定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。
最新号
Yano E plus 2022年8月号(No.173)
≪次世代市場トレンド≫
次世代有機半導体の動向 (3~38ページ)
~フレキシブル性を保持するゆえに、曲げたりウェアラブルに使用する
ことが可能となるという点で画期的な電子部品の誕生につながる~
1.有機半導体とは
2.注目されている次世代有機半導体
2-1.有機電界効果トランジスタ(OFET)
2-2.有機薄膜太陽電池(OPV)
2-3.有機熱電変換素子(OTE)
2-4.有機半導体レーザー(OLD)
3.次世代有機半導体に関する市場規模予測
【図・表1.次世代有機半導体の国内およびWW市場規模推移と予測
(金額:2020-2025年予測)】
【図・表2.次世代有機半導体の応用分野別WW市場規模推移と予測
(金額:2020-2025年予測)】
4.次世代有機半導体に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.公立大学法人 大阪公立大学
(1)ネマティック液晶中の不純物イオンの挙動、および、回転粘性率の評価
(2)有機デバイスの電子物性評価
【図1.OLEDの典型的な静電容量スペクトル(図中に示した周波数領域からドリフト移動度 µn、µp、2分子再結合定数 βを決定し、局在準位分布は、µn、µpの温度依存性から求める[6])】
(3)Time Stretched Pulseと高速フーリエ変換を用いた電子物性の高速測定
【図2.TSPとFFTを用いたOLEDのドリフト移動度評価システム】
(4)機械学習による有機半導体の電子物性予測
4-2.国立大学法人 京都大学
(1)電子共役概念の変革と電子物性をつなぐ高密度共役の科学に挑む
(2)“X”-Conjugation実現と空隙を電子で埋めるための共役分子設計戦略
【図3.新しい物質デザインのコンセプト:空隙を電子で埋める=
新しい電子共役“X” -Conjugation】
(3)時間分解マイクロ波分光(TRMC)法による電子材料の高速スクリーニング
【図4.TRMC法の実験装置】
(4)マイクロ波を用いた半導体/絶縁体界面における電荷輸送の評価・測定法の開発
【図5.(a)FI-TRMC法の概念図。MIS素子に10Hz電圧印加時の(b)注入キャリア数、および(c)空洞共振器からの反射マイクロ波時間依存性】
4-3.株式会社 KOALA Tech
(1)KOALA Techのビジネスモデル
①KOALA Techの歩み
【図6.KOALA Techの歩み】
②バリューチェーンと知財ポートフォリオ
【図7.バリューチェーンと知財ポートフォリオ】
③事業化のマイルストーンと事業計画
【図8.事業化のマイルストーン】
【図9.事業計画】
(2) KOALA Techのコア技術
①OSLDの特長
②レーザーを構成する3要素
【図10.レーザーを構成する3要素】
(a)利得(ゲイン)媒質
【図11.開発されたレーザー色素】
(b)共振器構造
【図12.有機半導体レーザーに用いられる共振器の例】
(c)エネルギー供給源
【図13.エネルギー供給源による違い。光励起型(左)と電流励起型(右)】
③OSLDデバイスの設計
【図14.OSLDのデバイス構造の断面SEM像[1]】
【図15.OSLDの発振特性[1]】
4-4.国立大学法人 東京工業大学
(1)液晶性材料の特性
【図16.半導体材料の電荷移動度】
【図17.液晶分子の構造と凝集形態】
【図18.様々な液晶相】
【図19.結晶材料として利用可能な液晶】
(2)高次の液晶相(SmE)を発現する液晶性Ph-BTBT誘導体
【図20.SmEを発現する液晶性Ph-BTBT誘導体】
(3)液晶性を利用した高速成膜
【図21.液晶相温度でのディップコート法の模式図】
4-5.国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)
(1)分子接合による熱流制御
【図22.かご状タンパク質の模式図(左)とCNT/かご状タンパク質のSEM像(右)】
【図23.単分子接合を用いた熱流制御の模式図】
【図24.CNT紡績糸を縫い込んだ「発電する布」】
(2)新奇熱電現象としての巨大ゼーベック効果
【図25.巨大ゼーベック効果の概念図:分子性固体に特有の強い電流-熱流相互作用】
(3)ポリマーブレンド膜を用いた次世代有機太陽電池の開発
【図26.ポリマーの凝集体中での秩序構造(左)と光照射電流計測AFM(右)】
(4)気液界面で形成される高配向ポリマー薄膜を用いた有機トランジスタの作製
【図27.FTM法による高配向ポリマー半導体薄膜の作製方法】
4-6.国立大学法人 広島大学
(1)ポリマー半導体の配向制御と特性
【図28.ポリマー半導体の配向様式】
(2)側鎖の設計による配向制御
【図29.PTzBTの側鎖構造と2次元X線回折パターン】
(3)ポリマー太陽電池の特性
【図30.PTzBTを用いた有機薄膜太陽電池のエネルギー変換効率の発電層膜厚依存性】
4-7.国立大学法人 山形大学
(1)食品ラップのような極薄のセンサーシート
【図31.準静電界センサーの動作原理】
【図32.有機半導体デバイスの作製プロセスフロー】
【図33.極薄センサーシートの作製プロセスフロー】
(2)長くて柔らかいフレキシブルリボンセンサー
【図34.64個のセンサー配置したフレキシブルリボンセンサーの実物写真】
【図35.フレキシブルリボンセンサーにおけるFPM方式の原理】
5.次世代有機半導体の将来展望
IoT市場におけるRFIDの動向①~市場動向編~ (39~55ページ)
~IoT市場ではRFIDの機能でIoTシステムを高度化したり
RFID技術を応用して新型IoTセンサーを開発する動きが活発化~
1.はじめに
1-1.IoTシステムとRFID
(1)IoTの要素技術としてのRFID
【図1.IoTシステムの基本構造】
(2)IoTエッジデバイスの動向
【図2.IoTデバイスのインターネット接続方法とIoTゲートウェイの製品例】
1-2.IoT化へ向かうRFID
(1)高特性で低価格のUHF帯タグが伸長
(2)RFIDとネットワーク接続
①スタンドアロン型
②構内ネットワーク接続型
【図3.ネットワーク接続型RFIDシステムの概念図】
③EPC globalネットワーク型
④クラウド連携型
(3)業界統一仕様のIoT用 RFID
2.IoT / RFID市場の関連動向
2-1.IoT関連市場の概要
(1)IoTの巨大な経済効果
【図・表1.IoT関連市場の全体規模とその見通し(金額:2021-2026年予測)】
(2)情報通信機器が市場を牽引
【図・表2.IoT関連WW市場の内訳(金額:2021年)】
(3)ハード・ソフト・サービスが連動
【図・表3.IoT関連市場におけるハード・ソフト・サービスの比率
2-2.IoTの通信方式とRFIDの利用状況
(1)IoTデバイスの接続数が急増
【図・表4.IoTデバイスの接続数と利用分野のWW市場動向(数量:2021年)】
(2)IoTデバイスにおける近距離無線の動向
【図・表5.IoTデバイスにおけるWW市場近距離無線の利用状況(数量:2021年)】
(3)エッジデバイスとしてのRFIDの動向
【図・表6.IoTエッジデバイス市場におけるRFID製品のWW市場シェア(金額:2021年)】
(4)IoT型RFIDのタイプ別動向
【図・表7.IoT型RFIDのタイプ別WW市場シェア(金額:2021年)】
(5)IoTにおけるRFIDの利用分野
【図・表8.IoTにおけるRFIDのWW市場利用分野(金額:2021年)】
≪注目市場フォーカス≫
MEMS技術シリーズ(3)~微細加工技術~ (56~90ページ)
~半導体製造プロセスを基盤にしながらも、LIGAプロセスや
ナノインプリントや様々な加工技術が進展、微細で複雑な加工が可能~
1.MEMS/微細加工技術とは
2.MEMS/微細加工技術の種類
2-1.薄膜形成
2-2.リソグラフィー
2-3.エッチング
2-4.接合・接着
2-5.3次元(3D)加工
2-6.組立技術
3.MEMS/微細加工技術に関する市場規模推移と予測
【図・表1.MEMS/製造の国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2020-2025年予測)】
【図・表2.MEMS/製造の微細加工技術別WW市場規模推移と予測
(金額:2020-2025年予測)】
4.MEMS/微細加工技術に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人 群馬大学
(1)ポリマーMEMSによる3Dリソグラフィー
【図1.3Dリソグラフィーの位置づけ】
【図2.通常のリソグラフィー(左)と比較した3Dリソグラフィーの加工原理(右)】
【図3.3Dリソグラフィー装置】
【図4.Dリソグラフィー加工例のSEM像】
(2)3Dリソグラフィーによって作製したMEMSデバイス事例: IoT向け振動発電デバイス
【図5.メタマテリアル構造を用いた振動発電用カンチレバーモデル(左)と実物写真(右)】
(3)加工形状予測シミュレーター
【図6.加工形状予測シミュレーターによる計算結果と作製事例】
4-2.国立大学法人 電気通信大学
(1)プラズモニック構造を利用したMEMSモノリシック赤外分光センサー
【図7.SPRを電気的に検出する仕組み】
【図8.作製した光検出構造。俯瞰図(左上)、拡大図(左下)、SEM像(右)】
【図9.完全MEMS化で可能になった小型の分光器】
(2)メタマテリアル偏光フィルター
【図10.機械的に変形を生じる機構から得られたマイクロらせんメタマテリアル構造 断面形状(上)、表面形状(下)】
4-3.国立大学法人 鳥取大学
【図11.低侵襲ロボット鉗子の開発風景と鉗子把持力センシング原理図】
(1)非平面微細加工技術の開発
【図12.次世代低侵襲医療デバイスには円筒形状へ機能付加するプロセスが必要】
【図13.円筒露光システム】
【図14.直径1mmのチューブにコイルを作製した事例】
(2)非平面微細加工技術の応用
①低侵襲電磁駆動単一光ファイバー細径内視鏡
【図15.光ファイバー内視鏡の構造(a)と駆動原理(b)】
【図16.光ファイバー内視鏡の試作品】
②体腔内MRIプローブ
【図17.体腔内MRIプローブの全体像(上)、コイルのデザイン(中)、コイルの実物写真(下)】
【図18.体腔内MRIプローブの撮像結果(側方視)】
4-4.国立大学法人 長岡技術科学大学
(1)フェムト秒レーザーを用いた3D金属微細造形の特長
【図19.熱加工における連続波発振・ナノ秒レーザー(左)とフェムト秒レーザー(右)の違い】
【図20.フェムト秒レーザーを用いた還元描画プロセス】
(2)Cu-rich/Cu2O-rich選択描画
【図21.レーザー描画速度によるCuOナノ粒子の還元度評価】
(3)磁性材料への応用
【図22.Ni/Cr2O3コンポジット材料の作成例】
(4)3D流量センサーの積層造形
【図23.3D流量センサーの造形プロセス】
4-5.国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学
(1)コンビナトリアル技術による新材料創成
①コンビナトリアルアークプラズマ蒸着法
【図24.アークプラズマ蒸着法の模式図(左)と装置外観(右)】
【図25.アークプラズマ蒸着法を用いた組成探索・最適化
アモルファス組成探索例(左)、耐熱組成探索例:723K-50h(中)、723K-100h(右)】
②コンビナトリアル新対向ターゲットスパッタ(Combi-NFTS)法
【図26.Combi-NFTSによる三元系材料の組成傾斜膜形成
Combi-NFTS 装置の模式図(左)、出力変化による組成変化(右)】
③各種ハイスループット評価技術
【図27.サーモグラフィーによる結晶化開始温度測定法の模式図(左)と
ハイスループット評価結果(右)】
(2)新しいマイクロ・ナノ加工技術
①薄膜金属ガラスの微細成形技術
【図28.焼きなまし法による平面構造。焼きなまし有(上)、焼きなまし無(下)】
【図29.変形加熱法による立体構造】
②逆リフトオフ法による厚膜構造体加工技術
【図30.逆リフトオフ法を用いたコイルパターンの形成】
【図31.逆リフトオフ法を用いた厚膜金属ガラスMEMSミラー構造
SEM像(左)、デバイス外観(右)】
4-6.国立大学法人 新潟大学
(1)Si以外のDRIE加工装置、プロセス技術
【図32.卓上型DRIE加工装置】
【図33.様々な材料のMEMS加工事例】
(2)水晶MEMSセンサー技術
【図34.水晶加工用DRIE装置】
【図35.DRIE加工例:逆メサとコンベックス形状を有する水晶振動子(左)、
ガウシアン形状に加工した水晶振動子(右)】
(3)MEMS触覚複合センサー、触覚䛾数値化・再現
【図36.MEMS触覚センサーの試作品例】
5.MEMS/微細加工技術の課題と展望
≪タイムリーコンパクトレポート≫
容器市場 (91~95ページ)
~Scope3含めたCN実現こそ
容器・包材メーカーの責務かつ存在価値~
1.飲料用容器市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.PETボトル
3-2.金属缶
3-3.紙カートン
4.注目トピック
5.将来展望
【図1.飲料用容器市場規模推(数量:2018-2021年見込)】
【表1.種類別 飲料用容器市場推移(数量:2018-2021年見込)】
車載モータ市場 (96~100ページ)
~BEVシフト、安全基準の厳格化といった潮流が顕在することで、
世界の車載モータ需要数は拡大する見通し~
1.車載モータ市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.BEV急増で注目される冷却コンポーネント
3-2.ADAS・自動運転の発展で進むシャシ領域の電動化
4.注目トピック
4-1.カーボンニュートラルと安全性向上で進むクルマの電動化
5.将来展望
【図1.世界の車載モータの需要数量予測(金額:2019-2030年予測)
関連マーケットレポート
- D64100808 Yano E plus 2022年8月号(No.173)
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