2008年版 PCO・TCO・燻蒸サービスの市場実態と中期展望
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調査資料詳細データ
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第Ⅰ章 マーケットの最新関連動向
1.都市部で発生する野生動物被害に対する行政の取組み ~都市部におけるねずみ防除~
2.有機リン酸系殺虫剤に対する参入各社の安全性への取組み
(1)有機リン酸系殺虫剤の安全対策と取扱い
(2)殺虫剤・使用薬剤に関する参入各社の安全性への取組み指針
3.輸入農産物防疫の検査状況と国内産物の食糧貯蔵庫の衛生管理状況
(1)輸入農産物防疫の検査状況
(2)国内農産物の食糧貯蔵庫の衛生管理状況
4.文化遺産の保存に取組む自治体・地域社会の害虫駆除の現状と課題
(1)文化庁の施策と予算
(2)地方の施策と予算・課題
5.シロアリ・ねずみ駆除の工法、剤の現状と今後のトレンド
(1)シロアリ駆除の工法、剤の現状と今後のトレンド
(2)ねずみ駆除の工法、剤の現状と今後のトレンド
6.参入各社は事業提携による付加価値のある害虫駆除サービスの確立を模索
7.参入各社は木造住宅のリフォーム事業、家庭用白蟻駆除分野に注力
8.関係省庁の取組み状況
(1)厚生労働省
(2)農林水産省
①畜産物の安全性に対する取組み
②臭化メチルの代替技術開発の取組み
第Ⅱ章 マーケットの現状分析と展望
1.PCO・TCO・燻蒸サービス総市場
(1)市場概況と総市場規模(2004~2008年度見込み)
①オペレーション市場
②薬剤市場
(2)総市場構成比(2007年度)
①オペレーション市場
②薬剤市場
(3)PCO&TCO・燻蒸サービス主要参入企業の業界フロー
(4)防除対象分野別市場規模(2007年度)
(5)末端需要分野の概況
小売店舗・飲食業
ホテル
医薬品製造業
食品工場
病院
オフィスビル
輸入農産物防疫
一般病院
畜舎・農場
食糧貯蔵庫
その他
(6)現状の課題点と業界中期展望
①法規制の強化、化学物質使用の禁止
②新分野の開拓、コンサルティングの重視
③市場の縮小傾向、訪販の問題
④その年の気象条件によって大きく左右される
⑤過当競争傾向が強いこと
⑥周辺サービスの強化、充実化
⑦害虫駆除から環境整備へ
⑧技術力のアップ、人材育成
⑨二極分化の進行
⑩PL法(製造物責任法)の問題
(7)市場規模予測(2008~2012年度)
①オペレーション市場
②薬剤市場
2.オペレーション市場分析
(1)PCO(Pest Control Operator)市場
①市場概況(防除対象害虫と施設&法規制)
②市場規模推移(2004~2008年度見込み)
③業界構造と特徴
④主要参入企業動向
⑤薬剤・防除技術の方向性
⑥現状の課題点
(ⅰ)自動化・効率化の推進、トータルサニテーションの提案
(ⅱ)受注の小型化傾向、価格競争(過当競争)の激化
(ⅲ)クマネズミに対する防除方法の開発
(ⅳ)業務提携
(ⅴ)薬剤不要の駆除・防除技術の開発
(ⅵ)薬剤メーカーへの積極的提案、新しい機器開発
(ⅶ)防除ノウハウの蓄積
(ⅷ)小麦・その他の原料費の高騰による悪影響
(ⅸ)モニタリング関連分野や物理的防除機器の拡大
⑦市場展望と市場規模予測(2008~2012年度)
(2)TCO(Termites Control Operator)市場
①市場概況(防除対象害虫と施設&法規制)
②市場規模推移(2004~2008年度見込み)
③業界構造と特徴
④主要参入企業動向
□(社)日本しろあり対策協会会員一覧
⑤薬剤・防除技術の方向性
⑥現状の課題点
(ⅰ)訪販の落ち込み
(ⅱ)シロアリ被害の減少化とカンザイシロアリの問題
(ⅲ)悪質リフォームのトラブルによる市場への悪影響
(ⅳ)薬剤の使用制限
(ⅴ)新しいシステム住宅の開発
(ⅵ)営業力の拡大・人材の育成
(ⅶ)提携の強化、顧客管理の徹底化
(ⅷ)施工時間の短縮化や先端機器の導入
(ⅸ)薬剤を使用しない防虫・防菌方法
(ⅹ)シロアリ防除ロボットの開発
(ⅹⅰ)シロアリの検知器
(ⅹⅱ)新しい柱の育成
(ⅹⅲ)住宅着工件数の落ち込みと地場工務店への喰い込み
(ⅹⅳ)シロアリ工事を行わないハウスメーカーの増加
(ⅹⅴ)サイクル施工の強化
⑦市場展望と市場規模予測(2008~2012年度)
(3)燻蒸サービス市場
①市場概況(防除対象害虫と施設&法規制)
②市場規模推移(2004~2008年度見込み)
③業界構造と特徴
④主要参入企業動向
□全国植物防疫協会くん蒸消毒実施者登録一覧表
⑤薬剤・防除技術の方向性
⑥現状の課題点
(ⅰ)規制緩和が年次進んでいること
(ⅱ)検疫不合格貨物が減少化していること
(ⅲ)臭化メチルの使用が制限され、薬剤を出来るだけ使わない方向性にあること
(ⅳ)機器の開発
(ⅴ)植物防疫法違反事例の発生
(ⅵ)新輸送手段の開発
(ⅶ)労務管理の重要性
(ⅷ)荷主の物流費負担軽減
(ⅸ)中国製品に対する不安解消策
⑦市場展望と市場規模予測(2008~2012年度)
3.関連薬剤・資機材市場分析
(1)公衆衛生害虫駆除剤市場(殺鼠剤、シロアリ駆除関連剤、他)
①市場概況(防除対象害虫と施設)
②市場規模推移(2004~2008年度見込み)
③業界構造と特徴
④主要参入企業動向
□日本しろあり対策協会認定しろあり防除薬剤等一覧
□日本しろあり対策協会防蟻材料および施工一覧
□日本しろあり対策協会物理的工法登録一覧
□日本しろあり対策協会ベイト工法登録一覧
□日本しろあり対策協会床下調湿材料登録一覧
⑤現状の課題点
(ⅰ)環境にやさしい薬剤開発
(ⅱ)薬剤の量を画期的に減らす製品開発
(ⅲ)薬剤効力の持続性保持
(ⅳ)低臭性薬剤の開発、選択的薬剤の開発
(ⅴ)薬剤市場が年次急激に落ち込んでいること
(ⅵ)喫食性の向上
(ⅶ)クマリン系薬剤を超える薬剤開発
(ⅷ)手間のかからない薬剤、機器との組み合わせ薬剤の開発
(ⅸ)IGR剤(昆虫成長阻害剤)の開発
(ⅹ)天然系原料を使用した製品開発
(ⅹⅰ)ピレスロイド系薬剤、ワルファリンの耐性を克服した製品開発
(ⅹⅱ)フェロモン利用のシロアリ殺虫剤
(ⅹⅲ)原料費(石油原料)高騰による値上げ
(ⅹⅳ)中国ギョーザ毒物混入事件の影響
(ⅹⅴ)カンザイシロアリ、ワモンゴキブリ(コワモン)への駆除薬剤開発
⑥市場展望と市場規模予測(2008~2012年度)
(2)忌避剤市場
①市場概況(防除対象害虫と施設)
②市場規模推移(2004~2008年度見込み)
③業界構造と特徴
④主要参入企業動向
⑤現状の課題点
(ⅰ)薬剤から物理的方法へのシフト
(ⅱ)天然素材使用の忌避剤
(ⅲ)ネズミ、ゴキブリを寄せ付けない忌避剤の開発
⑥市場展望と市場規模予測(2008~2012年度)
(3)殺菌・除菌・防カビ剤市場
①市場概況(防除対象害虫と施設)
②市場規模推移(2004~2008年度見込み)
③業界構造と特徴
④主要参入企業動向
⑤現状の課題点
(ⅰ)品揃えの充実化
(ⅱ)新たな用途開発
(ⅲ)安全性の向上、残留性がないもの
(ⅳ)トータルサニテーション化
(ⅴ)天然由来の商品開発
⑥市場展望と市場規模予測(2008~2012年度)
(4)燻蒸剤市場
①市場概況(防除対象害虫と施設)
②市場規模推移(2004~2008年度見込み)
③業界構造の特徴
④主要参入企業動向
⑤現状の課題点
(ⅰ)環境への配慮(出来るだけ薬剤を使わない方向)
(ⅱ)コストダウン、ノウハウの蓄積
(ⅲ)臭化メチルの使用制限と臭化メチルに代替する薬剤の開発
⑥市場展望と市場規模予測(2008~2012年度)
(5)関連資機材市場
①噴霧器(市場概況&参入企業動向)
②作業・防護服(市場概況&参入企業動向)
③防護マスク(市場概況&参入企業動向)
④捕虫機・殺虫機(市場概況&参入企業動向)
⑤ベイトガン関連(市場概況&参入企業動向)
⑥その他新規機材(市場概況&参入企業動向)
第Ⅲ章 マーケットの需要動向分析と展望
1.食品小売業
(1)委託状況
①害虫駆除・殺菌・消毒管理の実施状況
②実施中の害虫駆除・殺菌・消毒管理の実施頻度
③委託業者の選定理由
④実施中の害虫駆除・殺菌・消毒管理の年間コスト
(2)サービス業者への要望点
(3)今後の害虫駆除・殺菌・消毒管理の見通し
①害虫駆除・殺菌・消毒管理の今後の作業見通し
②害虫駆除・殺菌・消毒管理の今後の作業委託予定
2.外食・食品メーカー
(1)委託状況
①害虫駆除・殺菌・消毒管理の実施状況
②実施中の害虫駆除・殺菌・消毒管理の実施頻度
③委託業者の選定理由
④実施中の害虫駆除・殺菌・消毒管理の年間コスト
(2)サービス業者への要望点
(3)今後の害虫駆除・殺菌・消毒管理の見通し
①害虫駆除・殺菌・消毒管理の今後の作業見通し
②害虫駆除・殺菌・消毒管理の今後の作業委託予定
3.ホテル・旅館
(1)委託状況
①害虫駆除・殺菌・消毒管理の実施状況
②実施中の害虫駆除・殺菌・消毒管理の実施頻度
③委託業者の選定理由
④実施中の害虫駆除・殺菌・消毒管理の年間コスト
(2)サービス業者への要望点
(3)今後の害虫駆除・殺菌・消毒管理の見通し
①害虫駆除・殺菌・消毒管理の今後の作業見通し
②害虫駆除・殺菌・消毒管理の今後の作業委託予定
第Ⅳ章 有力参入企業の個別実態
【PCO・TCO・燻蒸サービス参入企業】
□株式会社アサンテ
~訪販規制などで全体として厳しい落ち込みだが下げ止まる~
□イカリ消毒株式会社
~PCO最大手業者でコンサルティング、機械化システムを積極的に進めている~
□関東港業株式会社
~燻蒸事業にあるが文化財燻蒸にも注力度を増している~
□関東白蟻防除株式会社
~予防工事を主体に大手ハウスメーカーに強味~
□国際衛生株式会社
~燻蒸サービスへのウェイトアップとともに食品衛生市場に参入~
□株式会社サニックス
~収益の柱であるHS事業部門が大幅な減少へ~
□株式会社三共消毒
~PCO主体の取り組みで飲食業・ビル・事業所・工場向けに注力~
□西武消毒株式会社
~PCO60%、TCO40%の比率で堅実に推移~
□中部資材株式会社
~輸入植物燻蒸と文化財燻蒸を展開するも減少化~
□株式会社ユニビオ
~大手ハウスメーカーからのTCO予防工事がメイン事業~
【PCO・TCO・燻蒸用薬剤・資材卸販売企業】
□神栄産業株式会社
~防疫商社として薬剤主体に機器、資材も積極的に拡販~
□鵬図商事株式会社
~ペイトジェルを積極的に拡販、情報提供も積極的~
□ヤシマ産業株式会社
~PCO、TCO供に自社ブランド薬剤を持つが、市場の落ち込みの影響が強い~
【PCO・TCO・燻蒸用薬剤・資材メーカー】
□アース環境サービス株式会社
~コンサルテーションを主体に年次拡大を図る~
□株式会社児玉商会
~児玉会を組織してTCOでは確固とした地位を占める~
□三共アグロ株式会社
~TCOを中心に薬剤販売のみでなく施工も積極的に展開~
□住化エンビロサイエンス株式会社
~有恒薬品工業とシントーファインが合併して誕生~
□住友化学株式会社
~PCO分野の原体ではトップシェア、TCO分野の原体でも30%のシェア~
□ダウ・ケミカル日本株式会社
~シロアリ防除ではベイト剤を使った『セントリコン・システム』を進めている~
□日本エコロジア株式会社
~天然植物ニームを主成分とした天然100%の製品で効果を大幅に高める~
□日本農薬株式会社
~アリピレス、グレネードMを主体にTCO分野に注力~
□バイエルクロップサイエンス株式会社
~『マックスフォースジェルK』を積極的に展開、TCO薬剤でもトップシェア~
□フマキラー・トータルシステム株式会社
~PCO、TCO共に薬剤の品揃えは豊富であり業務用100%~
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