2021 次世代モビリティ市場の最新動向と将来展望
遂に規格が創設された超小型モビリティ。普及のカギは社会課題の解決。
発刊日
2021/09/30
体裁
A4 / 209頁
資料コード
C63113200
PDFサイズ
17.0MB
PDFの基本仕様
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※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
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カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
調査結果サマリー
資料ポイント
調査目的:次世代モビリティの市場動向を明らかにするとともに、開発動向や規制動向を踏まえ、今後の市場展望を俯瞰する
調査対象:本稿で定義する次世代モビリティの技術・市場動向
調査対象先:次世代モビリティメーカ、関連サービス事業者 等
調査方法:研究員による面談取材、電話取材、文献調査 等
調査期間:2021年7月~2021年9月
次世代モビリティ市場に関する調査を実施(2021年)
2030年の次世代モビリティ(電動トライク、電動ミニカー、超小型モビリティ)の国内販売台数を10万2,700台と予測
~カーボンニュートラル、新生活様式、サーキュラーエコノミー(循環型経済)など各種社会課題が普及のドライバーに~
- 電動トライク、電動ミニカー、超小型モビリティ、移動支援ロボットを対象として調査を実施。
- 2020年より超小型モビリティが規格創設され、市場拡大が期待される。
- 軽自動車など既存モビリティと異なる使い方や販売が模索され、まずは業務用途を中心に導入が進み、徐々に普及が進むと予測。
- 市場比較の日本の次世代モビリティに類する市場として欧州Lクラス(L2e、L5e、L6e、L7e)市場を主要国別に調査。同じく中国ではLSEV(Low Speed Electric Vehicle)を比較市場として調査。
- 前回版との違い
・次世代モビリティのニーズとカーボンニュートラル、LCAについて整理
・注目欧州企業(SEAT、Citoren)2社を追加
・注目インド企業(Bajaj、Mahindra)2社を追加
・主要国の関連市場を整理
リサーチ内容
調査結果のポイント
第1章 次世代モビリティ市場の総論
1-1.次世代モビリティの定義と市場概況
1-2.次世代モビリティが求められる理由
理由①:脱炭素社会の推進と効率輸送
理由②:Withコロナ、Afterコロナでの移動
理由③:郊外での安価なモビリティのニーズ
理由④:狭隘道路と駐車スペース
理由⑤:消費動向の変化
理由⑥:LiBリサイクル・リユース
理由⑦:高齢者と公共交通空白地域の存在
理由⑧:被害者・加害者ゼロへ
1-3.カーボンニュートラルとLCA
・急伸する再生可能エネルギー
・各国の再生可能エネルギーへの取り組み
・LCAと電動車の関係性と課題
・主要OEMのカーボンニュートラル戦略
・カーボンニュートラルという欺瞞
1-4.パーソナルモビリティビークルとグリーンスローモビリティ
・急拡大した電動キックボード
・高齢者、身体障がい者の移動を助ける電動車いす
・注目されるグリーンスローモビリティ
1-5.既存車両との比較
1-6.次世代モビリティ普及の課題と今後
第2章 地域別次世代モビリティ市場の現状
2-1.日本
2-1-1.規格創設までの経緯と補助金の状況
2-1-2.電動トライク
2-1-3.電動ミニカー
2-1-4.超小型モビリティ
2-1-5.パーソナルモビリティビークル
2-1-6.次世代モビリティの導入状況
2-2.欧州
2-2-1.欧州の小型自動車の法令上の位置づけ
2-2-2.欧州におけるパーソナルモビリティビークルの法令上の位置づけ
2-2-3.欧州におけるクワドリシクルの導入状況
2-2-4.欧州におけるモビリティに関する実証事業
2-3.中国
2-3-1.中国における小型自動車の法令上の位置づけ
2-3-2.地方レベルのLSEV政策
2-3-3.中国におけるパーソナルモビリティビークルの法令上の位置づけ
2-3-4.LSEVの消費動向に影響するファクター
2-3-5.中国におけるLSEVの導入状況
2-4.その他地域
2-4-1.北米
2-4-2.アジア地域
・インド
・フィリピン
・タイ
第3章 次世代モビリティの技術動向と将来展望
3-1.次世代モビリティに用いられる技術
3-1-1.日系メーカで販売・開発される次世代モビリティ
3-1-2.次世代モビリティで採用される技術
・駆動モータ
・バッテリ
・快適性・安全性に関する技術
3-2.次世代モビリティの課題と可能性
3-2-1.車両特性における課題と可能性
3-2-2.用途における課題と可能性
・個人利用
・カーシェア/レンタル利用
・法人(業務)利用
3-2-3.MaaSと自動運転における可能性
・MaaSにおける可能性
・自動運転における可能性
3-2-4.現行規制の課題と普及への道筋
3-3.市場規模予測
3-3-1.世界次世代モビリティ市場の今後
3-3-2.国内市場予測
第4章 主要次世代モビリティメーカの最新動向
4-1.主要日系メーカの最新動向
4-1-1.トヨタ自動車株式会社
4-1-2.トヨタ車体株式会社
4-1-3.日産自動車株式会社
4-1-4.本田技研工業株式会社
4-1-5.株式会社rimOnO
4-1-6.ヤマハ発動機株式会社
4-1-7.株式会社FOMM
4-1-8.有限会社タケオカ自動車工芸
4-1-9.株式会社光岡自動車
4-1-10.株式会社日本エレクトライク
4-1-11.株式会社出光タジマEV
4-1-12.テラモーターズ株式会社
4-2.主要欧州メーカの最新動向
4-2-1.Renault(フランス)
4-2-2.AIXAM(フランス)
4-2-3.Ligier Group(フランス)
4-2-4.Automobiles Chatenet(フランス)
4-2-5.Bellier Automibiles(フランス)
4-2-6.Citroën(フランス)
4-2-7.SEAT(スペイン)
4-2-8.Piaggio Group(イタリア)
4-3.主要中国メーカの最新動向
4-3-1.時風集団(Shifeng Group)
4-3-2.領途汽車(Link Tour Automobile)&朋克汽車(POCCO)
4-3-3.山東梅拉徳能源動力科技(LEVDEO)
4-3-4.上汽通用五菱汽車(SAIC-GM-Wuling Automobile)
4-4.主要インドメーカの最新動向
4-4-1.Bajaj Auto
4-4-2.Mahindra & Mahindra
図表目次
第1章 次世代モビリティの概況
図1-1 本調査で対象とする電動小型モビリティの領域
図1-2 輸送量当たりの二酸化炭素の排出量(旅客)
図1-3 電費とCO2排出量における他モビリティとの比較
図1-4 コロナ禍における7 カ国の駅利用状況の推移
図1-5 コロナ禍における行動様式と移動の変化
図1-6 都道府県別の軽自動車保有状況
図1-7 日本の高齢者人口および割合の推移
図1-8 我が国と主な欧米諸国の状態別交通事故死者数の構成率(2019年)
図1-9 次世代モビリティに期待される効果、社会便益
図1-10 グリーンイノベーション基金
図1-11 CO₂排出基準の対象範囲
図1-12 地域の電力における再エネ率(2030年見込み)
図1-13 原子力発電と太陽光、風力発電の用地比較
図1-14 PMVの様々な形態
図1-15 グリーンスローモビリティの特徴と超小型モビリティとの比較
図1-16 次世代モビリティの位置づけイメージ
図1-17 次世代モビリティの今後の勝ち筋
表1-1 電動小型モビリティの種類と調査対象
表1-2 宏光MINIのスペックと累計販売台数(2021年上期まで)
表1-3 中国におけるEV販売上位モデル(2021年上期)
表1-4 中国のセグメント分類
表1-5 公共交通空白地域の現状
表1-6 ネットゼロ達成に向けた2050年までのロードマップ
表1-7 主要国の発電電源構成(2020年)
表1-8 主要国の再生可能エネルギーへの目標
表1-9 エネルギー多年度計画(PPE)
表1-10 カーボンニュートラル政策と予算の財源
表1-11 主要OEMのカーボンニュートラル施策とサプライチェーン排出量
第2章 地域別次世代モビリティ市場の現状
図2-1 超小型モビリティに関わる取り組み(2010~2021年)
図2-2 歩行領域EV(警備実証用モデル)
図2-3 2020年までの国内次世代モビリティ市場の推移
図2-4 欧州の二輪とクワドリシクルの比較(登録台数ベース)
図2-5 欧州の電動二輪と電動クワドリシクルの比較(登録台数ベース)
図2-6 欧州主要国の電動クワドリシクル台数(2018-2019年比較)
図2-7 ロンドンのULEZ
図2-8 citkar「Loadster」
図2-9 ACM City
図2-10 MONZETTAの概要
図2-11 中国農村部の一人あたりの可処分所得(2014年~2020年)
図2-12 中国LSEV販売台数推移(2015年~2020年)
図2-13 微型EV(A00およびA0)の販売台数推移(2015~2020年)
図2-14 インドの三輪車販売台数および生産台数
図2-15 フィリピンの三輪車販売台数
図2-16 タイの三輪車新規登録および登録台数
表2-1 次世代モビリティにおけるCEV補助金の概況
表2-2 トライクに関する定義(道路交通法施行規則)
表2-3 3個の車輪を有する自動車に適用する保安基準
表2-4 日本国内で販売される電動トライク
表2-5 電動ミニカーの法令上の定義
表2-6 主な電動ミニカーのモデル
表2-7 実証時の超小型モビリティにおける基準緩和項目
表2-8 超小型モビリティの保安基準案
表2-9 超小型モビリティに関する保安基準等の基準緩和項目
表2-10 ミニカーと事故対象者の速度の対比と超小型モビリティの保安基準
表2-11 導入促進事業で使用されていた超小型モビリティ
表2-12 移動支援ロボットの定義
表2-13 特例措置が認められた電動キックボード事業者
表2-14 2020年までの国内次世代モビリティ市場の推移
表2-15 欧州のLクラスにおけるカテゴリ区分
表2-16 欧州のLクラスにおけるカテゴリ区分(L1e~L5e)
表2-17 欧州のLクラスにおけるカテゴリ区分(L6e~L7e)
表2-18 EU共通の自動車免許制度
表2-19 欧州の二輪とクワドリシクルの比較(登録台数ベース)
表2-20 欧州の電動二輪と電動クワドリシクルの比較(登録台数ベース)
表2-21 低速電動車の管理強化に関する 6 部門の通知の内容
表2-22 中国LSEV規格の草案と改定
表2-23 中国の免許制度
表2-24 中国都市部における電動キックボードの扱い
表2-25 中国LSEV販売台数推移(2015年~2020年)
表2-26 微型EV(A00およびA0)の販売台数推移(2015~2020年)
表2-27 「FMVSS 500」による性能要件
表2-28 米国各州のLSVに対する通行規制
表2-29 インドの三輪車販売台数および生産台数
表2-30 インドの三輪車規格
表2-31 FAME-India PHASE2の概要
表2-32 フィリピンの三輪車販売台数
表2-33 タイの三輪車新規登録および登録台数
第3章 次世代モビリティの技術動向と将来展望
図3-1 次世代モビリティで採用されるインホイールモータ
図3-2 宏光MINIの事故写真
図3-3 用途別の次世代モビリティ普及のシナリオ
図3-4 超小型EVビジネス向けコンセプトモデル
図3-5 今後の ITS 構想の基本的考え方
図3-6 電磁誘導式自動走行システムの原理
図3-7 「R2」(左)と「小G」(右)の外観
図3-8 国別のICE廃止時期とティッピングポイントの予測
図3-9 新興国の1人あたりGDPと総人口、都市化率(2025年予測)
図3-10 次世代モビリティが目指すべきポジション
図3-11 超小型モビリティのポジショニング
図3-12 次世代モビリティの予測シナリオ
図3-13 次世代モビリティの国内市場予測
表3-1 日系メーカで販売・開発される主な次世代モビリティ
表3-2 バッテリ・充電性能などに関するヒアリング結果
表3-3 主なEVとのスペック比較
表3-4 本調査で得られた次世代モビリティが求められる背景
表3-5 国内レンタカー市場規模推移(2016年度~2021年度)
表3-6 軽自動車と原付における区分と定義
表3-7 地域別の2030年の将来像
表3-8 MaaSの分類
表3-9 既存車両との制度比較
表3-10 主要自動車市場における次世代モビリティの整理
表3-11 日本における次世代モビリティの潜在的需要
表3-12 次世代モビリティの国内市場規模予測
第4章 主要次世代モビリティメーカの最新動向
図4-1 トヨタが考えるEVビジネスモデル
図4-2 2030年電動車販売比率・台数見通し(トヨタ)
図4-3 太陽光発電と蓄電池を組み合わせた充電ステーション
図4-4 AIXAMの展開ブランド
図4-5 Ligerのブランド
図4-6 Stellantisグループ電動化戦略
図4-7 MESMAを使用した電動車
表4-1 「C+pod」、「i-Road」車両スペック
表4-2 「コムス」車両スペック
表4-3 「日産ニューモビリティコンセプト」車両スペック
表4-4 「MC-β」車両スペック
表4-5 「rimOnO」車両スペック
表4-6 「AR-05」、「YG-M」車両スペック
表4-7 「FOMM ONE」車両スペック
表4-8 「Milieu R」、「T-10」車両スペック
表4-9 「Lala」車両スペック
表4-10 「Like-T3」車両スペック
表4-11 「エレクトライク」車両スペック
表4-12 「TAJIMA-JIAYUAN」と開発中車両の車両スペック
表4-13 「R6」、「Y4 Alfa」車両スペック
表4-14 「Twizy」と「EZ-1」車両スペック
表4-15 「Twizy」バッテリ月額リース費用
表4-16 「e-City」、「e-TRUCK」車両スペック
表4-17 「JS 50」、「Due」車両スペック
表4-18 「Pulse3」、「Pulse4」車両スペック
表4-19 「EZ10」車両スペック
表4-20 「CH26」、「CH30」車両スペック
表4-21 「Sporteevo Coupé」、「PICK-UP」車両スペック
表4-22 「B8」車両スペック
表4-23 「Electirc Docker」車両スペック
表4-24 「Ami」「Rocks-e」の車両スペック
表4-25 「Minimó」の車両スペック
表4-26 「Ape E-City」、「Ape E-xtra」車両スペック
表4-27 「D301」、「D202」車両スペック
表4-28 「D201」、「D102」車両スペック
表4-29 「御捷E330」、「御捷 X340Li」車両スペック
表4-30 「朋克美美」、「朋克多多」車両スペック
表4-31 「雷丁i3」、「雷丁i5」車両スペック
表4-32 「雷丁i9」、「雷丁芒果」車両スペック
表4-33 「宏光MINI」車体スペック
表4-34 「宏光MINI」の主要コンポーネントの概要
表4-35 「Bajaj Qute」と「Bajaj RE EV」車両スペック
表4-36 「TREO Zor」と「eAlfa Mini」車両スペック
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