2009 専門店市場白書
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専門店7分野62市場に分類し、多店舗を展開する企業約900社の事業・経営実態を調査した。新たな業態開発により成長と収益性を確保している専門店市場の実態を把握できる市場調査レポート。
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第1章 専門店市場の現状と動向
1.小売業界全体における専門店の位置付け
(1)日本の小売総市場規模134.5兆円
・売場面積拡大で店舗の大型店化進行、事業所数の減少著しく
(2)小売総市場のシェア66%、90兆円の専門店総市場
・大規模専門店攻勢、中小、零細専門店、個人商店は大型店との較差激しく
2.専門店業態における企業間競争、業態間競争の現状
・家電量販店、ドラッグストア、ホームセンターなど業界再編続き、
合併連衡に動く上位グループ
(1)ホームセンター市場
(2)ドラッグストア市場
(3)家電専門店市場
3.流通・小売市場の成長を牽引する大手専門店企業群
4.SPA型・PB拡充が主導、製造小売業態が専門店市場を牽引
・専門店企業の製造小売業態、PB 拡充、ユニクロ、ニトリ、無印、
成功する企業が市場を牽引
第2章 専門店市場の出店戦略動向
1.専門店出店動向にみる現状と予測
(1)専門店出店の変遷
(2)ショッピングセンターの拡大と専門店
2.IKEA、H&M、外資大型企業の日本出店がもたらす市場への影響
3.ネット通販市場の拡大と専門店市場への影響
(1)ネット通販市場の規模と推移
(2)専門店市場のネット通販
第3章 有力業態別にみた専門店市場動向
1.ホームセンター
・DCM Japan HD、イオンG、ジョイフル本田G、コメリG、
有力企業を中心にした業界再編活発
・ホームセンター市場規模と市場構造、市場動向、今後の市場予測
・ホームセンター市場における業界再編動向
・ホームセンター企業の動向(売上高推移、出店状況)
・DCM Japanホールディングス/カインズ/コーナン商事/コメリ/ナフコ
2.ドラッグストア
・2009年改正薬事法施行で販売チャネル拡大、業界再編活発化
・ドラッグストア市場規模と市場構造、市場動向、今後の市場予測
・主なドラッグチェーンのグループ展開
・主要ドラッグチェーンの業績動向推移
・改正薬事法施行に向けての動き
・マツモトキヨシホールディングス/スギホールディングス/ツルハホールディングス/
カワチ薬品/サンドラッグ
3.100円ショップ・ワンプライスショップ
・市場は成熟、2005年頃から成長鈍化、大創産業、市場シェア5割弱も近年は伸び率低速
・100ショップ市場規模と市場構造、市場動向、今後の市場予測
・100円ショップ企業の動向(売上高推移、出店状況)
・業界再編と他業態の参入
・生鮮コンビニ九九プラスとローソンストア
・大創産業/キャンドゥ/セリア
4.リサイクルショップ
・中古品小売業の年間販売額10年間で倍増、多種多様な新興小売業の増加で規模拡大
・リサイクルショップ市場規模と市場構造、市場動向、今後の市場予測
・主なリサイクル企業の売上高など
・コメ兵/フォー・ユー/ハードオフコーポレーション
5.ディスカウントストア
・ドン・キホーテ積極M&A、長崎屋はメガドンキ、HCドイトもドンキ転換
・ディスカウントストア市場規模と市場構造、市場動向、今後の市場予測
・主なディスカウントストア企業の売上高など
・ドン・キホーテ/ミスターマックス/マキヤ
6.通信販売専業(カタログ、テレビ、ネット)
・大手通販、カタログ苦戦続くも、ネット通販部門の伸び率経年2桁増で全社販売を牽引
・各調査データにみる通販業界の推移
・市場動向(カタログ通販企業、テレビ通販企業、ネット通販企業)
7.アウトレットモール
・三井不動産とチェルシーJ市場寡占、大都市圏近郊から地方中核都市へシフトも
・アウトレットモール市場規模と市場構造、市場動向、今後の市場予測
・日本のアウトレットモールの現況
・チェルシーと三井アウトレットパークの2強が寡占
・チェルシージャパン/三井不動産/西武商事
第4章 業種別にみた専門店市場動向
・以下、4章は、基本的構成として、各専門店市場における、・市場動向と市場構造、・市場動向、・今後の市場予測、・有力企業動向になっています。
Ⅰ.アパレル市場
1-1.ジーンズ・カジュアルウェア専門店
・ファーストリテイリング(ユニクロ)、ポイント、SPA型企業が市場牽引、
仕入れ型との差は歴然
・主なジーンズ・カジュアルウェア専門店企業の動向
・ジーンズカジュアル主要7社の業績推移
・ファーストリテイリング(ユニクロ)/ポイント
1-2.婦人服専門店
・しまむら、PB比率強化、セレクト、カジュアル好調キープ、
中堅クラスのレディス専業苦戦
・婦人服専門店市場の現況
・専門店レディス売上高上位企業一覧
・大手アパレルの直営店動向
・レディス専門店チェーンのアジア進出
・しまむら/ハニーズ/パレモ
1-3.子供・ベビー服専門店
・西松屋、好採算の自社企画商品中心に納期短縮、大型出店中心へ
・子供ベビー服専門店のタイプ別分類、直営店名、ブランド名
・量販系専門店チェーンの動向
・西松屋チェーン/赤ちゃん本舗/ナルミヤ・インターナショナル
1-4.紳士服専門店131
・ツープライスショップ、SC向け若年層向け新ブランドなど、
新業態開発進める紳士服専門店
・ネット販売強化する各社、実店舗との融合狙い、出店エリア以外もカバー
・各紳士服専門店企業の現況と動向
・専門店メンズ売上高一覧
・青山商事/AOKIホールディングス/はるやま商事/コナカ
1-5.セレクトショップ
・トップUA、増収なるも2期連続減益、成長に過渡期迎え出店数よりも
MD改革、新業態も
・主要セレクトショップ企業の現況と動向、出店状況
・ユナイテッドアローズ(UA)/ビームス/パル/シップス/アーバンリサーチ
1-6.呉服専門店
・ローンシステム崩壊、販売仲介業者やネット通販など、
顧客と信頼関係築けるチャネルに勢い
・呉服小売市場の現状
・呉服小売市場の大手各社の状況
・新規参入のきもの小売・専門店「きものスーパー」など
・さが美/京都きもの友禅/東京山喜
1-7.作業服専門店
・ワークマン、関東中心に東北~近畿で、FC体制が主流、2008年に600店舗超を達成
・作業服専門店企業の現況
・ネット通販における作業服専門店
・ワークマン/寅壱
1-8.インナーウェア専門店
・トリンプのアモスタイル出店から10年、強くなるメーカー直営店としてのSPA業態
・インナーウェア小売企業の現況
・SPA型企業の直営店戦略
・ユニクロとしまむらのインナー事業
・トリンプ・インターナショナル・ジャパン/ワコール/ピーチ・ジョン/オカダヤ
1-9.レッグウェア・靴下専門店
・業界首位タビオ、07年度決算、過去最高収益を更新、
今後もレッグファッション人気見込む
・レッグウェアの小売企業の現況
・タビオ/チュチュアンナ/福助
1-10.シャツ・ネクタイ専門店
・メーカーズシャツ鎌倉と東京シャツ、SPA企業2社が専門店市場を牽引
・シャツ・ネクタイ専門店の動向
・メーカーズシャツ鎌倉/東京シャツ
Ⅱ.書籍・CD・ソフト関連市場
2-1.書籍専門店
・ヴィレッジヴァンガード出店率で圧勝、
業界トップ紀伊国屋は2年連続の減収減益と苦戦
・書籍専門店企業の現況
・ネット書店台頭、実店舗もオンライン書店強化対策図る
・紀伊国屋書店/丸善/ジュンク堂書店/ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
・主なオンライン書店一覧
2-2.新古書店
・新刊書店でも買取りチェーン店が増加など、
新旧商品の店舗形態ボーダレス化高まる
・新古書店企業の現況
・新古書店チェーン企業のFC(フランチャイズ)出店戦略
・ブックオフコーポレーション/テイツー/まんだらけ
2-3.CD・DVD専門店
・TSUTAYA(CCC)は、レンタルとの複合店加速、FC店含め業界トップ、
Tポイントも業界横断
・CD・DVD専門店の現状
・業界内の企業グループ再編状況
・CD・DVD専門店の出店状況
・タワーレコード/新星堂
2-4.ゲームソフト専門店
・Wii、DS、PSP人気でゲーム市場活性化も、
小売市場はチャネル間や中古品との競合激化
・ゲーム専門店企業の現況
・ワンダーコーポレーション/NESTAGE/ランシステム
2-5.CD・DVDレンタル専門店
・2強TSUTAYAとゲオの勢い続き市場寡占、大型複合化、
書籍レンタル取扱店も増加傾向
・複合型・大型店舗化が進むCD・DVDレンタル・ショップ
・CCCとゲオのツートップが市場占有するCD・DVDレンタル
・オンラインDVDレンタルサービスの普及
・カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)/ゲオ/ウェアハウス(旧シチエ)
Ⅲ.趣味・娯楽、スポーツ関連市場
3-1.楽器専門店
・CDショップ併設など複合店舗タイプが一般的に
3-2.玩具・娯楽用品店
・家電量販店が攻勢、最大手のヤマダ電機は全店の約4割にあたる店に玩具売場を導入
3-3.手芸用品専門店
・藤久、手づくり講座の増強や受講者の増加策など、本格的な稼動を進める方針
3-4.カメラ・DPE専門店
・キタムラG好調、家電量販との競合、DPE市場100%デジタル化
3-5.金券、チケットショップ
・興行チケット販売はPC及び携帯でのネット予約が主流
3-6.中古自動車専門店
・オークション会場急増、中古車販売台数の7割を占める巨大な流通市場を形成
3-7.カー用品専門店
・イエローハット、伊藤忠商事系小売子会社アイ・シー・エスのカ-用品10店舗を買収
3-8.自転車、バイク専門店
・大規模自転車専門店をチェーン展開する「あさひ」、年間20~30店のペースで開店
3-9.ゴルフ用品専門店
・ゴルフパートナー、オンラインショップ立ち上げ成長するeコマース市場に本格参入
3-10.釣具、アウトドア専門店
・釣りビギナーの女性や若年層が品揃えの豊富な大型店に足を運ぶケースが目立つ
3-11.各種スポーツ用品専門店
・スポーツ専門店、同一商圏内の競合店舗に加え、インターネットが最大の競合相手
3-12.ペット・ペット用品店
・拡大続くペット用品市場、多様なニーズに対応する商品やサービスが次々と創出
3-13.花卉・園芸店
・専門のガーデンデザイナー常駐や、園芸相談の専属職員の配置などで差別化図る
3-14.画廊・骨董品
・価格がオープンで換金容易な公開オークション、美術品市場を下支え
3-15.土産品店
・土産・買物代は、宿泊・日帰り旅行合計で2兆5,250億円規模
Ⅳ.家電・PC、家具、文具、生活、日用関連市場
4-1.家電専門店
・淘汰される中・小零細の家電専門店、依然として続く業界再編、
ベスト電はビックグループへ
4-2.パソコン専門店
・秋葉原、街の再開発で閉店・移転続くPC専門ショップ、
ソフマップもS&Bで生き残り図る
4-3.携帯電話ショップ
・今後、新販売方式の影響で国内携帯市場は縮小へ、買い換えサイクルが長期化、
併売店の需要激減
4-4.家具・インテリア専門店
・ニトリ、バルス、アクタス、IKEA、好調推移で市場を牽引、
なかでもニトリはダントツの存在感
4-5.生活雑貨専門店
・市場規模は縮小するも主要企業は概ね好調、
ライフスタイル提案型が消費者ニーズと合致
4-6.文具専門店
・アスクル、07年12月から個人向け通販専用サイト開設
4-7.仏壇・仏具専門店
・リーディングカンパニー「はせがわ」、仏壇製販の一貫体制、
美術工芸技術にも定評あり
Ⅴ.服飾雑貨関連市場
5-1.宝飾品専門店
・エステールのあずみの買収、ベリテがDIGICOに買収されるなど再編の嵐吹き荒れる
5-2.眼鏡専門店
・ロープライス業態の浸透で眼鏡市場が縮小傾向にあるなか、企業・店舗間競争激化
5-3.鞄専門店
・鞄・バッグ以外にアクセサリーやシューズなどの取扱商品の幅を広げる傾向に
5-4.靴専門店
・エービーシー・マート、2014年2月期までに国内店舗数を720と現在の約1.7倍に
5-5.服飾雑貨専門店
・服飾雑貨店以外にもあらゆる業態が展開しており、
当該市場はオーバーショップ状態
5-6.化粧品専門店
・ドラッグストア、コンビニなどで販売されるセルフ化粧品等の低価格商品が成長
5-7.アクセサリー専門店
・ヴァンドームヤマダ、企画デザインから販売までの「垂直システム」を
導入により成長
5-8.タオル・寝具専門店
・寝具小売店、店頭販売比率が減少傾向でインターネットなどの販売シェア増加
5-9.ヘアケア専門店(カツラ、育毛)
・顧客ニーズに対応、潜在需要見込まれる市場、近年では女性市場にも各社注力
5-10.ギフト専門店
・ギフト雑貨の総市場規模は、前年比101.6%の11兆円、“カジュアルギフト”が市場を牽引
Ⅵ.食料品関連市場
6-1.酒類専門店
・業界シェア1位のやまやが、DSチェーンのスピード、前田を買収、シェア拡大
6-2.生鮮食品専門店
・大手スーパーとの競合激化、販売減少傾向止まらず
6-3.持ち帰り弁当、惣菜専門店
・拡大続く中食市場5.6兆円、単身世帯や有職主婦、高齢化社会が後押し
6-4.宅配ピザ・寿司
・出前サイト「出前館」「ぐるなびデリバリー」など
Webサービスを利用する消費者が増加
6-5.食材宅配
・生協パルシステム、オイシックス、ベネッセ、楽天も商品数2.5倍増など
6-6.ベーカリー
・店内で製造、焼きたてパンを提供するインストアベーカリーが主流に
6-7.和・洋菓子専門店
・健康志向の高まりや少子高齢化の影響を受けて、野菜スイーツが増加傾向
6-8.健康食品専門店
・ドラッグストアや食品スーパー(SM)、CVSなどが健康食品を拡充し、
販売競争は激化
第5章 7分野62市場・有力専門店企業 個表
1.全企業名 五十音順 索引
2.7分野62市場別/企業名五十音順 索引
個表収録項目※各企業の公表状況などにより異なる
①企業名
②設立年月
③資本金
④代表者名
⑤従業員数
⑥本社所在地
⑦売上構成
⑧主要株主
⑨仕入先
⑩関連会社
⑪業績推移(直近7年分または4年分)
⑫売上高・売上高前期比
⑬営業利益・売上高営業利益率
⑭経常利益・売上高経常利益率
⑮当期利益・売上高当期利益率
⑯業績推移グラフ(直近7年分・売上高と経常利益)
⑰店舗数推移(2004年~2008年)
⑱最新店舗状況
⑲売場面積(㎡)(2008年時点)
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