ」が急成長2005年には「HIATTACHR」シリーズ出荷量の50%を占める規模に
- ステルスダイシングなど新たなプロセスに対応する技術力と提案力で差別化
- 高耐熱、低アウトガスのバックメタライジング対応グレードなどウェハの薄肉化に伴う新プロセスとそれに対応した素材の提案で差別化
- ウェハレベルCSPにも対応する柔軟性とサポート力を有するソフトテープを開発2004年にはDDF市場にも参入
半導体製造プロセスの進化に合わせニーズに最適化した提案を推進
- BGテープでは75μを切る極薄ウエハに対応した「RFシリーズ」に注力「耐熱」という切り口での新製品開発も課題に
- レーザーダイシング、インラインDCなど新たなプロセスに対応するDCテープを開発
- DAFでは半導体封止用樹脂で培った技術・ノウハウを活かし「構造材」としての展開を推進
- バンプウエハやバックメタライジングに対応する高付加価値BGテープの提案を進める
- DCテープではレーザーダイシングやインラインDCなど新プロセスへの対応に注力
- 高耐熱・光学等方性・高表面硬度を備えた「HT基板」でガラス代替に力入れる光学等方性ではノルボルネン系樹脂と競合するも、耐熱性で比較にならず
- ITOフィルムとしてTP市場でワーク開始、プラセル基板や太陽電池での展開も推進
- スパッタ/メッキ法による2層FCCL「メタロイヤル」大型LCD向けに拡販、2006年内にも生産能力は倍増に
- シリコーンコートフィルム「セラピール」LCD偏光板向けで急拡大
- ポリオレフィン系マスキングフィルムは導光板で強み、年率10~15%の伸びで推移今後は偏光板向けも含め全方位体制に
このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい
矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。
この資料を見た人は、こんな資料も見ています
資料コード
資 料 名
C47103500
J59100500
J59100700
C50301500
C46204100