全体から部分に落とし込む能力こそ不可欠
0ここ10年以上、百貨店やGMSなど大型商業施設が伸び悩んでいる。これに対し、駅ビルやファッションビル、郊外のショッピングセンターは堅調に推移してきた。ごく最近はこれらショッピングセンターも厳しいが、どちらが順調かといえば… Read more ›
ここ10年以上、百貨店やGMSなど大型商業施設が伸び悩んでいる。これに対し、駅ビルやファッションビル、郊外のショッピングセンターは堅調に推移してきた。ごく最近はこれらショッピングセンターも厳しいが、どちらが順調かといえば… Read more ›
今回、この「アナリストeyes」への掲載が決まったことで、遅ればせながらここまで弊社の研究員が執筆してきた当コーナーの記事を読んでみたのだが、どれも見事なまでの分析力と文章力を有しており、手前味噌ではあるが「わが社の研究… Read more ›
我が国の中古車市場では、オートオークションが業者間取引の中核を成している。中古車というのは、消費者が車両を乗り換える際や車両を売却する際に初めて発生するものであるが、消費者に対して販売する事業者にとっては、消費者のニーズ… Read more ›
もう、随分と昔から、名立たる評論家諸氏、並びにマスコミ各媒体が、経済や産業界を解説する際に「グローバル化」というキーワードを頻繁に用いている。 そして、筆者が見るに、ここ1~2年「グローバル化」の解説に付随するものとして… Read more ›
次世代自動車として注目を集める電気自動車は2010年より本格的に販売が開始され、今後急速に市場が拡大していくことが想定される。その電気自動車はプラグインハイブリッド自動車含めて2020年には乗用車新車販売台数(*1)の1… Read more ›
~新規加入者獲得と「維持」が収入拡大の鍵となる通信サービス~ 携帯電話やインターネット接続、固定電話、ここ最近では地デジやVOD(Video on Demand)などの影像を含む通信サービスは、消費財や一時的なサービス利… Read more ›
~農林水産業の被害額は1兆7,760億円(暫定値)~ 2011年3月11日に起きた東日本大震災は、巨大津波に見舞われた岩手県、宮城県、福島県の沿岸部だけでなく、その後の福島第一原子力発電所事故、及び風評被害と相俟って、群… Read more ›
コンサルティング業務を担当するなかで、中小企業の業務改善(下請けからの脱皮など)では、東北エリアの複数の企業と一緒に取り組んだ経験を持っている。その技術力に驚くことも屡で、商品開発力と販路等を確立すれば、地方の下請企業で… Read more ›
2010年(1~12月計)の国内の医療用医薬品市場(薬価ベース)は、前年比0.2%増になったと医薬品調査機関のIMSジャパンが公表した。これは、同年4月に2年に一度の薬価改定が実施され多くの医薬品の薬価が引き下げられたこ… Read more ›
~ 中国景気刺激策効果の考察 ~ 世界同時金融危機が発生した後、中国は率先して内需拡大を柱とした景気刺激策を打ち出した。2年経過してその効果が各領域で検証されている。もっとも注目されているのが中国自動車の生産・販売の効果… Read more ›
2年連続でマイナス成長となった市場規模 ~需要は頭打ち!? 事務所ビルなどの一般建築物を対象として、建築物の保全・維持管理に寄与するビル管理業は、戦後近代の都市部を中心としたビル建設ラッシュとともに成長してきた。バブル崩… Read more ›
医療情報システムは2008年度で2542億円 医療情報システム市場は、伸び悩む医療関連業界において少ない成長分野として位置づけられてきた。特に、厚生労働省によるグランドデザインは電子カルテ時代の幕開けを印象付けるには十分… Read more ›
新設住宅着工が70万戸台に ~悪いのは景気のせい?~ 2009年度の新設住宅着工は、約77.8万戸となった。要因としては、世界的且つ急激な金融市場の低迷を発端として、不動産開発への資金供給の低迷、購入者の買い控えなど様々… Read more ›
セルフメディケーションの推進を狙った改正薬事法 2009年6月1日に、OTC医薬品の販売制度の見直しを柱とする改正薬事法が完全施行された。改正薬事法の主なポイントは、OTC医薬品をリスクに応じて第一類、第二類、第三類の3… Read more ›
遂に2兆円割れとなった出版市場、構造的凋落の状況 出版市場の縮小が止まらない。2009年の出版物推定販売金額は21年振りに2兆円の水準を割り込んでいる。 出版市場は1996年をピークに13年間縮小を続けてきた。数年前まで… Read more ›
エレクトロニクス市場における日系メーカーのシェア低下が言われて久しい。代表的なのが「半導体」と「液晶パネル」である。いずれも市場の立ち上がり期には日系メーカーが市場シェアの大部分を占めていた分野であり、その… Read more ›
今年(2010年)は、行政に認可された初のパチンコ店が誕生してから80年、パチンコ機の業界団体・日本遊技機工業組合が誕生してから50年、パチスロ機(※スロットマシンを日本仕様にアレンジしたもの)の業界団体・日本電動式遊技… Read more ›
新規事業は何故必要か? 人間の成長過程と同様、産業にもライフサイクルというものがある。 現在成長分野で展開している企業であっても、その産業分野が永続的に発展成長するという事は残念ながらあり得ない。 企業会計で使われるゴー… Read more ›
温暖化対策とは別の省エネルギー 国内の多くの企業にとって、地球温暖化防止のための二酸化炭素排出量削減は喫緊の課題になっている。もっとも、地球温暖化の主要因を二酸化炭素排出量の増加に帰することに対して、異論を唱える有識者も… Read more ›
レアメタルが世間の耳目を集めるようになって随分と経つ。LCDに使用されるインジウム、リチウムイオン2次電池におけるコバルト、次世代自動車用モーターに必須とされるネオジムやディスプロシウム等々、レアメタルなくして現代の電子… Read more ›
人間の個性は才能についてだけでなく、病気の治療においても近年非常に着目されている。オーダーメイド医療、テーラーメイド医療などと呼ばれる診療方法がそれである。がん疾患を中心にオーダーメイド医療の研究や応用が進められてきた。… Read more ›
日本の高齢者は3,000万人目前 わが国の人口は1億2,765万人(2009/1/1現在)で、このうち65歳以上の高齢者人口は2,839万人と3,000万人目前であり、総人口に占める割合(高齢化率)は22.2%で「超高齢… Read more ›
消費の主役、80后、90后 日本の景気低迷と対照的に中国の成長がクローズアップされている。2010年の中国のGDP成長率は9%前後と予想されており、1%台の日本からすると羨ましい限りである。 しかも、今までGDPに占める… Read more ›
ナノテクノブームの行き詰まり 「ナノテクノロジー(以下ナノテク)」という用語が注目され始めてすでに10年ほどの年月が経つ。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、”ナノテク(nanotechnol… Read more ›
電子書籍の本格展開始まる、関連業界は地殻変動 電子書籍(電子ブック)がブレイクし始めた。2007年11月にアマゾン・ドットコムが「Kindle(キンドル)」を初投入し、2009年2月に「Kindle2」、6月に「DX(デ… Read more ›
1.医療機器業界の市場環境 医療機器は、材料費と請求できる特定保健医療材料、手技料・処置料に包括されるディスポーザブル製品、更に手術料・処置料・画像診断料の診療報酬点数の収入で購入される治療機器や診断機器などによって市場… Read more ›
1.現代において必須の経営戦略「M&A」 企業の多くは、自社が無限に続くことを願っている。また、ゴーイングコンサーンであるために、経営戦略を立て、成長機会を模索しているが、そのためのアプローチには、新たな市場の… Read more ›
「コンテンツ産業」という聞きなれない言葉が、一般的な用語になったのは2004年頃である。2004年4月に「コンテンツビジネス振興政策-ソフトパワー時代の国家戦略」(知的財産戦略本部コンテンツ専門調査会報告書)が発表され、… Read more ›
100年に1度と呼ばれる市況悪化によって、市場はさらに混迷を深めている。今回の不況は日本だけの問題ではないだけに、回復に向かうのは容易ではないという見方が多勢である。また政治も大きく変わろうとしているが、仮に社会がよい方… Read more ›
「米オラクルが4月20日に発表した米サン・マイクロシステムズを74億ドルで買収」というリリースは、世界同時不況の最中にあっての大型買収で、M&Aニュースに慣れているIT業界人をも唸らせた。 オラクルはリレーショナルデータ… Read more ›
海外勢に完全に圧倒されている日本のICT産業 日本のICT産業の競争力の低下が叫ばれるようになって久しい。1980年代のパーソナルコンピュータの台頭と同時に、インテル、マイクロソフトにその覇権を奪われて以降、国内のコンピ… Read more ›