定期刊行物
ヤノ・レポート
昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約80ページ
- 商品形態:冊子・オンライン
- 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
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販売価格(1ヵ年):
冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円 - 定期刊行物 ヤノ・レポート オンライン購読 サンプル資料はこちら
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最新号
ヤノ・レポート 2016年3月10日号
トピックス
紙・パルプ、物流
国際宅配便市場の実態2015
~産業のグローバル化を背景に市場は順調に拡大~
国際宅配便は、国内の宅配便同様に小口の貨物・書類などを対象にパッケージ料金を設定した上、航空機輸送とトラック輸送との組合せによりドアtoドアで国際輸送を行うサービスである。
欧米諸国においてはエリアが広大なため、緊急を要する一般貨物の輸送手段として航空機を活用した輸送は一般的なものとなっている。米国では州境を超えた輸送、欧州では国境を越えた輸送手段として航空機輸送が早くから定着しており、同時に、通関業務等をはじめ荷主の貨物輸送・配送に係る一切の業務を航空輸送会社に代わって担い、ドアtoドアでサービス提供する航空フォワーダーが物流事業者として重要なポジションを占めている。
かつて米国においては、州を越える郵便物の輸送サービスを行うには許可を得る必要があり、これが郵便物の緊急輸送における大きな障害となっていた。この点に着目したDHLが、州や国境を跨いだクーリエサービスを展開しはじめ、これが国際宅配便の始まりと言われる。その後1970年代に入って以降、DHLの他にもFedEx、UPSなどが行政に対し規制緩和を働きかけ、国際宅配便のサービスが欧米諸国に普及拡大していくこととなった。
なお日本における国際宅配便は、1957年に海外新聞普及(現:OCS)が日系法人の海外赴任者等を対象に、日本国内の新聞・雑誌等の輸送を一手に引き受ける機関として設立されたことがきっかけとなっている。当時、日本には現在のような国際宅配便サービスは存在していなかったが、その後高度経済成長期を経て、家電メーカーや自動車メーカーなどが、価格競争力強化のために東南アジアを中心として海外拠点を形成するようになったため、ドアtoドアの国際輸送サービス、とりわけJIT(Just In Time)輸送に適した国際航空貨物輸送が重視されるようになった。
また1979年には、DHLが日本に参入してきたのを皮切りに、海外の大手国際宅配便事業者が次々に参入し、日本の商社、メーカー、金融企業などのニーズに適合した国際宅配便サービスが急速に普及した。
内容目次
紙・パルプ、物流
【注目市場動向】
●クラフト紙の市場動向(下) (2~20ページ)
~王子グループが首位を独走も、大王製紙が追い上げる展開~
メーカー勢力図(王子グループ、大王製紙、日本製紙グループ、中越パルプ工業、丸住製紙)
①未晒・半晒(重袋用両更、一般両更、特殊両更)
②晒(純白ロール紙、両更晒、片艶晒)
表.包装用紙主要6品種 メーカー生産量推移
表.メーカー生産量推移 未晒・半晒(重袋用両更、一般両更、特殊両更)の合計
表.メーカー生産量推移 晒(両更晒、片艶晒、純白ロール紙)の合計
表.重袋用両更クラフト紙 生産・出荷・在庫推移
表.一般両更クラフト紙 生産・出荷・在庫推移
表.特殊両更クラフト紙 生産・出荷・在庫推移
表.純白ロール紙 生産・出荷・在庫推移
表.両更晒クラフト紙 生産・出荷・在庫推移
表.片艶晒クラフト紙 生産・出荷・在庫推移
【特別連載】
<製紙メーカーの物流戦略③>
●三菱製紙 (21~29ページ)
~一社一代理店制の強みを活かしつつkg物流費の低減目指す~
表.三菱製紙 製品物流費推移
表.三菱製紙 首都圏倉庫概要
表.三菱製紙 工場別対製品売上高物流費比率(製品物流費/売上高)
表.三菱製紙 工場別仕向け地別比率(2015年度上期実績)
表.三菱製紙 全国向け 工場別輸送手段(2015年度上期実績)
表.三菱製紙 首都圏向け 工場別輸送手段(2015年度上期実績)
図.三菱製紙 首都圏向け、工場別輸送経路(代表例)
表.三菱製紙 工場別協力会社
【注目市場動向】
●物流市場実態シリーズ PART9
国際宅配便市場の実態2015 (30~34ページ)
~産業のグローバル化を背景に市場は順調に拡大~
図.国際宅配便の取扱数量の推移
表.国際宅配便事業の主たる有力企業
図表.国際宅配便における市場規模の推移と予測(金額ベース)
住宅・建材
【注目市場動向】
●「木質住機」の動向 (35~53ページ)
~女性目線や職人不足に対応した省施工製品など新しい視点による製品開発高まる
フロアと同じくリフォームや高齢者、非住宅市場といった新市場への対応に期待~
メーカー動向(大建工業、永大産業、パナソニック エコソリューションズ社、朝日ウッドテック、ノダ、ウッドワン、住友林業クレスト)
表.主要木質住機の出荷実績と推移
図.木質住機市場の推移
表.壁収納・主要メーカー出荷実績
表.木製ドア市場における建具ルートと、建材ルートの出荷額
表.木製ドア・主要メーカー出荷実績
表.階段セット・主要メーカー出荷実績
表.下駄箱・玄関収納の主要メーカー出荷実績
【業界リサーチ】
●マンション管理業界の動向Vol.1 (54~59ページ)
~マンション管理市場規模は着実に拡大~
マンション管理市場規模
マンション管理業界の動向 ~リプレイス市場~
図.マンション管理費市場規模
図.市場規模シェア
表.新築及びリプレイスマーケット 各社ポジショニング
表.リプレイス物件獲得のために実施している主な営業、広告活動
表.リプレイス獲得の決め手になるポイントとして認識している事項
【注目企業分析】
●安定収益のビジネスモデル構築に取り組む「細田工務店」の事業展開 (60~72ページ)
表.細田工務店の業績推移(連結)
表.部門別売上高概況
表.事業別販売実績推移(売上金額、販売棟数)
表.細田工務店の主要分譲物件一覧(2015年度~)
表.主要法人受注先
図.細田工務店の事業系統図
表.細田工務店の資材調達概況
表.細田工務店の沿革
図.細田工務店の組織概要