物流業界のAI・IoT活用動向調査
企画趣旨
物流業界は、ECの利用拡大に伴う物流量の増加、少子高齢化と労働条件の厳しさを原因とする労働力不足と高齢化など、様々な環境の変化と課題に直面している。2017年に起きた大手配送キャリアによる配送料値上げは社会的にも大きな注目を浴びた。人手不足などは構造的な問題であり、物流量の拡大も継続が見込まれる。IT活用による効率化、省力化は、業界の課題解決のための大きなテーマである。特に、AI・IoT・ロボットなどの最新技術の貢献の余地は大きいと推測される。
運輸業界トップ企業群では、先端的な技術を活用した独自の取組みが進んでいる。他方、運輸業界に多数存在する中小零細企業群では、デジタル化の遅れも指摘される。物流ソリューションを提供するITベンダーにおいては、運輸業の中堅~中堅大手企業、及び荷主である製造業、流通業のIT投資動向が注目されるところである。昨今は、荷主と運輸業の情報共有の強化や、荷主の管理ニーズの拡大などがみられ、荷主側がシステム導入を進める動きもある。
本調査企画は、このような業界動向を受け、①物流システムを提供するベンダー ②運輸業のそれぞれの立場から、AI・IoT・ロボットなどの活用動向とニーズ、業界の課題への対策の実態と方向性を把握することを目的とする。
調査対象
●ベンダー調査
対象範囲:TMS、WMSほか
対象企業のタイプ:大手ベンダー、情報システム子会社、ベンチャー(AI、ロボットなど)
●運輸業ユーザ調査
中堅~中堅大手企業を中心とした運輸業
調査方法・調査期間
調査方法:対面調査
調査期間:3か月程度
報告内容予定
1.調査結果総括
2.物流業のAI・IoT等最新技術の活用実態と今後のニーズ
3.最新技術活用における課題
4.業界の環境変化や課題に対する方向性
5.主要プレイヤーの動向と戦略
6.注目ベンチャーの動向
7.調査個票(合計20社程度)
※調査内容に関しては参加企業様のご要望を可能な限り反映いたします。
※また、クライアント企業様オリジナルの項目をオプションとして個別に調査することも可能です(別費用を頂戴することがございます)
募集要項概要
参加募集期限:2018/10/15
調査報告書納品予定:2019年1月下旬
参加費用:1,000,000円(税別)
詳細・お申込みはホームページよりお問い合わせください。
注1)調査企画名、参加募集期限は変更する場合がございます。
注2)調査報告書納品予定は募集状況、調査状況その他により遅れる場合がございます。