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Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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最新号

Yano E plus 2013年7月号(No.064)

 トピックス 

《次世代ソリューション》
●音声認識システム市場
~認識精度が格段に向上し、いよいよ本格的な実用段階に突入

音声認識技術、音声合成技術や自然言語処理技術などをベースにした音声認識システムは、マン-マシン・インターフェースとして古くから研究されてきた。
初期のコンピュータにおけるマン-マシン・インターフェース技術としては、テキストによるコマンド入力とコンピュータからのテキストによるメッセージ出力であったが、その後、アイコン表示とマウスによる選択などを経て、最近では、コンピュータグラフィックスの進歩、画像・音声・オーディオなどマルチメディア処理の進歩により、多彩なインターフェースが出現してきている。しかし、依然として、情報機器のマン-マシン・インターフェースは、ある程度の習熟を要求し、人が人とコミュニケーションするように自然な形で簡単に使用できるまでには至っていないといえる。

インターネットの広がりと共に、パソコン、携帯電話、スマートフォンなどの情報機器が広く普及しており、コンピュータを使い慣れた人だけでなく、初心者、高齢者はもとより、「だれでも」、「どこでも」、「簡単に」使える情報機器のインターフェースが強く望まれるようになってきており、音声認識システムは、その有力候補となっている。

音声認識システムは、すでに一定の技術レベルに到達しており、それが許容される範囲で、一定の産業分野で採用されてきている。

幅広いニーズに応えて音声認識システムを利用できるようにするには、大語彙を自由に設定・変更できる音声認識技術、とりわけ、不特定話者の連続音声認識技術の実現が不可欠であるという認識に基づいて、その技術開発が推進されてきた。その結果、現在では、音声認識技術開発において、とりわけ、大語彙の不特定話者の連続音声認識を実用レベルで実現することができる段階にまで到達しつつある。

こうした音声認識技術の開発をベースに、各種の音声認識システムの実用化が進められた結果、現在では、様々な用途における音声インターフェース利用の道が開かれてきているわけである。それは、スタンドアローンの機器に限定されるものではなく、ネットワークを介して、さまざまな場面での適用が可能となっている。

たとえば、不特定話者・大語彙・連続音声認識機能を実現した音声認識サーバーは、情報案内や予約サービスなどの電話音声応答システムに応用されており、また、同様に、音声認識機能を実現した組み込み用途向け音声認識チップは、携帯電話におけるネームダイヤル、音声操作、さらには、カーナビゲーションにおける音声操作、音声入力を利用したTVゲームなどに応用されている。また、音声認識ソフトウェアは、パソコン音声インターフェースや対話型ロボットなどに応用されてきている。こうして、現在の音声認識システムは、技術的にさらに発展の余地を十分残しながらも、一定の実用段階に達してきたといえる。

 内容目次 

《自動車関連》

  ●車載ネットワーク市場(車載イーサネット) (3~17ページ)
    ~激変する“クルマづくり”、イーサネットがクルマを動かす神経になる~
    1.車載ネットワーク
    【図1.ADASの進展】
    1-1.車載ネットワークの種類
    (1)LIN
    (2)CAN
    (3)FlexRay
    1-2.車載ネットワークの市場規模、シェア
    【図・表1.車載ネットワークのW/W市場規模(2012年見込、2020年予測】
    2.車載イーサネット
    2-1.イーサネットの特徴
    2-2.情報系と制御系の融合
    2-3.期待される効果、課題への対応
    (1)燃費に貢献
    (2)拡張性
    (3)ノイズ対策(EMC、動作温度条件
    ①ESD(静電放電)
    ②EMI(電磁干渉)
    (4)セキュリティ
    (5)コスト削減
    (6)データ伝送速度の向上、1Gビット/秒へ
    (7)開発、検証懸賞ツール
    (8)既存ネットワークとの共存
    2-4.業界の動き
    2-5.推進か否か?
    3.市場規模
    【図・表2.車載ネットワークのW/W市場規模推移(2011-2020年予測)】

《宇宙・航空関連シリーズ(5)》

  ●宇宙利用サービス産業市場 (18~27ページ)
    ~通信・放送が中心だが、測位やリモートセンシングへの利用も進む~
    1.宇宙産業における宇宙利用サービス産業の位置づけ
    2.宇宙利用サービス産業の内容
    2-1.通信・放送
    2-2.測位
    2-3.リモートセンシング
    3.宇宙利用サービス産業の市場規模推移と予測
    【図・表1.宇宙利用サービス産業の国内市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
    【図・表2.宇宙利用サービス産業のWW市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
    【図・表3.宇宙利用サービス産業の用途別国内市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
    4.宇宙利用サービス産業の企業シェア
    【図・表4.宇宙利用サービス産業の国内市場における企業・団体シェア(2012年)】
    5.宇宙利用サービス産業の主要取組企業・団体の動向
    5-1.株式会社ウェザーニューズ
    5-2.スカパーJSAT株式会社
    5-3.ソフトバンクモバイル株式会社
    5-4.一般財団法人日本気象協会
    5-5.日本GPSデータサービス株式会社
    5-6.株式会社パスコ
    5-7.ヤフー株式会社
    5-8.ESRIジャパン株式会社
    5-9.株式会社WOWOW
    6.宇宙利用サービス産業の今後の見通し

《次世代ソリューション》

  ●音声認識システム市場 (28~47ページ)
    ~認識精度が格段に向上し、いよいよ本格的な実用段階に突入
    システムを搭載した製品全体市場は1兆円の大台に~

    1.音声認識システムの最近の動向
    【図1.典型的な音声認識システムの模式図】
    2.音声認識システムのカテゴリー
    2-1.音声コマンド
    2-2.音声の文書化
    2-3.音声検索
    2-4.音声対話システム
    2-5.自動通訳システム
    3.音声認識システムのアプリケーション事例
    3-1.ボイスポータル
    3-2.車載機器
    3-3.音声翻訳
    3-4.タブレット端末、スマートフォン
    3-5.ロボット
    3-6.ゲーム機
    3-7.現金自動預払機
    4.音声認識システムの市場規模推移と予測
    【図・表1.音声認識システムの国内市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
    【図・表2.音声認識システムのWW市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
    【図・表3.音声認識システムの応用分野別国内市場規模推移と予測(金額:2010-2015年予測)】
    【図・表4.音声認識システムを搭載した製品の応用分野別国内市場規模推移と予測
    (金額:2010-2015年予測)】
    5.音声認識システムの企業シェア
    【図・表5.音声認識システムの国内市場における企業シェア(2012年)】
    6.音声認識システムの企業および団体の取り組み動向
    6-1.株式会社アドバンスト・メディア
    6-2.株式会社アニモ
    6-3.ヴォコレクトジャパン株式会社
    6-4.エヌ・ティ・ティ アイティ株式会社
    6-5.株式会社シーネット
    6-6.日本アイビーエム株式会社
    6-7.日本電気株式会社
    6-8.ニュアンス・コミュニケーションズ・ジャパン株式会
    6-9.パナソニック株式会社
    6-10.株式会社日立製作所
    6-11.株式会社レイトロン
    6-12.独立行政法人産業技術総合研究所
    7.音声認識システムの今後の見通し

《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(4)》

  ●電磁シールド材市場/近傍界用① (48~76ページ)
    ~電磁波シールドフィルムは海外スマホ向けが絶好調、
    国内ではFA機器向けケーブル用シールド材が堅調に推移~

    1.はじめに
    1-1.電界ノイズと磁界ノイズ
    【表1.電磁波シールドの種類】
    1-2.電磁波シールド材の特長
    (1)フィルム類
    ①FPC用
    ②FFC用
    【図1.FFC用電磁波シールドフィルムの利用形態】
    ③PDP用
    (2)テープ類
    (3)ガスケット類
    (4)チューブ類
    【図2.電磁波シールド用チューブ(スナップタイプ)】
    1-3.電磁波シールド材の市場動向
    (1)シールド用フィルムの市場構成
    【図・表1.電磁波シールドフィルムのWW市場種類別構成比(2012年)】
    (2)FPC用シールドフィルムの市場動向
    【図・表2.FPC用シールドフィルムのWW市場規模推移と予測(金額:2011-2017年予測)】
    【図・表3.FPC用シールドフィルムのWW市場メーカー・シェア(2012年)】
    (3)シールド用テープ/ガスケット/チューブ類の市場概要
    【図・表4.シールド用テープ類/ガスケット類/チューブ類の売上比率】
    ①シールド用テープの市場動向
    【図・表5.シールド用テープの国内市場規模推移と予測(金額:2011-2017年予測)】
    【図・表6.シールド用テープの国内市場メーカー・シェア(2012年)】
    ②シールド用ガスケットの市場動向
    【図・表7.シールド用ガスケットの国内市場規推移と予測(金額:2011-2017年予測)】
    【図・表8.ソフトガスケットとハードガスケットの国内市場売上比率】
    ③シールド用チューブの市場動向
    【図・表9.シールド用チューブの国内市場規推移と予測(金額:2011-2017年予測)】
    【図・表10.シールド用チューブの国内市場メーカー・シェア(2012年)】
    2.注目企業の動向
    2-1.シールド用フィルム関連
    (1)鐘通株式会社
    【図3.FFC用シールドフィルム(SF-FC700)の構造】
    (2)住友大阪セメント株式会社
    【表2.「クリアラスEMS」と他の電磁波シールド材との比較】
    (3)タツタ電線株式会社
    (4)トーヨーケム株式会社
    (5)凸版印刷株式会社
    【図4.エッチング技術を応用したタッチセンサー用フィルム基板】
    2-2.シールド用テープ/ガスケット/チューブ関連
    (1)興和化成株式会社
    【図5.興和化成/ノイズプロテクトチューブ(スナップタイプ)のシールド効果】
    (2)住友スリーエム株式会社
    (3)デクセリアルズ株式会社
    【表3.シールド用導電性両面テープの電磁波シールド効果】
    (4)株式会社寺岡製作所
    (5)日本レアードテック株式会社
    【図6.日本レアードテック/ボードレベルシールド用ケース】
    (6)株式会社フォーム化成

《製造装置関連》

  ●産業用ロボット市場(その4)ロード・アンロードロボット (77~88ページ)
    ~バラ積み部品対応がひとつの技術課題 市場としては輸出を支えに拡大基調~
    1.ロード・アンロードロボットとは
    【図1-1.ロード・アンロードロボットの基本構成】
    【図1-2.ロード・アンロードロボットの基本構成】
    【図2-1.活用事例(単機プレス)】
    【図2-2.活用事例(単機プレス)】
    【図2-3.活用事例(単機プレス)】
    2.市場概況
    2-1.ロード・アンロードロボット市場概況
    【図・表1.ロード・アンロードロボット国内及び輸出市場規模(金額:2008年-2012年)】
    2-2.ロード・アンロードロボットの2011年及び2012年需要分野別構成比
    【図3.バラ積みシステム事例】
    【図・表2.ロード・アンロードロボットの需要分野別構成比(2011年)】
    【図・表3.ロード・アンロードロボットの需要分野別構成比(2012年)】
    2-3.ロード・アンロードロボットの2011年及び2012年仕向地別出荷額及び構成比
    【図・表4.ロード・アンロードロボットの輸出仕向地別出荷額(2011年)】
    【図・表5.ロード・アンロードロボットの輸出仕向地別出荷額(2012年)】
    【図・表6.ロード・アンロードロボットの中国向け輸出推移(金額・占有率:2008-2012年)】
    3.主要参入メーカーの動向
    3-1.株式会社安川電機
    3-2.東芝機械株式会社
    3-3.三菱電機株式会社
    3-4.セイコーエプソン株式会社
    4.ロード・アンロードロボットの国内及び輸出市場規模予測
    【図・表7.ロード・アンロードロボット国内及び輸出市場規模予測(金額:2013年-2020年予測)】

《半導体》

  ●携帯電話液晶バックライト用白色LED市場 (89~97ページ)
    ~白色LEDの初期市場を支えるも、近年は足踏み状態~
    1.全般動向
    【図・表1.携帯電話世界市場とスマートフォンシェア予測(台数ベース:2011-2015年予測)】
    2.市場規模推移と予測
    【図・表2.液晶ディスプレイ採用携帯電話市場区分大別予測(台数ベース:2011-2015年予測)】
    【図1.携帯電話液晶バックライト用白色LED市場規模予測(金額、区分大別:2011-2015年予測)】
    【図2.携帯電話液晶バックライト用白色LED市場規模予測(数量、区分大別:2011-2015年予測)】
    【図3.携帯電話液晶バックライト用白色LED市場規模予測(金額・数量、区分大別:2011-2015年予測)】

《あとがき》

  PDF閲覧の前に「Yano E plus選挙」への清き一票を (98ページ)

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