収束編(アイデアの整理)

ビジネスアイデアの整理方法

新しいビジネスアイデアの発想における最大の難所、最初のアイデア発想は、できるだけ自由な発想を妨げずに実行することが重要です。 しかし、自由な発想、アイデア出しを試みるが故に、出てきた多種多様なアイデアを、そのまま並べて眺めているだけでは、中々、検討結果から何か意味・意義あることを読み取ることが難しいものです。

整理法1;ツリー構造化する

ツリーあるいはヒエラルキー構造による整理によって可視化していく整理方法です。
出されたアイデアの質やバランスに、比較的バラつきが大きい場合にはこの方法で、まずアイデアの構造化を図ることが先決です。
その後、必要に応じて以下にあるポジショニングやフレームワークによる整理を行います。
(その際、どうしても使えないアイデアがあれば切り捨ててから整理しても構いません)

整理法2;ポジショニング化を図る

出されるアイデアが、ある一定の階層水準でそれなりに揃っている場合は、同一階層内におけるポジショニング整理を試みます。
この場合、平面での配置(ポジショニング)となりますので、1~2軸に沿ったマトリックス配置をイメージして整理していきます。
この軸設定こそが最も重要であり、顧客や利用・購買シーン、商品・サービス、価格、等々、適宜任意に設定した上で、そのカテゴリーにおける構成要素を軸要素として配置します。

整理法3;フレームワーク的に整理する

整理法1や整理法2とは異なり、アイデア発想の結果、ある程度ビジネスアイデアが見えてきているような場合に適用する整理方法です。
ビジネスアイデアとして必要な構成要素を並べておき(フレーム)、それら一つ一つについてアイデアを埋めていくスタイルで整理します。
その際、100%要素が埋まらなくても問題ありません。
(概ねビジネスアイデアとして共有できそうな水準であれば、不足している検討事項にフォーカスして検討を重ねれば良いと思います)

下の「アイデア発想・整理法一覧」をクリックして頂くと、発想法や整理法の一覧が提示されます。
(整理法1~3の代表的な整理法を一覧にしています)

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