【カモつぶ】匿名だからこそできそうなことって何?
【伝え方を気にする必要がなくなるカモ】間もなく日本版のウィキリークス「(仮称)Whistleblowing(ホイッスルブロウイング).jp」がオープンするようです。
「(仮称)Whistleblowing(ホイッスルブロウイング).jp」は、告発をする際にその相手記者を自らが選択することができる点が最大の特徴となっています。
このWEBサイトサービスでは、暗号化技術の専門家が開発した仕組みで、”Tor”(The Onion Router)と呼ばれる接続経路の匿名化を実現するための技術を採用するとのことです。
”Tor”は、匿名性の担保を高めてより内部告発を促進する技術であり、かのウィキリークスなど、世界中の内部告発サイトで採用されている技術です。
ただし、このようなインターネット上での”匿名性”そのものについては皆様もご周知の通り賛否両論があります。
「内部告発」と言ったジャンルに限定すれば概ね賛意が多い気がしますが、一般的なインターネットの匿名性については、良い、悪いの両論があり、結局のところ目的に応じた使い分けというのが最も妥当な落としどころなのでしょう。
このような良し悪しに関する論はさておき、匿名性が担保されることによって実現できることにはどんな”モノ”や”コト”があるのでしょうか?
「内部告発」という最も代表的なテーマはともかく、その他については匿名性によって実現できるサービスや内容が論じられることは少なく思います。
通常、実名と比較した場合の匿名のメリットは、思ったことや考えたことを何でも気軽に伝えることができる、個人を特定され難い(余計な危険を回避できる)の2点があげられます。
そして、デメリットはその裏返しとなり、個人を特定されないという思い込みが故に無責任な発言が多くなるということです。
したがって、匿名により率直な意見・考えを伝えることが良いシーンが何か?そしてそれは無責任な発言をできるだけ回避する仕組み・仕掛けを講じることができるか?ということを考えると、”Tor”技術の利用領域が広がっていくことでしょう。
皆さんなら、”Tor”技術を使ってどんな新しいサービスを提案すれば良いと考えますか?
例えば、友人や同僚に対して、その人のためとは思っても、中々面と向かっては言い難い、伝え難い時が割とあるのではないでしょうか?
あるいは、人には決して言えない恥ずかしいことなどを調査・リサーチしたい場合はこのような技術を使えるでしょう。
さらに、1度切りで後腐れなく何かのマッチングを行いたいような場合、例えばWEBサイトでの見積などに活用すると、今のような営業からの後追いを嫌う人たちがもっと気軽に見積サービスを利用するようになりそうですね。
近い将来、もしかしたら面と向かっては言い難いことを本音でズバっと伝えることができるようなSNSサービスや、人の恥部にフォーカスしたリサーチサービスなどが登場する”カモ”知れませんね。
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カウントが増えると、もっとハリきってつぶやくカモ!?