バイオプラスチック市場の動向8 NEC、帝人(2018年8月調査)
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調査資料詳細データ
本調査レポートは、定期刊行物 ヤノ・レポート 2018年9月10日号 に掲載されたものです。
【日本電気(NEC)】
気候変動対策を強化する方針の下、独自開発のバイオプラの実用化目指す
難燃性ポリ乳酸複合材の研究開発ほぼ終了、非可食のセルロース系2種類に注力
1)ポリ乳酸系(難燃性ポリ乳酸複合材)
耐久材としての付加価値をアピール、自社製品への採用に加え外販の可能性探る
2-1)セルロース系(カルダノール付加セルロース樹脂)
半不均一系合成プロセスを開発、省エネ性と物性を両立
2-2)セルロース系(漆器調〈漆ブラック調〉セルロース樹脂)
2018年2月、物性と装飾性を向上、高級装飾用途での実用化に前進
1)耐傷性と光学特性の両立
2)蒔絵調印刷の実現
【帝人】
1.バイオPC「プラネクスト」
耐ガソリン性と成形性を両立したフィルム開発、自動車ドアハンドルに初採用
2.バイオPET「プラントペット」
繊維用途で部分バイオPETを展開、自動車内装材などで実績
3.耐熱性ポリ乳酸「バイオフロント」
高耐熱を武器に繊維用途中心に開拓、トタルコービオンに技術を期間限定で供与
図.NEC 2050年に向けた気候変動対策指針
表.難燃性ポリ乳酸複合材の物性
表.難燃性ポリ乳酸複合材の新しい付加価値
図.カルダノール付加セルロース樹脂の特性の比較(強度特性(曲げ強度:MPa)
図.カルダノール付加セルロース樹脂の特性の比較(耐熱性(ガラス転移温度(Tg):℃)
図.カルダノール付加セルロース樹脂の特性の比較(耐水性(吸水率:wt% 常温24時間)
図.カルダノール付加セルロース樹脂の特性の比較(植物率:wt%)
表.不均一合成のカルダノール付加セルロース樹脂と添加剤利用後の物性
表.漆器調セルロース樹脂と漆器モデルの外観・光学特性の比較
表.漆ブラック調バイオプラスチック(耐傷性改良品)特性表
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