終了 産業分野におけるセンサー活用/データ活用の実態調査

企画趣旨

近年、IoT及びクラウドの普及により、産業分野(工場、建設、倉庫・物流、社会インフラなど)におけるデータ収集及びデータ蓄積基盤が急速に整備されてきた。併せて、データ収集ツールとしてのセンサーシステム/IoTへの期待が高まってきている。また収集データの有効活用といった点では、解析技術の向上やAIの進展により、以前よりも実効性の高い成果が期待されるようになってきた。
2025年を睨んだ長期展望では、IoTを基盤として、画像を含めたセンサーシステム/センサーネットワークに囲まれた社会の到来が予想される。言い換えれば2025年頃には、様々なセンサーが協調して社会を包み込むセンサーネットワーク社会を予想する。
本調査企画では、以上の点を踏まえた上で、産業分野におけるセンサーシステムの活用実態を明らかにするとともに、収集データの利活用に関する考えを探る。尚、本調査から明らかになることは以下の5点がポイント。

◇産業分野におけるセンサー活用/センサーシステムの利用実態
◇センサー活用/センサーシステム利用における問題点・課題の抽出
◇データ収集への取り組み/収集データの利活用状況(データ解析の状況など)
◇データ収集/データ活用における問題点・課題の抽出
◇課題解決への取り組み(外部連携状況、AI活用の有無、社員教育への取り組みなど)

調査対象

1.製造業:60社
プロセス系(化学、鉄鋼・非鉄金属、食品・飲料、紙・パルプ、繊維など)
加工組立系(輸送用機械、生産機械、電子機器、情報通信機器、オフィス機器など)
2.建設業:40社
​総合工事、設備工事(中堅~大手)
3.倉庫・物流業:40社
陸運・海運・空運、倉庫・保管(中堅~大手)
4.社会インフラ:60団体・社
​電気・ガス・水道事業者(公益系事業者)、自治体(インフラ保全・管理)

調査方法

全ての調査対象において電話調査を行う。

調査期間

2020年11月~2021年2月

報告書内容予定

<製造業>
​・生産設備・製造機器/ユーティリティ設備におけるセンサー活用・センサーシステムの利用実態
・データ収集状況(データ収集の有無、データ収集する設備・機器/業務など)
・収集データの蓄積状況(データ蓄積の有無、クラウド対応、自社DC、外部DCなど)
​・データ活用への取り組み(データ活用/解析の有無、自社対応・ベンダー対応・機器メーカー対応など)
​・問題点・課題(システム投資予算がない、クラウドは使いたくない、データを読める人材がいない、データ活用方法がわからない、成功事例を知らない、どのデータを取ればいいかわからないなど)
・問題点・課題解決への取り組み/AI活用の可能性など

​<建設業/倉庫・物流業/社会インフラでの調査項目>
・建設業:建機・重機、各種資材、作業者のヘルスケアモニタリングなどを対象とする
・倉庫・物流業:輸送用機器、物流設備、倉庫・保管施設、物品・荷物、作業者のヘルスケアモニタリングなどを対象とする
​ ・社会インフラ:インフラ管理/電気・ガス・水道事業(公益事業者、自治体など)における保全に関わる業務対象とする
 

募集要項概要

参加募集期限:2020/11/30
調査報告書納品予定:2021年3月下旬
参加費用:800,000円(税別)
詳細・お申込みはホームページよりお問い合わせください。

注1)調査企画名、参加募集期限は変更する場合がございます。
注2)調査報告書納品予定は募集状況、調査状況その他により遅れる場合がございます。