三井ショッピングパーク「&MALL」の研究 -SCディベロッパーにとってECモールのあるべき姿
企画趣旨
2000年以降、郊外を中心に拡大をし、定着してきたといえるショッピングセンター(SC)はEコマースの拡大に際して、危機感を募らせている。SCは専門店の出店なくしては存続できないビジネスであり、専門店がEコマースに注力し始めれば、リアルへの出店がおそろかになる可能性が高い。経営資源をこれまでのリアルへの出店からEコマースに集中させれば、SCの新規開業はおろかリニューアルを行うにも、これまで通りにはいかなくなるからである。
このような状況で、三井不動産はファッションECモール「&MALL」を2017年11月にオープンした。リアル店舗とECモールを連動させ、販売機会を創出することが狙いの一つである。これまでリアルの世界でビジネスを展開してきたディベロッパーがヴァーチャルのビジネスをいかに成功させるか。
今後のSCディベロッパーにとってこの「&MALL」の成功が試金石になることは間違いない。そこで三井ショッピングパーク「&MALL」に絞って、事業戦略の特徴、問題点、SCディベロッパーにとってあるべきECモールの姿を考察する。
主な調査対象
三井不動産運営の三井ショッピングモール「&MALL」
報告書内容予定
1.事業戦略の分析
①&MALL開設の狙い
②&MALLの特徴
③&MALLの運営実態と現状
④&MALLの今後の方向性 など
2.コンシューマー調査による分析
①「&MALL」の認知度と利用度
②ZOZOTOWN、楽天市場、アマゾンなど、他の有名ファッションECとの利便性評価比較
③「&MALL」の評価と課題、問題点
※比較する有名ファッションECは現時点での案です。
3.総括
①&MALLの強みと弱み、問題点把握
②SC開発・運営事業者におけるEコマースの在り方考察
調査方法
WEBによるコンシューマー調査
文献調査
募集要項概要
参加募集期限:2018/09/30
調査報告書納品予定:2018年9月下旬頃
参加費用:500,000円(税別)
詳細・お申込みはホームページよりお問い合わせください。
注1)調査企画名、参加募集期限は変更する場合がございます。
注2)調査報告書納品予定は募集状況、調査状況その他により遅れる場合がございます。