【カモつぶ】タッチパネルの次の入力インターフェースは?
【肌触りや重さも感じられるネットショッピングができるようになるカモ】モノを浮かせたり、空中に触覚をつくり出すことのできるスピーカーが実用化されるようです。これは「Pixie Dust」という製品で、超音波の力により物体を動かすという原理となっており、さらに、その振動で触感も得られるというもののようです。
開発したのは東京大学大学院出身の研究者、落合陽一氏。将来的には、超音波以外にも、光を使った研究も進めていくそうです。これにより、空中にタッチパネルのような入力インターフェースを置いたり、触れる映像を作ることが可能になるそう。
キーボードに替わる入力デバイスとしてタッチパネルが一般的になってからしばらく経ちます。ジェスチャーや目の動き、音声などで入力を行うという開発があちこちで行われていますが、タッチパネルを置き換えるような入力方法はまだ出てきていません。
しかし、もし落合氏の研究のように空中に触覚をつくり出すことができれば、将来はボタンやディスプレイ上ではないところでも何かを操作することが可能になります。また、この技術は入力方法としてだけでなく、様々なシーンで活用できそうです。
感触は何かを具体的にイメージするのにとても役立ちます。
画面、紙面などにあるだけだったモノもそこに感じられるようになると少し世界が変わります。
例えば、触れられる髪の毛の映像を作るというのはどうでしょうか。
美容室などで髪の毛をカットするときに雑誌などを参考にするシーンがあると思いますが、その髪型が自分の顔、輪郭、雰囲気に合っているかどうかいまいち分からないとき、もしこの触れられる映像で理想の髪型を頭の上に映し出してくれればイメージがしやすくなませんか?
また、ネットショッピングをしているときに服やバッグなどの質感を指先で感じることができるようになれば、現在より商品のイメージがしやすくなるでしょう。さらに、その商品の重さも感じられるようになれば、店舗に行って実物を触りながら買い物をしている感覚により近いものになるのでは?
現在のようにパソコンでネットショッピングをするのではなく、将来はこうした機能を持った”空間”が販売される時代がくる“カモ”しれませんね。
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