2011年版 有力少額短期保険会社の実態と展望
2006年4月の保険業法改正により、新たに「少額短期保険制度」が導入されました。現在、70社弱が登録企業となっております。この間、元もとの共済を扱う企業の他に、異業種や大手資本からの新規参入や保険業界からも類似商品の投入もあり、業界は競争が激化しつつあると共に、活性化にも期待が寄せられております。厳しい規制強化の中で、従来の保険商品では満たせなかった消費者ニーズに応えようと、ニッチな市場を支える少額短期保険会社の経営実態を紹介します。また、保険契約者等の保護の施策としての規制が、消費者のニーズや利便性を阻害し、ひいては業界の成長も鈍化させかねない事象も顕在化してきていることが判りました。しかしながら、株式上場を目指して更なる成長を続ける企業も少なくなく、業界の力強さが感じられます。本調査レポートは、有力参入企業の経営実態、営業の取り組み、商品開発の動向等、個別企業の課題とその対策や展望を取材いたしました。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:少額短期保険市場の参入企業の経営実態を通じ、市場動向と展望を明らかにすることを目的とした。
調査対象:少額短期保険市場において、実績がある企業、新規参入企業等を任意抽出。
調査方法:個別面接取材
調査期間:2011年4月~2011年5月
■本資料のポイント
- 少額短期保険市場規模(元受保険料)を算出(2009年~2012年予測、全体、分野別)
- 元受保険料シェアを掲載
- 保有契約件数、保有契約件数シェアを掲載
- 参入企業(14社)の実態を調査
■本資料の概要
第Ⅰ章 総論編
第Ⅱ章 各論編
第Ⅲ章 個表編
■掲載内容
第Ⅰ章 総論編
1.業界動向、市場の成り立ちと背景
2.市場の全体像
(1)取扱い分野
(2)登録企業数推移と分野別参入企業
(3)少額短期保険の位置づけ
3.市場規模
(1)元受保険料(市場規模)推移
(2)保有契約件数
(3)分野別の元受保険料シェア
(4)分野別の保有契約件数シェア
4.震災対応
(1)対応
(2)顕在化した課題と対策
5.法整備の現状、課題、要望(営業、商品面等)
(1)規制の現状
(2)営業規制による課題、要望
(3)商品面の課題、要望
(4)公益法人等が行う共済事業に対する規制、脅威
(5)その他法規制緩和、厳格化の要望
(6)規制改善の要望
(7)異業種参入、新規参入等への捉え方
6.業界展望
(1)業界の現状と課題
(2)個社の現状と課題
(3)成長に向けての施策
(4)業界展望
第Ⅱ章 各論編
1.経営実態
(1)収益性
(2)収益構造改革策
2.営業戦略
(1)加入チャネルと現状の顧客層
(2)販促策
(3)販路開拓、新規顧客開拓策
(4)代理店数及び拡大策
3.営業実績
(1)1社当たりの平均元受保険料
(2)1件当たりの平均保有件数
(3)1件当たりの平均元受保険料
(4)年間新規契約件数
(5)顧客動向の変化
4.商品政策
(1)既存商品
(2)新規開発商品の方向性
5.経営課題と対策
(1)営業面
(2)システム構築
(3)コスト面
(4)業績面
第Ⅲ章 個表編
東京海上ミレア少額短期保険(株)
日本住宅少額短期保険(株)
ジャパン少額短期保険(株)
いきいき世代(株)
ベル少額短期保険(株)
(株)メモリード・ライフ
ぜんち共済(株)
ブロードマインド少額短期保険(株)
アイアル少額短期保険(株)
エクセルエイド少額短期保険(株)
イオン少額短期保険(株)
日本アニマル倶楽部(株)
日本震災パートナーズ(株)
さくら少額短期保険(株)
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