【カモつぶ】政策で健康をコントロールする時代
【肥満税や脂肪税が導入される時代が来るカモ】環境問題がグローバル課題として注目されるようになって久しいですが、過去、炭素税(あるいは環境税)なるものが日本においても導入検討されていたことを記憶されている方も多いかと思います。
これはもちろん、税負担を高めることでできるだけ二酸化炭素の排出量を抑制しようとする政策です。
では、皆さんは肥満税なるものを導入している国があるのをご存知でしょうか?
実はメキシコでは炭酸飲料など糖分の多い清涼飲料に対する肥満税が導入されています。
その狙いとしては、炭酸飲料などの多量摂取を抑制することで健康増進を図ることにある模様です。
日本においても超高齢化社会の時代に入っており、健康問題は大きな関心事となっています。
もちろんこれには財政問題も絡んでおり、今や健康増進は国の財政の行方を左右するほどの大きな取組課題となっていることはご存じの通りです。
これら健康問題に対し、様々な政策を検討、導入しているわけですが、メキシコのように肥満税を導入することも一つの選択肢としてはあり得ることでしょう。
ただし、この場合、清涼飲料業界は大きな打撃を受けるわけで、ひいては税収の減少にもつながるため、単純に導入すれば良いというものでもなく、このあたり非常にコントロールが難しいところでもあります。
実際には安易にこのような形で税負担によって抑制効果を狙うことはできないわけですが、今後このような検討が始まる可能性はあります。
肥満税とは少しタイプが異なるものの、タバコなんかも同じことですよね。
栄養過多になりがちな現代の日本人において、摂取しすぎると健康に良くないと科学的に明らかになっている食品等については、税金でコントロールするという選択は、その現実性・実現性を含めて検討されるべきものとなるでしょう。
もしかしたら、今後、肉類における脂質の含有割合に応じた税負担を意味する“脂肪税”なるものが登場する“カモ”知れませんね。
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カウントが増えると、もっとハリきってつぶやくカモ!?