定期刊行物
ヤノニュース
昭和33年の創刊以来、百貨店、ショッピングセンター、各種小売業の調査・分析や、アパレル、ファッション、ジュエリー・アクセサリー、スポーツなどを中心に注目企業、成長市場を網羅した月刊調査レポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約90~100ページ
- 商品形態:PDFファイル
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):79,200円(税込) 本体価格 72,000円
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最新号
ヤノニュース 2014年7月号
●●● トピックス ●●●
商業施設追跡調査
●グンゼタウンセンターつかしん ~コンセプトは「地域密着型ライフスタイルセンター」
1985年9月にグンゼの塚口工場跡地に西武百貨店を核テナントとする郊外型ショッピングセンターが開業した。西武百貨店とオープンモールタイプで集積した専門店からなるSCで、郊外型SCが一般化する現在から考えてみれば先駆け的な存在であった。
当時、街づくりをコンセプトにしたSCは関西だけでなく、全国的に注目を集めた。しかしバブルの崩壊、大店法廃止による競争の激化により業績が悪化し、2004年に核テナントの西武百貨店は撤退に追い込まれた。
このような厳しい状況から2006年4月、グンゼ開発(株)が主体となって大規模リニューアルに踏み切り、再出発した。このリニューアルが現在の施設構成の原型をなしている。尼崎市がドイツのアウクスブルクと姉妹都市であることから、デザインテーマはアウクスブルクの街並みをイメージし、SCのコンセプトは「地域密着型ライフスタイルセンター」とした。
つかしんへの来店手段の7割が自転車と徒歩であり、1次商圏は2キロ圏と非常に狭い。東西を川に挟まれ、さらに北東には伊丹空港があり、広域商圏を形成しづらい立地にある。5キロ圏を越えると、競合であるイオングループの大型SCがあり、地形の面、競合の面からも限定商圏で勝負をすることが得策といえる。足元商圏に集中し、5キロ圏以上を狙わない。この足元戦略が地域密着型ライフスタイルセンターというコンセプトにもフィットした。このような商圏設定、足元の集中戦略により、週に1回は利用するという顧客が75%超を占める。
ハード面での課題は、リニューアルで2012年10月に「にしまち」の南側は手を入れたが、「グンゼスポーツクラブ」がある北側部分は手付かずの状態で、中・長期的に改装、リニューアルをする予定である。
ソフト面ではテナントの販売支援を強化することである。現在食品、衣料、「にしまち」の3つに担当を分け対応している。SCのホームページへ自店をアップロードすることによる知名度アップ、新商品、サービス告知、ワゴンセールなどのイベントの参加などを促し、販売支援を強化していきたいと考えている。
●●● 内容目次 ●●●
●商業施設追跡調査
注目商業施設の最新実績レポート(46)
事例:グンゼタウンセンターつかしん (4~6ページ)
今回は地域密着型をコンセプトにして健闘している非専業SCデベロッパーが運営している「グンゼタウンセンターつかしん」を取り上げる。
1.開業までの経緯と特徴 2.商圏と利用客の特性 3.テナントミックス戦略について 4.販売促進戦略 5.課題とその対応
●商圏調査分析
注目商業施設の来店客評価調査(64)
調査対象施設:マークイズみなとみらい (7~18ページ)
今回は、昨年6月、みなとみらいに開業した「マークイズみなとみらい」を取り上げた。全189店舗で、みなとみらい21地区で最大規模の商業施設である。当SCのコンセプトは“ライフエンターテイメントモール”で、子育て中のヤングアダルトファミリーからその親世代を含む「3世代ファミリー」など、近隣住民から観光客まで幅広い客層をターゲットとしている。全189店舗のうち、新業態が13店舗、県内初出店が42店舗、商業施設初出店が7店舗ある。館内にはシーティングスペースが30ヶ所以上あり、ゆったり過ごせる設計になっている。開業から1周年を迎える一週間前に年間の売り上げ目標250億円を上回った。みなとみらい21地区全体の来街者の増加、みなとみらい駅直結という利便性のよさを背景に地元のファミリー層に支持された点が大きい。
〔今回の調査の設問内容〕
1.来店手段
2.来店までにかかる時間
3.利用時間帯
4.同行者
5.来店目的
6.利用する専門店
7.利用金額
8.滞在時間
9.普段、利用する商業施設名と購入品目、利用理由
10.当該施設を利用するようになって利用しなくなった商業施設・専門店の有無及びその店名
11.当該施設の評価
a.立地評価 b.品揃え・店舗構成の充実性評価 c.駐車場についての評価 d.施設内案内の分かりやすさに関する評価 e.施設内のトイレに関する評価
12.施設内の商品、入店している専門店、商品面に関する不満点、改善点、満足している点
13.施設内の設備など施設のハード面についての不満点、改善点、満足している点
14.当該施設以外で最近利用し満足した施設の有無とその店名、その理由
●商業施設分析
複合型商業施設の概況(168)
事例277:三井アウトレットパーク木更津(第2期増床) (19~26ページ)
三井不動産株式会社は、千葉県木更津市にある「三井アウトレットパーク木更津」の増床(第2期)を実施。2014年7月17日に第2期増床部分を開業した。 商圏・立地/施設概況
●注目企業分析
①株式会社ワークマン (27~32ページ)
働く人たちのためのコンビニ/プライベード・ブランド商品のさらなる開発を進める
(1)企業概要・企業沿革(2)事業戦略の特徴(3)店舗戦略について(4)今後の展望
②株式会社マーキーズ (33~35ページ)
ショッピングモールを中心に出店強化、二桁成長が続く子供専門店
企業概要/商品戦略/チャネル・出店戦略/販売促進戦略/海外戦略/課題と今後の方針
③株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ (36~40ページ)
ライセンシーが安心して物作りができる環境を整備
オリジナルキャラクターの開発・育成、海外展開を強化
(1)企業概要・プロパティ展開状況(2)事業戦略の特徴(3)今後の展望
④ナチュラル・オーガニックライフを広げることをミッションに
『Cosme Kitchen』を運営、(株)マッシュビューティーラボ (41~48ページ)
1.マッシュビューティーラボ/マッシュホールディングスについて
2.「コスメキッチン」 運営事業開始の経緯
3.事業への取組み動向
4.今後の方向性
●業界レポート
①2013年量販店衣料品販売動向(2) (49~61ページ)
大手GMS、衣料品苦戦
【最近の大手各社の衣料品関連の動き】
①イオン②イトーヨーカ堂③ユニー④ダイエー⑤イズミ
②スチームクリーナー市場の動向 (62~66ページ)
1.市場概況 2.市場規模推移(2009~2013年度)
3.メーカーシェア(2013年度) 4.今後の市場見通し
③フードプロセッサー市場の動向 (67~70ページ)
1.市場概況 2.市場規模推移(2009~2013年度)
3.企業シェア(2013年度) 4.今後の見通し
④真珠ジュエリー市場の現況 (71~75ページ)
1.アコヤ真珠の動向 2.白蝶真珠の動向 3.黒蝶真珠の動向 4.今後の真珠市場の動向予測と課題
●スポーツネットワークデータ〔2014年3月期〕 (76~81ページ)
スポーツシューズブランドシェア動向
市場動向/ブランド・モデル動向(当月の数量ベースにおけるブランドシェア)/上位モデル
・ランニングシューズ ・サッカーシューズ ・バスケットボールシューズ
・テニスシューズ ・フィットネスシューズ
●商圏リサーチ (82~96ページ)
全国政令指定都市のエリア・マーケティング(14) 札幌市
~商圏調査にみる地域特性の基礎データ~
【札幌市の概要】
(1)札幌市の人口・世帯の状況 (市区別人口、年齢別人口)
(2)札幌市鉄道利用及び道路交通状況
①鉄道利用の状況など ②道路交通の状況
(3)商業及び商業集積地の状況
(4)札幌市の再開発事業等
[データファイル]
月次データファイル (97~107ページ)
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