2014年版 FX（外国為替証拠金取引）市場の動向と展望
店頭FX市場は、これまでの規制に次ぐ規制によって法整備が進む中、投資環境の改善、顧客利便度の向上を果たしてきたが、競争が激化する中で自然淘汰による参入企業が減少している。また、一部上場を果たした企業、海外へ新たな拠点を構えた企業も存在しており、更にこうした事業環境の下、顧客基盤を持つ異業種からの参入も続いている。本調査レポートでは、このような時代の変化の中でどう生き抜くのか、各企業の事業戦略と共に、成長市場を支える有力企業を通しての市場動向、マーケットサイズ、将来展望も踏まえまとめた。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的：店頭外国為替証拠金（保証金）取引市場の参入企業の経営実態を通じ、市場動向と展望を明らかにすることを目的とした。
調査対象：外国為替証拠金（保証金）取引市場において、金融商品取引業者として実績がある企業、新規参入企業等を任意抽出
調査方法：個別面接取材及びアンケート調査
調査期間：2014年6月～2014年7月
- 定量分析としては、業界指標となるマーケットサイズはもちろん、口座数、取引高も推計。個社別の実績値、シェアも算出した
- 個社からヒアリングした事業戦略、新規顧客開拓策、既存顧客の囲い込み策等の営業戦略、顧客属性を参考に、成長を続けるための今後の施策ポイントを提言している
第Ⅰ章 総論編
第Ⅱ章 各論編
第Ⅲ章 個別企業編
■掲載内容
調査結果のサマリ
１．市場を取り巻く環境
２．市場の数値的把握
３．ＦＸ市場は成長を続けている
４．ＦＸ市場の課題と展望
第Ⅰ章 総論編
１．業界動向
（１）業界を取巻く環境
（２）参入企業数
（３）業界の主な出来事
２．店頭取引の市場規模
（１）預かり証拠金残高（市場規模）推移
（２）預かり証拠金残高シェア
（３）口座数
（４）口座数シェア
（５）取引高
３．取引所取引「くりっく365」のシェア
（１）「くりっく365」の預かり残高シェア
（２）「くりっく365」の口座数シェア
（３）「くりっく365」の取引高シェア
４．経営戦略、事業戦略
（１）現状
（２）課題と対策
（３）今後
５．業界の課題
６．将来展望
第Ⅱ章 各論編
１．収益性
（１）業績推移
（２）収益状況
２．収入源の多様化策
（１）収入源の多様化策
（２）取引所取引の参入意向
（３）ＣＦＤ、オプション導入意向
（４）システムトレード・自動売買の導入意向
（５）同業とのＢＴＯＢ、異業種との提携意向、実績
（６）法人需要の取り込み
（７）海外展開の意向
（８）異業種との提携意向
３．顧客政策
（１）新規顧客開拓策
（２）既存顧客の囲い込み策
（３）既存顧客の稼働率アップ策
（４）現状の顧客層と今後のターゲット層
４．広告戦略
（１）ブランディングの方向性と新規広告及び見直し内容
（２）年間広告宣伝費、新規顧客1人当たりの獲得コスト
５．システム投資の現状
（１）開発体制
（２）新規投資、リプレイス等
６．カバー政策
（１）カバー取引の安定化策、関係強化策
（２）カバー先の開拓、新規取引の可能性
７．取引実績
（１）年間新規顧客獲得数
（２）実働口座
（３）1口座当たりの平均預かり残高
（４）預かり証拠金額帯別の構成
（５）通貨別取引額
（６）取引額別の取引件数、顧客数、1人当たり年間平均取引回数
（７）ＯＴＣ投資家の年間取引頻度
８．顧客属性
（１）取引振り
（２）年代別顧客構成
（３）男女別顧客構成
９．商品政策
（１）商品概要
（２）スプレッドの狭小化の現状
（３）新商品開発の動向
（４）既存商品の変更点
１０．各社のＣＦＤ、バイナリーオプションの預かり残高、口座数、取引高
第Ⅲ章 個別企業編
1.(株)外為どっとコム
2.ＧＭＯクリック証券(株)
3.ワイジェイＦＸ(株)
4.(株)ＤＭＭ.ｃｏｍ証券
5.(株)外為オンライン
6.セントラル短資ＦＸ(株)
7.(株)マネースクウェア・ジャパン
8.(株)マネーパートナーズ
9.ヒロセ通商(株)
10.ソニー銀行(株)
11.(株)ＦＸプライムbyＧＭＯ
12.トレイダーズ証券(株)
13.カブドットコム証券（株）
14.松井証券(株)
15.第一商品（株）
16.ＳＢＩグループ
このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい
矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。