2010年版 クレジットカード市場の実態と展望
クレジットカード市場は、日常決済サービス分野の取扱高の拡大により成長を維持しているものの、2010年6月から導入された総量規制の影響により、新たな収益構造の確保が求められております。本調査レポートでは、こうした厳しい環境下でのクレジットカード会社の生き残り戦略を探りました。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象:クレジットカードを発行する主要企業:25社
調査方法:直接面接取材を主体に、一部電話やemail、郵送アンケート調査を併用。
調査期間:2010年7月~9月
■本資料のポイント
- クレジットカード市場規模に関する各種指標の推移(2007年度~2009年度)を算出。
(有効会員数、ショッピング取扱高、キャッシング取扱高、キャッシング残高、カード会社の営業収益 他 ) - カード発行会社の業態・出資母体による特徴と動向を解説。
(銀行系カード会社、信販会社、流通系カード会社・流通会社、その他カード発行会社) - 商品別・サービス別の動向を調査。
- 主要カード発行会社のカード事業実績を明らかに。
- 主要カード発行会社におけるカード事業の実態を掲載。(25社掲載)
■本資料の概要
第1章 総論
第2章 業態・出資母体による特徴とクレジットカード事業の展開
第3章 発行会社の業績とクレジットカード事業実績
第4章 商品・サービスの動向
第5章 クレジットカード発行会社の実態
■掲載内容
第1章 総論
1.クレジットカード市場の実態
2.市場規模に関する各種指標の推移
3.今後の展望
3.1 総量規制の影響と更なる業界再編の可能性
3.2 本質的差別化の必要性
3.3 新たなパートナーシップの模索
3.4 Webを活用した会員サービスの拡充
4.カード発行会社の出資・提携関係
4.1 資本提携
4.2 業務提携
4.3 クレジットカードブランド提携(VISA、MasterCard)
第2章 業態・出資母体による特徴とクレジットカード事業の展開
1.銀行系カード会社
2.信販会社
3.流通系カード会社・流通会社
4.その他カード会社
第3章 発行会社の業績とクレジットカード事業実績
1.営業収益
2.経常利益
3.当期純利益
4.有効会員数
5.カード取扱高(ショッピング・キャッシング合計)
6.カード取扱高(ショッピング)
7.一会員当たりショッピング取扱高
8.カード取扱高(キャッシング)
9.ショッピングリボ・分割払い残高
10.キャッシング残高
11.一会員当たりキャッシング残高
12.貸倒引当金残高
13.利息返還損失引当金残高
14.ポイント引当金残高
15.カード事業の営業収入比率
16.クレジットカード加盟店数
17.自社ATM・CD設置台数
18.ETCカード発行枚数
第4章 商品・サービスの動向
1.カード種類・機能・費用(年会費、手数料率等)の動向
1.1 商品動向
1.2 スタンダードカード
1.3 プレミアムカード(ゴールドカード以上のステータスカード)
1.4 リボ払い専用カード(オプションカード除く)
1.5 ETCカード
2.カード特典・サービスの動向
2.1 サービス動向
2.2 ポイントプログラム
2.3 割引サービス
2.4 リボ払い/分割払い変更サービス
2.5 会員向けインターネットサービスの動向
2.5.1 Web会員向けインターネットサービスの動向
2.5.2 オンラインショッピングモールの動向
3.非接触ICクレジット決済サービスの導入状況
3.1 サービス展開状況
3.2 決済方式別の動向
3.2.1 iD
3.2.2 QUICPay
3.2.3 Visa Touch/Smartplus
3.2.4 PayPass
3.2.5 eLIO
4. 会員コミュニケーション戦略の動向
第5章 クレジットカード発行会社の実態
1.イオンクレジットサービス 2.セディナ 3.クレディセゾン 4.アイワイ・カード・サービス
5.イズミヤカード 6.ジャックス 7.ジャルカード(JALカード) 8.ジェーシービー(JCB)
9.JFRカード 10.ライフ 11.三菱UFJニコス 12.三井住友カード
13.日産フィナンシャルサービス 14.NTTドコモ 15.オリエントコーポレーション(Orico)
16.ポケットカード 17.楽天KC 18.SBIカード 19.ソニーファイナンスインターナショナル
20.髙島屋クレジット 21.東急カード 22.トヨタファインナンス 23.UCS 24.ゆうちょ銀行
25.ゆめカード
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