定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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最新号
Yano E plus 2014年7月号(No.076)
●●● トピックス ●●●
《次世代デバイス・ソリューション》
●自動運転カーとデバイス市場
~Googleのロボットカーは第二世代へ予想を超える開発スピード
Googleが、トヨタのプリウスを改造し自動運転ができる自動車を北米で走らせたのは記憶に新しい。自律走行で市街地も無人の砂漠も走ることができたと言われている。これが一般の道路を走行した象徴的な自動運転カーになるという点で、多くの関係者が驚きと、共通した認識になるだろう。
驚きを持ってこの快挙を聴いた業界の関係者が最も驚いたのは、大手の自動車メーカ(OEM:Original Equipment Manufacture)である。今までに自動車を作ったことがないIT事業者が、トヨタの量産車であれ、独自の自動運転システムで、公道を走行したことは、かつて例がない。
パラダイムが変わる予兆でもあった。
そして、今年5月、Googleは次の自動運転カーを公開した。車は軽自動車ほどで、デザインや走行性能は評価するべくもないが、驚くべき機能を欠いていた。運転席がないのである。用意された座席は客席のベンチシートで、ハンドルもアクセルも、ブレーキペダルもない完全な自動運転カーであった。
詳細は公表されていない部分もあるが、乗り込んだパッセンジャーは、馬に引かれた馬車のようにただ乗り込む。馬も御者もいないが、行く先をつぶやくと車は動きだし、市街地を適切に走行して目的地に到着できる。まさに夢の車である。
まるでSFに出てくるようなGoogleのロボットカーだが、その見た目以上に多くの課題点を持っている。
●●● 内容目次 ●●●
《次世代二次電池シリーズ》
●全固体薄型電池市場 (3~26ページ)
~新タイプの薄型電池の開発も進み、2016年頃から本格市場化へ~
1.はじめに
1-1.全固体薄膜リチウムイオン電池の特長
(1)基本構造と固体電解質
【図1.全固体薄膜リチウムイオン電池の構造(概念図)】
(2)電池特性と利用分野
【表1.薄膜LiBと競合デバイスとの特性比較】
1-2.その他の全固体薄型電池の動向
(1)全固体薄膜シリコン二次電池
(2)全固体チップ型セラミックス二次電池
(3)量子技術によるシート状二次電池
【図2.“量子電池”試作品(300mm角)】
(4)革新的な薄型リチウム電池
1-3.全固体薄型電池の市場概況と今後の見通し
(1)薄膜LiBは市場状況が激変
【図3.Cymbet / EnerChip内蔵RTCデバイス】
(2)薄型電池のアプリケーション動向
【図4.OTP表示機能付カードの事例】
【図・表1.薄型電池のWW市場規模推移・予測(金額:2012-2018年予測)】
【図・表2.薄型電池市場のWW市場タイプ別内訳(数量:2013年)】
【図・表3.薄型電池市場のWW市場タイプ別内訳(金額:2013年)】
【図・表4.ウエアラブル端末のWW市場規模推移・予測(数量:2012-2016年予測)】
2.注目企業・機関の動向
2-1.薄膜二次電池/次世代薄型電池関連企業
(1)Cymbet Corporation
【表2.Cymbet社の主要製品とその特長】
(2)FDK株式会社
【表3.FDK/薄形リチウム電池の主要スペック】
(3)ファイラックインターナショナル株式会社
【表4.全固体薄膜シリコン二次電池の実験データ】
(4)東京エレクトロンデバイス株式会社
(5)日本ガイシ株式会社
【表5.結晶配向型全固体チップ型セラミックス二次電池のコンセプト】
(6)伯東株式会社
(7)丸紅情報システムズ株式会社
2-2.研究機関/製造装置・成膜サポート関連
(1)株式会社アルバック
(2)国立大学法人岩手大学
(3)株式会社協同インターナショナル
《次世代デバイス・ソリューション》
●自動運転カーとデバイス市場(1) (27~39ページ)
~Googleのロボットカーは第二世代へ予想を超える開発スピード~
1.自動運転カー
1-1.Googleのロボットカー
【図1.Googleの第2世代ロボットカー】
【図2.運転席もハンドルがない】
【図3.客席のコンソール(音声認識などを利用)】
【図4.屋根に設けられたレーダー】
1-2.社会が変わらねばならない
(1)ロボットカーは安全か?
(2)混合交通を許容できるか?
(3)いざというときはどうする?
(4)安く作れるのか?
(5)万が一の時(事故など)責任は誰が持つ?
(6)誰が作るのか?
(7)ハッキングなどのセキュリティは?
(8)動力や電力は何を使う?
2.各国、各地域の動き
2-1.米国
2-2.欧州
2-3.日本
2-4.各国、各地域の特徴
3.関連する事業者の動き(自動車関連事業者)
3-1.Mercedes-Benz
3-2.BMW
3-3.Volkswagen
3-4.GM
3-5.トヨタ自動車
3-6.Audi
3-7.VOLVO
3-8.Ford
3-9.Bosch
3-10.日産自動車
3-11.その他の自動車関連事業者
3-12.自動車関連事業者の特徴
●手術支援ロボット市場 (40~56ページ)
~世界に大きく遅れをとってしまった分野で、ロボット大国日本の巻き返しが期待される!~
1.手術支援ロボットとは
2.手術支援ロボットの開発経緯と現状
3.手術支援ロボットのタイプ
4.手術支援ロボットの海外の状況
【図1.手術支援ロボットの代表格である「da Vinci」外観写真】
【図2.手術支援ロボット「ROBODOC」の外観写真】
5.手術支援ロボットの市場規模推移と予測
【図・表1.手術支援ロボットの国内及びWW市場規模推移と予測(数量:2011-2016年予測)】
【図・表2.手術支援ロボットの国内及びWW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
6.手術支援ロボットのメーカーシェア
【図・表3.手術支援ロボットのWW市場における企業シェア(2013年)】
7.手術支援ロボットの民間企業および公的研究機関の取組動向
7-1.オリンパス株式会社
【図3.オリンパスが開発した手術支援ロボットの外観写真】
7-2.九州大学大学院
【図4.九州大学が開発した手術支援ロボットの外観写真】
7-3.特定非営利活動法人先端医療推進機構
7-4.東京工業大学
7-5.東京大学
7-6.株式会社メディカロイド
7-7.独立行政法人理化学研究所
7-8.リバーフィールド株式会社
7-9.早稲田大学
7-10.Integrated Surgical Systems Inc.(米国)
7-11.Intuitive Surgical, Inc.(米国)
8.手術支援ロボットの将来展望
●バイオメトリクスシリーズ(2)顔認証装置市場 (57~68ページ)
~指紋、静脈に次ぎ市場は活性化目前~
1.顔認証について
【表1.顔認証技術の主要な長所と短所】
【図1.顔認証システム】
【図2.顔認証システム処理フロー】
【表2.顔認識の主要用途】
2.導入事例/未導入事例
2-1.株式会社ジェイアール西日本福岡メンテック
2-2.医療法人社団一成会たちばな台病院
2-3.独立行政法人情報通信研究機構(導入延期)
【図3.大規模複合施設におけるICT技術の利用実証実験概念図】
3.市場概況
3-1.顔認証装置国内市場概況
【図・表1.顔認証装置国内市場規模推移(数量・金額:2010-2013年度)】
3-2.顔認証装置用途別シェア
【図・表2.顔認証装置用途別シェア(金額:2013年度)】
4.主要参入企業動向
4-1.沖電気工業株式会社
【図4.FSE概念図】
4-2.日本電気株式会社
【図5.NeoFace Monitor概念図及び運用関連機能】
4-3.三菱電機株式会社
4-4.オムロン株式会社
5.顔認識装置国内市場規模予測
【図・表3.顔認証装置国内市場規模予測(数量・金額:2014-2020年度予測)】
《電子部材・材料》
●環境再生型機能性触媒材料市場 (69~86ページ)
~自動車排ガス処理用が大きな市場を形成している中、さらに多方面に活用しようという動きが進む~
1.触媒材料と環境再生型機能性触媒材料
2.環境再生型機能性触媒材料の種類と働き
2-1.ガソリン自動車排ガス処理用触媒
【図1.ガソリン自動車排ガス処理用触媒の構造模式図】
【図2.ガソリン自動車排ガス処理用触媒の分子反応模式図】
2-2.ディーゼル自動車排ガス処理用触媒
【図3.典型的なディーゼル自動車排ガス処理システム】
2-3.光触媒
2-4.その他の触媒
3.環境再生型機能性触媒材料の市場規模推移と予測
【図・表1.環境再生型機能性触媒材料の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
【図・表2.環境再生型機能性触媒材料のWW市場規模推移と予測(数量・金額:2011-2016年予測)】
【図・表3.環境再生型機能性触媒材料の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
【図・表4.環境再生型機能性触媒材料の需要分野別WW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
4.環境再生型機能性触媒材料のメーカーシェア
【図・表5.環境再生型機能性触媒材料の国内市場における企業シェア(2013年)】
5.環境再生型機能性触媒材料の民間企業の取組動向
5-1.エヌ・イーケムキャット株式会社
5-2.株式会社キャタラー
5-3.株式会社JCLバイオアッセイ
5-4.東京濾器株式会社
5-5.三井金属鉱業株式会社
5-6.株式会社三菱化学科学技術研究センター
6.環境再生型機能性触媒材料の公的研究機関の取組動向
6-1.関西大学大学院
6-2.九州大学大学院総合理工学府
6-3.独立行政法人産業技術総合研究所東北センター
6-4.東京工業大学資源化学研究所
6-5.東京大学大学院
6-6.長岡技術科学大学
6-7.広島大学大学院工学研究科
6-8.独立行政法人物質・材料研究機構
6-9.北海道大学触媒化学研究センター
6-10.横浜国立大学大学院
7.環境再生型機能性触媒材料の今後の展望
《あとがき》
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