定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2015年2月号(No.083)

 トピックス 

《タイムリーレポート》
「オートモーティブワールド2015」レポート
~自動運転、テレマティクス/コネクテッドカー、組込みソフトなど自動車産業の未来を担う展示と講演に636社が集結

「オートモーティブワールド2015」は、2015年1月14日~16日の3日間、東京ビッグサイトにて開催された。同展示会は「第7回国際カーエレクトロニクス技術展(カーエレJAPAN)」「第3回コネクティッド・カーEXPO」「第6回EV・HEV駆動システム技術展」「第5回クルマの軽量化技術展」、そして今回新たに設けられた「第1回[自動車部品]加工EXPO」の5つから構成されており、過去最多の636社が出展した(前年比204社増)。展示ホールは西館1Fに加え2Fでも開催。来場者数も24,997名(前年比35.3%増)となり、自動車産業への期待感・関心の高さを現していた。

「カーエレJAPAN」「コネクティッド・カーEXPO」には同時開催の「ウェアラブルEXPO」から来場者が流れてくる事もあり、ITSカーエレクトロニクスへの注目度は高まるばかりである。当レポートでは、「自動運転」「コネクテッドカー/テレマティクス」「組込みソフトウェア標準化」における主要企業5社の展示ブースの取材結果を掲載していく。

 内容目次 

《次世代二次電池シリーズ》
●金属-空気電池の現状と見通し~プレーヤー動向編~ (3~25ページ)
  ~新しい成果を出す研究機関や企業が増え、実用化時期が当初予測より早まる見通しも~

  1.はじめに
  2.注目機関・企業の動向
  2-1.リチウム-空気電池関連
  (1)独立行政法人産業技術総合研究所
  【図1.ハイブリッド型LABの構造と充放電時の反応】
  (2)東邦チタニウム株式会社
  【図2.東邦チタニウムのLLTOのサンプル】
  (3)独立行政法人物質・材料研究機構
  【図3.NIMSのコイン型LAB(試作セル)】
  2-2.その他の空気電池関連
  (1)VARTA Microbattery GmbH
  【図4.ファルタ・マイクロバッテリーの空気-亜鉛電池】
  (2)国立大学法人 岩手大学工学部応用電気化学教室
  【図5.金属-空気電池の構成と新しい層状ペロブスカイト型空気極触媒】
  【図6.金属-空気電池の空気極触媒の充電・放電特性の比較】
  (3)国立大学法人 九州大学大学院工学研究院(林研究室)
  【図7.水溶系ナトリウム-空気電池の構造と特徴】
  (4)国立大学法人 豊橋技術科学大学・大学院工学研究科(松田研究室)
  【図8.静電吸着鉄負極のSEM像】
  (5)冨士色素株式会社
  【図9.冨士色素の新開発アルミ-空気電池(スタック型試作機)】

《次世代ソリューション・デバイス・マテリアル》
●次世代メモリ市場 (26~47ページ)
  ~次世代メモリとなるべきエースがなかなか決まらない中、
  ようやく本命候補が絞られつつあるようだ!~

  1.メモリの現状
  2.次世代メモリに対する期待
  3.次世代メモリの現状
  4.代表的な次世代メモリ
  4-1.FeRAM
  4-2.MRAM
  4-3.PRAM
  4-4.ReRAM
  4-5.Nano-RAM
  4-6.HBM-DRAM
  5.次世代メモリの市場規模推移と予測
  【図・表1.次世代メモリの国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2012-2017年予測)】
  【図・表2.次世代メモリの種類別国内市場規模推移と予測(金額:2012-2017年予測)】
  6.次世代メモリのメーカーシェア
  【図・表3.次世代メモリの国内市場におけるメーカーシェア(2014年)】
  7.次世代メモリの主要企業および団体の取組動向
  7-1.学校法人湘南工科大学
  【図1.Chain型PRAM(左側)と1トランジスタ型MRAM(右側)の断面模式図〔(A)等価回路図、
  (B)縦方向の断面図、(C)WL方向の断面図〕】
  7-2.学校法人中央大学
  7-3.東京エレクトロンデバイス株式会社
  【図2.MRAMにおける従来技術(Toggle Write)およびEverspin Technologies社最新技術
  (Spin-Torque Write)の差異を示した模式図】
  7-4.学校法人東京理科大学
  【図3.STT-MRAMにおけるSTTおよび熱活性による磁化反転過程の模式図】
  7-5.株式会社東芝
  7-6.国立大学法人東北大学
  7-7.株式会社富士通研究所
  7-8.パナソニック株式会社
  7-9.株式会社日立製作所
  7-10.マイクロンメモリジャパン株式会社
  7-11.Freescale Semiconductor(米国)
  7-12.Infineon Technologies(ドイツ)
  7-13.Karlsruher Institut für Technologie(ドイツ)
  7-14.Nantero Inc.(米国)
  7-15.Samsung Electronics(韓国)
  8.次世代メモリの将来展望

●多機能型デバイス技術動向 (48~65ページ)
  ~オンデマンド型デバイスや動的リコンフィギャラブルデバイス、
  ハイブリッドデバイスなど、多機能型デバイスのバリエーションが増加~

  1.強力なデバイスとして発展しつつあるFPGA
  2.多機能型デバイスへの期待
  2-1.オンデマンド型デバイス
  2-2.動的リコンフィギャラブルデバイス
  2-3.ハイブリッドデバイス
  3.多機能型デバイスの市場規模予測
  【図・表1.多機能型デバイスの国内およびWW市場規模予測(金額:2016年-2021年予測)】
  【図・表2.多機能型デバイスのタイプ別国内市場規模予測(金額:2016年-2021年予測)】
  4.多機能型デバイス関連企業および団体の取組状況
  4-1.公立大学法人大阪府立大学
  4-2.大学法人金沢工業大学
  4-3.国立大学法人岐阜大学
  4-4.大学法人慶応義塾大学
  【図1.CMA-SOTBデバイスの断面図】
  4-5.独立行政法人産業技術総合研究所
  4-6.公益財団法人電磁材料研究所
  4-7.国立大学法人東京工業大学大学院理工学研究科
  【図2.多機能二量子ビット演算デバイスの構造概念図と電子顕微鏡写真】
  4-8.国立大学法人東京工業大学フロンティア研究機構
  4-9.日本電信電話株式会社
  【図3.超伝導-ダイヤモンド複合デバイスの模式図】
  4-10.独立行政法人物質・材料研究機構
  4-11.学校法人立命館大学
  4-12.学校法人早稲田大学
  5.多機能型デバイスの課題と今後の見通し

《注目市場&技術》
●遠赤外線カメラの市場動向(1) (66~78ページ)
  ~価格低減の期待、開発が進みキーデバイスとして存在感~

  1.はじめに
  2.遠赤外線カメラとは
  2-1.冷却型と非冷却型赤外線カメラ
  【図1.赤外線の区分】
  2-2.遠赤外線カメラ
  2-3.軍需・研究用途から民間利用へ
  【図2.赤外線センサ・カメラの変遷】
  3.カメラの部材
  3-1.非冷却型赤外線カメラの構造
  3-2.可視光用カメラとの違い
  3-3.撮像素子(熱型赤外線センサ)
  【表1.量子型赤外センサデバイス・素材の種類】
  【表2.熱型赤外センサデバイス・素材の種類】
  3-4.マイクロボロメータ
  【図3.マイクロボロメータの構造(例)】
  3-5.赤外線用レンズの種類
  3-6.製造方法(球面、非球面)
  3-7.非球面のカルコゲナイト
  4.利用分野
  4-1.自動車のナイトビジョン・システム
  (1)GMのナイトビジョン
  (2)FORD
  (3)Chrysler
  (4)BMWナイト・ビジョン
  (5)Mercedes-Benzのナイトビューアシストプラス
  (6)Audiのナイトビジョン・システム
  (7)Rolls-Royceのナイトビジョン・システム
  (8)トヨタのナイトビュー
  (9)ホンダのインテリジェント・ナイトビジョンシステム
  (10)日産
  【表3.主要自動車会社各社のナイトビジョンシステム】

●磁性体粉末市場 (79~87ページ)
  ~自動車のインテリジェント化や通信製品小型化により市場は拡大~

  1.磁性体粉末とその需要分野
  【図1.磁性体粉末概要】
  【図2.磁性体粉末を利用した材料】
  【図3.粉末外観】
  【表1.最終製品と利用シーン】
  2.市場構造と市場規模
  【図・表1.磁性体粉末市場規模推移(国内及び国外輸出)(数量・金額:2012-2014年)】
  3.主要各社の動向
  3-1.エプソンアトミックス株式会社
  3-2.三菱製鋼株式会社
  3-3.大同特殊鋼株式会社
  【表2.磁性材料および電子材料の動向】
  3-4.その他
  4.今後の市場動向
  【図・表2.磁性体粉末市場規模推移予測(国内及び国外輸出)(数量・金額:2015-2020年予測)】
  【表3.カーインテリジェント装置】
  【表4.有力メーカー取組動向(自動車関連)】

《タイムリーレポート》
●「オートモーティブワールド2015」レポート (88~96ページ)
  ~自動運転、テレマティクス/コネクテッドカー、組込みソフトなど
  自動車産業の未来を担う展示と講演に636社が集結~

  1.全体
  【写真1.「オートモーティブワールド2015」】
  2.各社の展示状況
  2-1.株式会社ZMP
  【写真2、3.自動運転開発用プラットフォーム「RoBoCar PHV/HV」】
  2-2.ボッシュ株式会社(Robert Bosch GmbH)
  【写真4、5.欧州eCALL6つの機能と試作品】
  2-3.QNXソフトウエアシステムズ株式会社
  【写真6.コネクテッドカー向け開発ツール】
  2-4.イータス株式会社
  【広報資料1.AUTOSAR対応モデルベース開発ソリューション「ASCET」】
  2-5.トヨタメディアサービス株式会社
  【写真7.コネクテッド・クラウド】
  3.専門技術セミナー
  3-1.テレマティクス/コネクテッドカー
  3-2.自動運転

《あとがき》
読者アンケート「興味を持ったレポート」トップ3予想 (97ページ)