【カモつぶ】LGBTの社会受容が与えるビジネスへの影響
【生殖ビジネスが成長するカモ】先般、渋谷区で同性パートナーシップ条例が施行されたことを受け、日本でもLGBTへの関心が高まっています。
もちろんこのような条例施行や同性婚を法的に認めることなどへは賛否両論あり、どちらが正しい、あるいは間違っている、と簡単に割り切れるものではありませんが、社会的に議論できる環境が整ってきたことは良いことではないでしょうか。
LGBTへの社会的受容について日本は遅れていると言われており、欧州や米国では次々と同性婚が法的に認められるようになっています。
従来、離婚や同性婚をタブーとするカトリック教会でも基本姿勢を弱め、かのローマ法王が同性婚を認めるような発言を行っているのですから、時代は大きく変化しているのでしょう。
またこれとは別に、婚姻関係のない男女のカップルや、(本人の意思/意向に係らず)婚姻せずに生涯独身の方なども増えつつあります。
このような流れを見ると、従来の日本における家族像が根本的に変化しつつあることは否定できず、”夫婦と子供二人”といういわゆる一般的なファミリー像はもはや過去のものになっているのではないでしょうか。
そうなれば、これまで家族、ファミリーに対して提供してきたあらゆる商品、サービスなどもLGTB向けの新たな需要を創造できる可能性がありますね。
例えば住宅、ファミリー向けマンションがあるならば、LGTB向けマンションがあっても良いでしょう。
LGTB向けの商品、サービスなどに関しては過去のカモつぶでも少しご紹介していますので、もしまだご覧になられてない方は、こちらもご覧になってみて下さい。
その他、出産、育児における考え方も変化してくる可能性があります。
例えば独身、LGBTであっても子供を欲しい方は少なくないはずです。
しかし、独身あるいは同性婚であるが故に、自然に子供を授かることはできません。
そうなると何かと話題にはなるものの、倫理上の問題などから、広がりを見せていない精子バンク、卵子バンクなどの活用も広がる可能性があります。
独身者、LGBTだけではありませんが、ガイドラインなども整備されている米国では、既に精子バンク利用で誕生した子供の数が万を超えているという推測値もあります。
何かに秀でた人の精子ほど高額になるなど、優性劣敗、あるいは人種差別の問題につながるリスクなどへの懸念はありますが、LGBTの社会的受容によりこのような生殖ビジネスが成長していく“カモ”知れませんね。
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カウントが増えると、もっとハリきってつぶやくカモ!?