アイデア発想法の王道中の王道。
最もシンプルな発想法であり、どんなクズアイデアでもよいので、とにかく数多くのアイデアを出すことを最大限の目的としています。
基本的なルールとして、①批判厳禁(他人の意見を批判・批評してはいけない)、②自由奔放(突拍子もない意見もあり)、③質より量(アイデア・意見の質・内容は一切不問)、④便乗歓迎(他人の意見・アイデアに乗っかったアイデア・意見を歓迎する)ということを周知徹底することが重要です。
自由・フリー形式でも良いし、参加者に順番に意見・アイデアを求める形式でも構いません。
あるいはブレインライティングとの併用による検討も効果的です。
ブレインストーミングでは参加者に自由な意見・アイデアを求めるため、声の大きな参加者や参加者間において地位の高い人の意見が重視・尊重される傾向にあるため、これらを回避するための工夫などが必要な場合も多いと言えます。
(逆に言えば内気、口数が少ない、あるいは地位の低い参加者の意見・アイデアが活かされない傾向にあります)
また、批判厳禁ということから他人のアイデア・意見の反対方向にある意見・アイデアを出し難い傾向があるため、これへの配慮も必要となります(反対方向の意見・アイデアは他人の意見・アイデアの批判ではあいませんが、簡単には使い分けできません)。
さらには検討すべきテーマが適度にフォーカスされ、かつ参加者全員がきちんと同じレベルで共有しておかなければ、有効な検討には至りません(本来議論すべき方向性からの逸脱が頻発しやすくなります)。
注)主観的な整理であり、必ずしもこれが正しいというものではありません
活用フォーマット (サンプル) |
なし (ホワイトボードへの書込みや、壁面などへの付箋(ポストイット)貼付けなどを自由に行う) |
他の準備物 |
ホワイトボード+マーカーペン (もしくは付箋+筆記用具+貼付け可能な場所) |
注)一般的な手順を示したものであり、必ずしもこれに従う必要はありません