IoTサービス向け通信モジュール・サービス調査
企画趣旨
5Gの導入によりあらゆる「モノ」がネットに繋がるIoT(Internet of Things)の市場拡大が期待されている。これまでの3G、4Gにおいても通信モジュールは提供されてきたが、一度導入すると減価償却期間が長く、3Gのまま使用されてきたものも数多く存在する。 一方で大手通信事業者は3G商用サービスの終了を発表しており、既存の3G通信モジュールは更新時期を迎えることとなる。
総務省の方針により仮想通信事業者(MVNO)の新規参入が相次いだ。その中でも通信モジュールを活用した通信サービスを提供する事業者は一定の収益基盤を獲得するに至っている。技術的にも従来からの通信サービスで使用されてきた「SIMカード」を無くした「e-SIM」を採用することで、柔軟なサービス運用を可能にするなど、各社工夫を凝らして差別化を図っている。
本調査企画では、IoTサービス向けに通信モジュールサービスを提供する事業者に焦点を当て、各産業別の導入事例を紹介しながら、5G以降の市場の拡がりを予測するものとする。
調査対象
・通信事業者:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル
・仮想通信事業者:IIJ、NTTコミュニケーションズ、SORACOM他
・通信モジュールベンダー:日立国際電気、京セラ、セイコーソリューションズ、Gemalto、SierraWireless、u-blox、SIMCOM、AM Telecom、Option Wireless Technology、Telit Wireless Solutions他
調査方法
面接取材調査(直接面接、オンライン)、メール調査、文献調査
調査期間
2020年11月~2021年2月
報告書内容予定
1.サマリー
1-1. 国内市場動向まとめ
1-2. IoT契約回線契約数
1-3. カテゴリー別長期需要概況 2019-2030(累計回線数)
2.主要カテゴリー別の需要動向・通信方式別動向
2-1. IoT市場全体の長期需要動向 2019-2030(累計回線数)
2-2. 在庫・売上/情報管理
2-3. 車載分野
2-4. 遠隔監視/遠隔管理
2-5. 決済関連用途
2-6. 携帯用端末(決済用モバイル端末・業務用端末など)
2-7. デジタルサイネージ
2-8. 医療・ヘルスケア・介護関連
2-9. その他
3.市場参入ベンダー動向
3-1. 通信事業者動向
1). 通信事業者別の累計契約回線数の推移 2019-2030
2). 通信事業者別動向
(1) NTTドコモ
(2) KDDI
(3) ソフトバンク
(4) 楽天モバイル
3-2 主要MVNO(仮想移動体通信事業者)の動向
3-3. 通信モジュールベンダーの動向
1). モジュール市場の全体動向
(1) 出荷動向
(2) 参入ベンダー動向
(3) 高速対応モジュールの開発動向
2). 主要ベンダー動向
3). 通信モジュールベンダーシェア 2019-2023
3-4. その他の参入ベンダー動向
1). 通信機器ベンダー
(1) 通信機器の採用動向
(2) 主要ベンダー動向
(3) 通信機器の出荷台数動向
(4) サービス・システムベンダー動向
募集要項概要
参加募集期限:2020/11/30
調査報告書納品予定:2021年2月下旬
参加費用:500,000円(税別)
詳細・お申込みはホームページよりお問い合わせください。
注1)調査企画名、参加募集期限は変更する場合がございます。
注2)調査報告書納品予定は募集状況、調査状況その他により遅れる場合がございます。