水関連事業におけるIT需要調査 ~民間委託/民営化が進展する水関連事業におけるIT需要の実態~
企画趣旨
水道事業体の基盤強化を主目的として、2017年3月に水道法「改正」案の閣議決定が行われた。現状、当該法案は継続審議中であるが、この法改正が実現すれば、今後の官民連携の進展が期待される。
具体的にはコンセッション方式の浸透・加速が見込まれ、水道事業における民間活用、さらにはIT活用がより多様化・進化すると見られる。
加えて下水道や浄水場においても、ITモニタリングの普及見込など、水関連事業全般でのIT活用の拡大が予想される。
調査目的
・水道法改正をにらんで、水道事業での民間委託、コンセッション方式の行方を探る
・水関連事業における、民間活用見通しなどを踏まえつつ、そこでのIT需要/システム需要を予想する
・自治体の考え方の把握
調査対象
本プロジェクトでは、自治体を中心とした水関連事業者からの情報収集(電話調査)がベース。
<ステップ1>
・自治体などへの電話調査(定量調査)
・都道府県、市町村
・調査対象領域は「上水道、下水道、浄水など」
<ステップ2>
・電話調査結果の深堀調査/直接面談調査(定性調査)
・自治体(ステップ1から抽出)
・官公庁(厚生労働省、国土交通省、総務省)
・業界有識者など
調査方法
・ステップ1(電話調査):150自治体
・ステップ2(直接面接調査):20件
自治体(ステップ1から抽出)、官公庁(厚生労働省、国土交通省、総務省)、業界有識者など
報告書内容予定
<調査結果の各論>
1.水関連事業での民間活用/民営化の現状
2.水関連事業でのIT導入/システム対応への取り組みと評価
3.ITで期待される領域
4.水道事業広域化への対応
5.水道法改正への対応
6.ITベンダーなどへの要望(クラウド対応、LGWAN対応、スマホなどのスマートデバイス対応、操作性向上、値引/価格許容度、サポート面など)
7.水関連事業民営化での問題点・課題
8.今後の方向性
<全体まとめ>
1.水関連事業における民間委託の現状と可能性
2.水関連事業でのIT活用の現状と今後の見通し
3.水道事業広域化や水道法改正など、仕組み変更への対応、その他全体総括
募集要項概要
参加募集期限:2018/12/30
調査報告書納品予定:2019年2月下旬
参加費用:800,000円(税別)
詳細・お申込みはホームページよりお問い合わせください。
注1)調査企画名、参加募集期限は変更する場合がございます。
注2)調査報告書納品予定は募集状況、調査状況その他により遅れる場合がございます。