サービス化する製造業の実態調査 ~生産設備・機器、建機・重機、ユティリティ設備・機器、エンジン、タービン、産業用ロボット、オフィス機器などにおけるサービス提供モデルの可能性~
企画趣旨
近年、製造業においてビジネスモデルの変革が起きている。従来の機器販売モデルから、サポートや維持・管理なども含めたサービス提供モデルにシフトしている。この背景には、IoT/M2Mやクラウド、センサーシステムなどの普及がある(つながる工場化)。
サービス提供モデルの代表例としては、MFP(複合複写機)によるカウンターチャージモデルがある。このモデルは今後、生産設備・機器、建機・重機、ユティリティ設備・機器、エンジン、タービン、産業用ロボットなどへの適用拡大が見込まれる一方で、実際にどの設備・機器でサービス提供モデルのポテンシャルが大きいかはわからない。
以上の点を踏まえた上で、サービス化する製造業の実態と将来を展望する。
本調査では、機器メーカーとITベンダーの取り組み、さらにはユーザ調査を併用することで、そのニーズを明らかにすることに主眼を置く。
調査目的
①サービス提供モデルの実態・事例(具体的な製品、サービスモデルなど)
②機器メーカー・装置メーカー・ITベンダーにおける取り組み
③ユーザ(製造業・工場)におけるサービス提供モデルに対する評価
④今後のサービス提供モデルのポテンシャル評価
調査対象
■機器・装置メーカー:機器・装置メーカーにおけるサービス提供モデルへの取り組みと方向性を把握する
・機器メーカー(製造機器・装置、ユティリティ機器・装置、重機・建機、エンジン、タービン、FA機器・産業用ロボット、オフィス機器など)
■ITベンダー:ITベンダーにおけるサービス提供モデルへの取り組みと方向性を把握する
・ITベンダー
・SIer
・通信事業者など
■ユーザ企業:製造業におけるサービス提供モデルの評価と導入意向を把握する
・製造業(IoTやクラウドなどを活用したビジネスモデルを導入しているユーザ企業が対象)
調査方法
機器・装置メーカー調査:10社(直接面接取材)
ITベンダー調査:3社(直接面接取材)
ユーザ企業調査:7社(直接面接取材)/100社(電話調査)
報告書内容予定
1.機器・装置メーカー調査
機器・装置メーカーにおけるサービス提供モデルへの取り組み
具体的なサービス事例/ビジネスモデル/外部連携の状況
メーカー機能変化への評価/今後の取り組み
2.ITベンダー調査
ITベンダーにおけるサービス提供モデルへの取り組み
具体的なサービス事例/ビジネスモデル
機器・装置メーカーとの連携状況
製造分野におけるビジネスモデル変化への対応/今後の取り組み
3.ユーザ企業調査
製造業におけるサービス提供モデルの導入状況/評価
導入している場合の具体事例/導入していない場合の導入意向の有無
メーカー機能変化への対応/導入したい機器・装置
4.まとめ
サービス提供モデルの実態・事例(具体的な製品、サービスモデルなど)
機器メーカー・装置メーカー・ITベンダーにおける取り組み
ユーザ(製造業・工場)におけるサービス提供モデルに対する評価
今後のサービス提供モデルのポテンシャル評価
募集要項概要
参加募集期限:2018/12/30
調査報告書納品予定:2019年2月下旬
参加費用:800,000円(税別)
詳細・お申込みはホームページよりお問い合わせください。
注1)調査企画名、参加募集期限は変更する場合がございます。
注2)調査報告書納品予定は募集状況、調査状況その他により遅れる場合がございます。