＜電子書籍市場の実態①＞ライトノベル分野の動向
～読者層、シリーズ形態など、デジタルとの親和性高い～

■ライトノベル（電子書籍）市場は40億円　電子書籍のシェアは14％（推定）

■紙の書籍と同様にライトノベルでは　ＫＡＤＯＫＡＷＡが圧倒的なブランド力

■ＫＡＤＯＫＡＷＡの動向

　電子書籍事業は自社電子サイト　ＢＯＯＫ☆ＷＡＬＫＥＲを軸に展開
　ＢＯＯＫ☆ＷＡＬＫＥＲをポータルとして、オンライン書店や物販への広がり期待
　国内電子書籍市場の10％のシェアが目標
　ＢＯＯＫ☆ＷＡＬＫＥＲでの販売はライトノベルが圧倒的
　ただし、読者層の広がりにより、相対的な比率は低下傾向
　読者との接点を増やしダイレクトマーケティングを指向
　2014年秋にニコニコ動画を運営するドワンゴと経営統合へ
　コンテンツ企業として新たな市場創設に意欲

■図表

　電子書籍ラノベ分野の市場規模予測
　KADOKAWA 業績推移
　KADOKAWA　売上/営業利益　増減要因
　2013年度KADOKAWA書籍作品ランキング（全書籍）

＜電子書籍市場の実態②＞コミック分野の動向
～電子書籍市場をけん引、まとめ買い一巡で成長鈍化も～

■2013年度のコミック市場における電子コミックシェアは15％（推定）
電子書籍市場をけん引する一方で、マンガボックス、ＬＩＮＥマンガ.etc 無料サイトが勢力広げる

■進撃の巨人が大ヒット、リアル、電子ともにコミック市場をけん引

■講談社

■小学館

■芳文社

■図表

　電子書籍コミック分野の市場規模予測

＜電子書籍市場の実態③＞株式会社学研ホールディングス
～電子書籍配信事業会社ブックビヨンドが2013年10月からスタート～

■自ら電子書店サイトを運営　総合書店にはない特徴をもって、電子書籍ユーザーの拡大を目指す

■販売手法は電子書籍ならではのマーケティングを目指す

■2ヶ年計画「Ｇａｋｋｅｎ2015を策定」　学研グループとしてもデジタル出版の成長性に期待

■図表

　学研ホールディングス　業績推移
　学研ホールディングス　新2ヶ年計画（Gakken2015）