【カモつぶ】昆虫の動きを制御できるデバイス技術


【嫌われ者No1から抜け出せるカモ】突然ですが、皆さんが嫌いな生き物は何でしょうか?
人によって色々あるかと思いますが、おそらく最も共通して嫌われている生き物、すなわち嫌われ者No1の地位にあるのはゴキブリではないでしょうか。

さてそんな嫌われ者のゴキブリに関して、米国の大学で面白い研究が行われています。
米国テキサスの州立大学の研究で、ゴキブリの行動を遠隔から自在にコントロールする実験に成功したというものです。

ゴキブリの背中にマインドコントロール可能な小さなデバイスを取付けて電極を神経に接続させるだけで、遠隔からこの行動を自在に制御することができる技術となっています。
これによりゴキブリを傷つけることもなく、苦痛も与えず、自然に行動を制御できた模様です。

このような制御技術は従来もあったようですが、ゴキブリの触覚を刺激し、如何にも物体があるかのように錯覚させて物体を避けさせる技術でした。
また学生が神経回路の仕組みを学ぶ目的として簡易なキッドが開発され、Kickstarterで資金調達されていたこともあります。

今回の技術ではより自然な形で(ゴキブリにとっては自らの意思のように?)行動を制御することができ、その行動制御の領域が格段に広がったとのことです。

これら研究の目的は、災害時など、ガレキの下に埋もれている被災者を発見することなどにあります。
ゴキブリならば、ガレキのどんな小さな隙間から侵入し、動き回ることができますよね。
あるいは人が踏み込めない危険な場所、例えば放射能漏れしている場所など、への対応なども想定されています。

ただし、災害時の被災者発見手段としては、本来のゴールは“音”センサーを備えたバイオロボットを開発することにあるとのことです。
(これは、ガレキ下に埋もれている人を発見する最良のものが“音”であるということから来ています。)

嫌われ者No1の地位にあるゴキブリではありますが、このような災害救助に役立つようになれば、その不名誉な座から脱却できる“カモ”知れませんね。

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kamo4


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